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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4933364611499
感想・レビュー・書評
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請求記号:12D006(館内視聴のみ)
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以前、原作のマンガを読んだことのある『夕凪の街 桜の国』の映画化作品を観ました。
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『夕凪の街』──原爆投下から13年後の広島。
母「フジミ」と2人でこの街に暮す「平野皆実」。
彼女には弟の「旭」がいたが、戦時中に疎開し、そのままおば夫婦の養子になっていた。
そんなある日、「皆実」は会社の同僚「打越」から愛の告白を受ける。
ためらいつつも幸せに浸る「皆実」だったが、そんな彼女を原爆症の恐怖が襲う…。
『桜の国』──現在の東京。
定年退職した父「旭」と一緒に暮す娘の「七波」。
ある日、「旭」の行動を不審に思って後をつけた「七波」は、そのまま広島まで来てしまう。
やがて、広島でいろいろな場所や人を巡る「旭」の後を追ううち、次第に自分のルーツに思いを馳せていく「七波」だったが…。
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広島出身者にとって昭和20年8月6日は決して忘れられない日。
本作は、その瞬間ではなく、生き残った人々の苦悩や恐怖、世代を超えた悲劇を淡々と描いた秀作です。
原作を読んでいないとやや伝わり難い部分がある感じはしましたが、「皆実」役の「麻生久美子」や「旭」役の「堺正章」は原作のイメージを再現していて違和感なく観れたし、映画の中の広島弁を聞きながら故郷を懐かしく感じながら観まることができましたね。
「皆実」が原爆症で亡くなるシーンでは、涙が零れるのを我慢することができませんでした。
広島を舞台にしたシーンでは必要以上に感情移入してしまうんですよねぇ。
もう65年前の出来事ですがヒロシマに実際に起こったこと、、、
息子にも伝えていかなくちゃいけないことだと強く感じました。
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監督: 佐々部清
製作: 松下順一
プロデューサー: 臼井正明
米山紳
企画プロデュース: 加藤東司
原作: こうの史代
『夕凪の街 桜の国』(双葉社刊)
脚本: 国井桂
佐々部清
撮影: 坂江正明
美術: 若松孝市
音楽: 村松崇継
照明: 渡辺三雄
助監督: 山本亮
メイキング: 片岡秀明
出演:
田中麗奈 石川七波
麻生久美子 平野皆実
吉沢悠 打越豊(青年時代)
伊崎充則 石川旭(青年時代)
中越典子 利根東子
粟田麗 太田京花
金井勇太 石川凪生
田山涼成 打越豊
田村三郎
松本じゅん
桂亜沙美
小池里奈
藤村志保 平野フジミ
堺正章 石川旭 -
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2007
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読書会で知り合った人の薦めもあって、レンタル屋で手に取った一本。原作漫画と比べて原爆症の描写がマイルドにされているとの評判も聞くが、それでも原爆や放射能の恐ろしさは十分に伝わった。どの俳優さんもステキだったが、特に前半の『夕凪の街』の主演を演じる麻生久美子の演技がすばらしくそれだけでも見ごたえ十分だと感じた。
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ひとりひとりの、
かけがえのない物語が、
原爆が落ちる前にも、
落ちた後にも、
そして今のこれまでにもあるはずなのだ。 -
大学のレポート課題で視聴。
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広島に生まれ育った人間として、被爆者と被爆2世の両方を扱った作品は非常に興味深く、個人的に本作品は映画・DVD等で何度も見返した馴染みの作品である。
実際に生き残った被爆者や被爆2世は、本当に差別や放射能による遺伝等々数々の苦労があった。
この作品を通じて被爆者家族の戦後をもっと知ってもらえればと思う。
W主人公に麻生久美子と田中麗奈。麻生久美子は大好きな女優さんなので、麻生さんの広島弁はそれほど上手ではないけれどキュンっとしてしまった。 -
いい映画だなあ
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同じ第二次戦争の話で、過去と現在がリンクするって点で永遠の0と似てるかな。油っこくないから、こっちのほうがすきだ。
