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- / ISBN・EAN: 4988142633828
感想・レビュー・書評
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服の下に火をもつ女(が年取った中年)の股の間でED解消するシーンは、園子音監督の『愛のむきだし』の元ネタかもなー。園子音監督のベスト10映画のひとつらしいので。
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フェリーニの絵画・・・
そして能、般若心経、ガムラン、ケチャ、アフリカンドラム、ラッパの咆哮・・・
黒澤 明の蜘蛛の巣城、羅生門を髣髴とさせる人間の業・・・
はたまたカサノバを彷彿とさせるエロチシズム・・・
黄泉の国すれすれの世界・・・
太古の昔から 未来永劫 変らぬ 人間の業
こりゃぁね。やっと観たって感じですよ。フェリーニを。
なんてったって最盛期の作品だそうじゃないですか。
キリスト以前の古代ローマ。
快楽を貪り華奢に溺れ、暴力と狂気が君臨する退廃の極の世界。
男女入り乱れての混浴、男同士の結婚、両性具有の神の子、人肉嗜食。
人間の本能が生み出す凄まじいまでの欲望の数々。
全編通して強いエネルギーを発し続ける映像に圧倒されました。
巨匠フェリーニが描く絵画。タイトルは“人の業”。
(120123鑑賞) -
製作年:1969年 製作国:イタリア 時間:128分
原題:FELLINI-SATYRICON
監督:フェデリコ・フェリーニ
フェリーニのなにが良いって、なにが良いのかよく分からないがまた観たいと思わせる映画を撮るところ。(3.5点) -
1969年制作のイタリア映画。監督はフェデリコ・フェリーニ。
眼に入って来ることで得られる楽しさなら彼の1960年の作品「甘い生活」の方が素敵だけれど、あたしはこちらの方が好き。ただ、原作を読まないと分からないところが多々あって、お蔵入りした本たちを整理する必要がある、と感じました。個々のエピソードが点々と、繋がっていない状態で撮られているこの物語は、兄弟の彼らがいなければ繋がるはずのなかった物語です。映画の全体像は、淡々と綴られているけれど、その中に、隠せないほどの人の欲望や、残虐さや、業の深さが蔓延っていました。どなたか書いていたけれどエンタメに慣れているとこの映画は詰らないんだそう。
(2009.12.11) -
1969年 イタリア
本に載ってた写真の両性有具の子が主役と思ってたので
出番があっさりと終わってびっくりした。
視聴中に頭痛と吐き気(映画のせいじゃないけど)
映像はとても綺麗だったけど内容が頭に入んなくてよくわからなかった
歳とったらもう一度観てみようかなぁ