パーフェクトブルー【通常版】 [Blu-ray]

監督 : 今敏 
出演 : 新山志保  辻親八  篠原恵美  古川恵実子  梁田清之  松本梨香  大倉正章  江原正士  岩男潤子  堀秀行  塩屋翼 
  • ジェネオン エンタテインメント
4.19
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感想 : 18
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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4988102531027

感想・レビュー・書評

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  • 今敏の監督作品はすべて見た。
    劇場アニメ「千年女優」「東京ゴッドファーザーズ」「パプリカ」、アニメ「妄想代理人」、漫画「海帰線」「セラフィム2億6661万3336の翼」「OPUS」「夢の化石」も。
    おそらく今敏の作風といえば「千年女優」「東京ゴッドファーザーズ」「パプリカ」だろうが、個人的には本作が一番好き。
    はっきりと控えているに、2001,2003,2004,2011、2016年と、見て、見返して、もはや血肉化したり、毎度発見があったり。
    もしかしたら2003年に見たのは『PERFECT BLUE 夢なら醒めて……』(監督・サトウトシキ)かもしれない。
    感想は言うも野暮、1時間でも2時間でも書き続けられるが、それは不可能なので、一言、すごい! 演出も、声も!

  • アイドルグループの「CHAM」に所属する霧越未麻(きりごえ みま)は突如グループ脱退を宣言し、女優への転身を計る。
    未麻は事務所の方針に流されつつも、かつてのアイドルからの脱却を目指すと自分を納得させる。
    初出演のドラマはセリフが一言だけの端役から始まり、続いてレイプシーンを演じることとなる。さらにはヌード写真集のオファーが来るなど、アイドル時代からは考えられなかったような仕事をこなしてゆく未麻。
    「CHAM」以来のファンたちは未麻の厳しい現状を嘆くが、彼女の女優生活は次第に軌道に乗り始める。
    しかし、人気とは裏腹に未麻は現状への不満を募らせ、アイドル時代の自分の幻影さえ見るようになる。
    レイプシーンやヘアヌードは本当の自分の姿なのか。自分が望んだことなのか。
    そんな疑問を抱く中、インターネット上に未麻になりすました何者かがウェブサイトを開設。
    しかしその内容は虚実を織り交ぜつつも、まるで未麻本人が書いたかのように詳細を極めていた。
    未麻はストーカーに監視されていたのだった。「アイドルとしての未麻」が更新を続けるウェブサイトを見て、未麻は精神的に追い詰められる。また、未麻の事務所に手紙爆弾が送りつけられたり、関係者が次々と殺される事件が発生する。
    果たして犯人は、何者なのか?
    アイドルだった未麻が、女優に転身する中で、自分のなりすましやサスペンスドラマでのレイプシーンの撮影やヌード写真集の撮影の中で神経をすり減らし、自分のアイデンティティーが崩壊寸前にまで追い詰められていくサイコサスペンスの鬼気迫る描写は、アイドルだった未麻の中の少女性と大人の女性に脱皮しようとする自我のせめぎ合いでもあり、ダーレン・アロノフスキーが「レクイエム・フォー・ドリーム」「ブラック・スワン」で引用するためにわざわざ実写化権を購入したのも納得のリアルさと怖さ。
    ただ連続殺人事件の謎解きが、ありがちな感じなのが残念。
    芸能界の残酷さを描くバックステージものとしても楽しめる傑作サイコサスペンスアニメ映画。

  • 相変わらず、現実と妄想の混ぜ具合が凄い。アイドル業界とかいかにも「ありそ〜」な設定ではあるけど、最後までちゃんと観れたのは演出のチカラってやつかなぁ?