麻生久美子が戦中を、田中麗奈が現代の主人公
子役時代の小池里奈が出てます。 -
桜の国はどうしても必要だったのだろうか。
あるいは、原作どおりにつなげただけかな。
もう少し工夫があってもよかったかも。 -
麻生久美子が漫画から抜け出たような美しさでした。
戦争を知っている人々がいなくなり、やがて風化してしまうのでしょうか。悲しみが続くのはつらいことですが、忘れてしまってはいけないのだ、と痛感しました。そのためにも、こういう映画が必要だと思います。武器を持って戦うばかりが戦争ではありません。ずっと終わることなく、続いているのです。 -
夕凪の街
昭和33年の広島、平野皆実は同僚の打越から告白を受ける。
しかし皆実は原爆で父と妹を亡くしていて、自分だけが幸せになって良いのかという声が聞こえてくるのだった。
桜の国
現代の東京、石川七波は小学校の同級生東子と 最近様子のおかしい父 旭の跡をつける。
旭は夜行バスで広島へ向かい、皆実のかつての知人と再会していく。
放射能の被害は被爆した人の健康被害だけには留まらず、後後の代まで差別や偏見として残っていく。
広島・長崎・福島、三度被爆した国 日本の忘れてはならない教訓。 -
いわゆるピカドンがあった広島の街を描く 夕凪の街
それから数十年後の弟を追った OLの悩み事やらなんやらを描く 桜の国
なっちゃんは、プリンセスプリンセスの世代なのかとドッキリ。 -
広島の街を 舞台にしているとは思わなかった。
DVDをみながら、いろんな想いに駆られた。
広島の平和記念館は、見に行ったことがあったが・・
いつ行ったのか 想い出せない。
しかし、そのときに見た写真の強烈なインパクトは
はかりしれないものがあった。
『夕凪の街 桜の国』は、
なんてしづかに・・・原爆が落とされたことに対して
かたるのだろう・・・
声だかに『原爆反対』を言うわけではない。
夕凪のような風がぴたっと止まった時に
しづかに話される言葉の響きは重くてセツない。
皆実(麻生久美子) はいう・・・
『原爆が落ちたのではなくて落としたのだ。』
『生きていていいのかな?』
『やった、これでまた一人死んだと喜ぶのだろう』
淡々と言う言葉が 実に突き刺していく。
原爆は 一瞬にして命を奪い・・・
原爆は 苦しんで殺し
原爆は ケロイドとなって身体に傷を残し
原爆は 世代につながれた。
『1回性』ではなく 『継続性』を持っていた。
皆実は 希望を失い・・・絶望する手前で、
じっと、踏みとどまる・・・けなげさ。
七波(田中麗奈)は、オヤジ(堺正章)の挙動不審なところがあり、
(堺正章は配役ミスであろう・・・
堺正章というキャラが 文脈としてあっていない。)
そして、そのあとを追いかける・・
そのオヤジは 皆実の弟 あきら だった。
広島へ行く オヤジを 追跡し・・・
原爆でなくなった 皆実 みどり フジミ を
思い出す・・・そしてお母さんも 被爆者 だったのだ。
七波のしづかな視線・・・・
『原爆』というものが次第にはっきりと目の前に登場する。
広島の痛みが・・・日本の痛みにつながっていく。
いや つながっていないかもしれないが・・・
『夕凪の街』は、つながることを期待している。
物語が終わったときに・・・
こらえていた 涙が こぼれ落ちた。
あーぁ。
日本が今でも、こんないい作品をつくるんだ。
という 身体が震えるような喜び。
そして、原爆というものが、
持つ ニンゲンの生命を踏みにじる 行為。
夕凪の街 広島と・・・
桜のきれいな 日本を 『補助線』で つなげたことが
すばらしい作品となった。
日本人の持つ 桜への想い
と わずかな瞬間の生命が、重なり合う・・・
春という季節に こぼれんばかりに咲く 桜。
皆実の生命に重なる・・・
桜がきれいな日本・・・
そんな中で はかなく生きてる。そして、しづかに。 -
6年前くらいに原作漫画を読んで衝撃を受けて、そのイメージが大切すぎて映画を観られなかったけれど、WOWOWで放映されていて、もういけるかな、と思って観ました。
原作と違うところもあるけれど、メッセージはすごく伝わっているし、原作の力のある台詞はそのまま使われているし、良い映画だと思います。
皆実の透明感が麻生久美子にピッタリだった。
原作ほどではないけれど、やっぱり泣くしし、ずしんと来る。
原作もこの映画も、日本人が大切にしていかないといけない作品だと思います。 -
麻生久美子さんの台詞が衝撃だった。
私はまだまだ知らないことがたくさんあるんだ。
分かっているようで、実際は全然分かってなんかいないことに悲しくなった。
今の私に出来ること、それはきっと、過去の事実から目を背けず向き合い知ることだ。
そして受け止める強さを。
知らなければ、夢を描くことすらできない。
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