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- / ISBN・EAN: 4988111285119
感想・レビュー・書評
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結局目が離せないし、やっぱり考えてしまう。
かといってのめり込めるわけでもない。
撮影監督の意志なのか監督の意志なのか、ドキュメンタリーじゃないんだからって映像が多発しすぎて主題が交錯してしまう。
でも別に、小難しい映画ってわけじゃないのです。
つうかこの人(orアメリカ人)の美人の定義がわからん。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
デヴィッド・リンチの映画に対して私は「きしょい」「怖い」「わかんない」の三つしか感想が出てこなかったりすることがままあるわけですが、今回も予想を上回るいきおいで「きしょい」「怖い」「わかんない」。
今自分が何処にいるのか判らなくなる。まさにカオス。
しかしてここまでグチャグチャに混迷を極めておきながら、ラストでぐっと集約してまとめてしまう。この力技は凄い。
脳みそを攪拌されるような心地を味わいたい方にはお勧めです。 -
リンチワールド炸裂。マルホの方がまだ視聴者に手の内を見せてくれてたから親切だったけど今回はなんっにも教えてくれなくて視聴者にかなり不親切な作品でしたねー。そしてやっぱり不思議で不気味でわけわからん。まずウサギ怖いです。観客は何をもって笑っているんですか。引っ越してきたおばさんも怖い。お姉ちゃんたちやたらグラマラスですがどなたですか。映画の中なんですか、彼女の空想の中なんですか、ここどこなんですか。謎謎謎謎。まぁ謎だらけ。なのに何故だかリンチさんには惹きつけられて止まないんですよね。それが一番の不思議。みんな陽気に踊り狂ってなんだか楽しい気持ちになるのエンディング、これが本作の中では一番好きでした。
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描かれる空間・時間・虚実の混乱と倒錯に加え、手持ちDVカメラのチープな質感によって画面の手前にいるカメラマン(リンチだっけ?)や視聴する自分と映画との関係までもが混乱と倒錯を始める。おそらく意図なんてない。マルホランドドライブまではかろうじてあった秩序や筋立ては消滅した。タチの悪い即興劇のような生々しいライブ感を吉と見るか凶と見るかは自分次第。難解なんじゃない、でたらめなのだ。リンチ的哲学以外にルールはないのだろう。相変わらずの美しく禍々しい独特の世界観構築力は恐れ入る。しかし個人的にはちょっと食傷気味、上映中眠くなった。勝手にするといい、それが最大の賛辞なのでは。
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うさぎ?
精神倒錯する。何次元存在するんだろう?僕もいつの間にかαの世界に・・・。
裕木奈江ってそんなに英語が上手くないね。 -
リンチの傑作3時間。
ばななさんおすすめ。