ロング・グッドバイ [DVD]

監督 : ロバート・アルトマン 
出演 : エリオット・グールド  スターリング・ヘイドン 
  • 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2008年2月22日発売)
3.48
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レビュー : 46
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988142633125

感想・レビュー・書評

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  • 1973年公開のアメリカ映画。

    我がバイブルとも言える
    レイモンド・チャンドラーの不朽の名作
    「長いお別れ」。

    探偵フィリップ・マーロウと
    憎みきれないロクデナシの
    テリー・レノックスとの友情を描いたこの名作を
    全く新しい解釈で映像化した作品で
    もうホント大好きなのです。

    原作ファンには
    とにかく評判の悪かった今作だけど(笑)
    (テリー・レノックスファンは特にね)

    原作をここまで崩してなお
    チャンドラーの意志や匂いを感じさせてくれる手腕は
    さすがロバート・アルトマン!

    マッチョでタフで
    どんなに痛めつけられても減らず口を叩く、
    スタイルとしてのハードボイルドではなく、
    精神的なハードボイルドを描いた点は
    高く評価できると思います。


    あえて原作にはない
    腹を空かした愛猫のために
    深夜にキャットフードを買いに行くシーンを冒頭で見せたのも
    (カレー印の猫缶しか食べないのです笑)

    ハードボイルドはスタイルではない、
    生き方なのだを
    後々解らせてくれる。
    (この猫のエピソードは本当に秀逸で、ラストシーンを理解する為の非常に重要なシーン)


    そして真のアウトサイダーであった
    アルトマン監督の気概に胸打たれる、
    原作とは違う
    衝撃的なラストシーン。


    まったく関係ないけど
    パンクとは音楽の形態や
    見た目のスタイルではなく
    「何かを越えていく生き様なのだ」と説いた
    ジョー・ストラマーの言葉が甦ってくる(>_<)


    皮肉たっぷりの70年代のLAの雰囲気、
    (夜景の美しさは必見)

    現代版マーロウに扮した
    エリオット・グールドが
    本当に情けなくてカッコいい。

    カッコ悪いことが
    本当はカッコいいんだということを
    自分はこの映画から教わった。


    夜を彩るジャジーなテイストや
    トランペットやバーでのピアノ演奏など
    ジョン・ウィリアムス作曲のテーマソング「The Long Goodbye」が
    手を変え品を変えアレンジを変え
    何度も流れるのも非常に印象深い。


    ちなみに松田優作はかなりこの映画が好きだったんだろうなぁ。

    伝説のドラマ「探偵物語」は
    もろこの映画に影響受けてます(笑)
    (工藤俊作のキャラはまさにエリオット・グールド!)

  • 原作読了済ですが、この映画はこの映画として楽しめた、なかなかな成功作と思う。
    原作が天才の物書きで、謎解きも読ませない超絶最高作品だから映像化とかリスクやばいんですけど、役者の個性を上手い具合強調したオリジナリティがなんとも自然に見えました。原作とは違う魅力をみごとに描き出した映画だなあ、と感心。面白かった。けど以前観たこと忘れてもいたわ

  • エリオット・グールドのフィリップ・マーロウは、見た目はちょっとふつうのマーロウ像=渋い!と違って若々しく軽いイメージで、これはこれでいいのだが、モゴモゴと独り言をいうのが気になる。まあ小説でも独り言は多いんだけれど。

    ただストーリーの方が、肝心のテリー・レノックスとの友情のところがすっぱりとカットされていて、そりゃいくらなんでも…。いきなり「よう、久しぶりだったな」みたいなかんじで始まられてもなあ。

    ラストもチョコチョコっとまとめられていきなりズドンでは余韻もなにもあったものではない。以前雑誌で見たグールドのマーロウが意外と印象的で気になっていただけにちょっと残念。思わず原作を読み始めてしまった。あとJazzっぽい音楽と粒子の粗い映像やカラーは70年代の香りがしてよかった。

  • 原作とは全く別物とみなした方が読後感はスッキリすると思われる。
    つまり、原作が好きだった方には、まずお勧めしない。

    絵や音楽は良い味を出している。
    しかし本が余りにも…過ぎる。(おそらく、原作を読んでいない人にはサッパリ…ではなかろうか!?)

  • 2016年10月頃鑑賞。

    原作の小説ほうは雰囲気があって面白いんだけど、映画は結末も違うしうーん、という感じだった。

  • 1973年公開
    監督 : ロバート・アルトマン
    ==
    親友の頼み事を聞いたことから、ある入り組んだ殺人事件に巻き込まれていく探偵のお話。

    舞台設定とか主人公の風貌とか、明らかにその後の探偵モノの原型になっている部分もあり、ワクワクしてみていくと失敗します笑 これは探偵モノとしてみると、伏線と見せかけてなんでもない要素が多すぎて笑、振り回されます。そしてオチも、すごいオチ方。これは雰囲気と、アメリカってわけわかんない変なひとたくさんいるのねっていう映画だと思ってみるのが正解。

  • ・クールでいながら熱い(感情がある)
    ・淡々としながら、グロテスク。
    ・映画のリズムが心地良い。空気がからっとしている。

  • いいやつ過ぎて、親友を助け
    いろいろと巻き込まれるんだけど
    いつも淡々としている主人公。

    そんな彼も
    さすがに最後は
    ロング・グッドバイ。


    本も読んでみよっと。

  • 飼い猫のお気に入りの猫缶がスーパーで売り切れていたので、別の猫缶を買い、詰め替えてから与えたところ、飼い猫が出て行ってしまった。騙されたことに腹を立てたのだと思われます。マーローも同じく、騙されたことに腹を立てて衝動的な行動に出て終わるお話でした。マーローはマルボロって呼ばれるほど、終始タバコを吸ってました。煙たい映画でした。

  • 聞きしに勝る変な映画でした。フィリップ・マーロウはあまりにかっこ悪いし、いったい何が何なのかもよく分からない。でも、これが面白いから困ってしまいますな。

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