  • アイドルの虚構と現実というモチーフは現代でも十分に通用するもので、鋭いテーマ性・批評性をもった映画でした。

    ヒロインが可愛く描けていることなど、この映画への好意的な印象を持つ一方で、しんどい場面が多くて辛いです。アイドルを卒業して女優を目指すも、ドラマのレイプシーンやヌード撮影など、気の毒になる展開。そんな中で精神のバランスを崩して現実と妄想の区別もつかなくなり…。

    現実と虚構が入り乱れる、今敏らしい作風ではあります。終盤に事件が解決して現実にしっかりと着地するところは意外であり、嬉しいポイントでした。

    今敏監督作品は一応これでコンプリート。凄い作家だと思いますし、早逝がとても惜しまれます。個人的には最高傑作は「千年女優」だと思います。それに次ぐのが本作かな。

  • 夢か現かを途中から追体験できる感じになっていて、結構ちゃんとサイコスリラーな感じだった。面白かった。

  • パーフェクトブルー
    Netflix
    97年か…その辺の年代の作画だなぁw
    キャラクター原案が「江口寿史」先生だったw
    アイドルから女優への変遷期…少女から大人の女へと変わろうとする過程で揺れ動く心が幻影を生む…並行して狂信的なファンが彼女を守ろうと事件を起こしていく。
    中盤から現実と幻想の境目が分かりづらくなって面白いんだか面白くないんだか分からない…笑笑
    ありゃマネージャー?ガチオタのあいつは何処へ?オチも詰まらんね…残念

  • 今となれば予言のような、コワイ

  • 97年公開の #今敏 ・初監督作品で日本版R-15指定VerのBlu-ray。

    アイドルから女優に転身し、連続殺人鬼に狙われるサスペンスもので、今敏監督こだわりの美術や演出など基本が詰まっている。

    映像特典の #パーフェクトブルー 講座を観るとより理解が深まる。

    @BizHack1
    https://amzn.to/3CHLKIe

    2024/11/23

  • 劇場での鑑賞。傑作。だが一度観ただけではわからない点が多くその後ネット検索したが、何度も観た人の感想もマチマチで、映画自体が観た人それぞれの想像力に委ねられているところもあるようだ。それも含めて傑作。

  • 映画の話をしてて、ちょくちょく名前を聞いているのに見たことがなかった映画。やっと観た。主人公のもとアイドルの子の心の揺らぎと本当か幻想かわからない展開が最後までわからなくて、観たあとまで余韻が長く残った。面白かった。

  • サイコサスペンスってあまり自分から見ないジャンルなんだけど
    今さんの作品はついつい見ちゃいます。

    内容が好きか嫌いかっていうことより
    評価せざるをえないというか!

    今作品もすごく楽しめました。


    亡くなったという事実が残念でなりませんが
    それでも作品を通して追悼できるのが少し幸せでもあります。
    それにしても惜しい方をなくしました。

  • エロスありです。終盤につれ段々面白くなります・・・!!

  • ブラックスワンをみてからみたら
    本当にこの作品にオマージュされているんだな。

  • ブラックスワンにちかいといううわさ

  • これでもか!というほどちりばめられた平沢進ネタを探すのがおもしろい。
    今敏監督のせいで平沢にハマった身としては、なんだか複雑な気分である。やられたなーもう。
    後半のどれが本当に起こっているのかわからなくなる感じが最高にキモチワルイ。
    そこがいいんですよ。

  • 82

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著者プロフィール

今 敏(こん さとし)
1963年10月12日生まれ。北海道出身。武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒。漫画家、アニメーション監督。大学在学中の1985年、ちばてつや賞を受賞し、漫画家としてデビュー。漫画作品としては『海帰線』、『ワールド・アパートメント・ホラー』、短編集『夢の化石 -今 敏全短篇』(以上 講談社・刊)、『OPUS』上・下巻、『セラフィム 2億6661万3336の翼』(以上 徳間書店/復刊ドットコム・刊)がある。
1990年以後、劇場用作品を中心に、美術設定やレイアウト担当としてアニメーションの世界でも活躍。1998年には、映画『パーフェクトブルー』で初監督。その後、2002年『千年女優』、2003年『東京ゴッドファーザーズ』、2006年『パプリカ』を発表し、世界各国の映画賞を受賞。また、2004年には、TVアニメ『妄想代理人』を、2007年には短編アニメ『オハヨウ』を制作。
2010年8月24日逝去。享年46歳。

「2023年 『今 敏 MANGA選集 3 海帰線 [ワイド版・生原稿ver.] KAIKISEN』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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