ゴジラVSビオランテ [DVD]

監督 : 大森一樹 
出演 : 小高恵美  田中好子  三田村邦彦  峰岸徹  高嶋政伸 
  • 東宝
3.54
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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4988104047489

感想・レビュー・書評

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  • ゴジラの細胞の奪い合いから物語は始まる。

    それはバクテリアとゴジラの細胞を結合する事で、核物質を食べる生物兵器を作る為だった。

    それはある国にとってはゴジラを倒す為、ある国にとっては敵国を倒す軍事兵器にする為。思惑は様々。

    各国がこのゴジラ細胞(以下、G細胞)の奪い合いをする中、遺伝子研究の第一人者である博士(白神博士)の一人娘が、その奪い合いによるテロで亡くなってしまう。

    娘が亡くなった事を悲しんだ博士は、
    「娘に永遠の命を、、、」
    と、植物のバラと娘の細胞を結合させ、植物として娘を生かす事にする。

    しかし植物もいずれは枯れて死ぬ、、。

    バクテリアとG細胞を結合する研究を手伝う代わりに、G細胞を手に入れる博士。

    そのG細胞をバラと娘を結合させた細胞に、さらに結合させる。

    「怪物を作り出す人間が一番の怪物、、。」



    ビオランテのデザイン、物語の設定が非常に良い。
    欲を言えば、
    ①心理描写にもう少し時間を掛けても良い。その方が物語が分かり易い。
    ②折角カッコいいデザインのビオランテのでる時間が少ない。時間の尺があるから、戦闘は短く、ビオランテが弱く見えてしまう。
    ③ゴジラの足音が謎の金属音。ロボ?!って感じ。

    だけども、良いお話しでした。
    また、この平成ゴジラシリーズは何作かで話しが繋がっている所も良し。

  • なかなか面白かったですね。

    ゴジラの細胞から新たな怪物が誕生するという設定には目新しさがあり、このゴジラ細胞の研究と争奪がストーリーを大きく動かしていきます。植物由来の怪獣というのユニークだし、ゴジラが核物質を求めて日本に上陸して若狭湾を目指すという、いかにもゴジラらしい設定もよく出来ていますね。

    また、ゴジラが新たな怪物と戦うばかりではなく、本作では自衛隊が存在感を見せます。放射線を跳ね返すという「スーパーX2」というトンデモ兵器にはワクワクしますし、英雄的な死に方をする隊員もいて、見せ場は多いです。

    BS12にて。

  • 自分の記憶上、初めて映画館で観た映画。
    そう言った意味では思い入れのある作品。

    当時の技術力からするとセットとか戦闘シーンとかよく出来てると思う。

    ただ外人が片言の英語なのはちょっと笑える。

  • こどもの頃に父に連れられて観た作品なので完全に思い出補正の星4つ。
    いつも死んで目覚めたら怪物にされていた娘さんの気持ちに私のなにかが切なくなる。
    生まれてしまったら、存在してしまったら、生きなければならない人生と似てるとか、そういうことなのかな。

  • 正直ゴジラの中ではストーリーはイマイチだけど、
    ビオランテの造形が本当に素晴らしい。それだけでも見る価値あり。

  • ゴジラは生きていた!

    ゴジラ(1984)から五年後の話し。

    ゴジラは火山の中に落とされたが死ぬことなく生きていた。
    それと同時期、ビオランテという巨大植物が姿を表す!

    このビオランテは、ゴジラの細胞と植物の細胞、そして人間の細胞が合わさった怪獣だったのだ!

    同じ細胞を持つものどうし引き合い、戦う。

    ビオランテ第一形態はバラのバラの姿をしている。

    印象に残っているのは、ビオランテ第二形態です。
    植物というかもはや怪獣ですね。ゴジラを食べようとしている姿はただの怪獣です。ビオランテがゴジラに向かっていくシーンは強烈でした。

    怪獣以外にもゴジラに対抗する人間達の姿も描かれている。
    自衛隊が少しずつ力をつけていっているのがわかります。
    そこも、ゴジラシリーズの面白いところです。

  • 結構真面目なストーリー・設定だと思ったのですが、ちょいちょいシュールな台詞やシーンが入ってくるのが面白くて、そっちが気になって仕方ありませんでしたw
    外国人の方の台詞が、シーン毎に日本語になったり英語になったりした(もちろん声優も違う)のは仕様なのか分かりませんが、確か設定画面が無かったのでアレ?って感じでした。
    肝心のビオランテは登場シーンが凄く短い!
    第1形態と第2形態合わせても15分あるかないかくらい。
    でもやはり第2形態(完全体)の一つ一つのシーンは迫力がありましたね。
    そしてオチはやっぱり唖然として観てましたw
    あとメイキングとか特典映像が結構面白かったですね。
    初期デザインとかポスターとかも収録されているので映画見た後1時間くらい楽しめました。

  • ビオランテいいデザイン。あまりにひどい「ゴジラVSキングギドラ」のクソからカムバックできた理由は安易なVFXを使わず従来の特撮を重んじたあたりか。ビオランテ自体が弱くてちょっと残念だけど。

  • 劇場でリアルタイムで鑑賞した時、あまりピンとこなかったが、後に高評価であったことを知った。以来、もう一度その「真価」を知りたいと思っていて、今回再度鑑賞する機会を得た。だがしかし、残念な結果に終わってしまった。Amazonプライム無料で鑑賞したのだが、30分もたなかった。いくら30年前の作品とはいえ、あまりにもチープに感じられたのだ。演技も音楽も、「ひどい」レベルに感じられた。ガマンして見ている必要はないと考え、鑑賞を打ち切った。

  • 別途

  • バブル時の作品なので、やたら色んな面でお金がかかっているんだなーと見ていて思った。話自体はそんなにうまく作られていないように感じた、早い話が「チープ」ってこと。一番面白かったのはデーモン閣下が本人役でチョイ役で出ていたシーンね。

  • コジラの場合、シンプルな物語構図にした方が面白い。怪獣シーンの尺が一定程度必要な以上、どうしても人間描写に必要な尺の確保が難しいからである。そういう意味で、本作はかなり良い部類である。シンプルに、マッドサイエンティストの狂気へ焦点を合わせているからである。とはいえ、子供向けというわけではない本作。もう少し物語に毒を持たせても良いようにも思う。

  • ビオランテは怪獣史屈指の名デザイン

  • ゴジラより、ビオランテより、恐ろしいのは金田龍之介と高嶋政伸!!

  • 怪獣っぽくなったビオランテの突進のシーンが凄かったけど、他は特に…
    超能力とか、昇天するビオランテのキラキラの中に沢口靖子とか、コメディの感すらある

  • レンタルで借りて見ました。

    ビオランテ、キモかったなぁ(褒め言葉)。ああいう、モンスターらしいモンスターの造形、私は好きです。それ以外の部分は、「ブフッ、オイオォイ……」と失笑するところ多し。

    まず、「動物vs植物の戦い」って時点で「え、明らかに植物の方が弱そう……」って正直に思いましたし、燃えちゃったときは「あー、やっぱ燃えちゃうよねぇ……」っていう思いは、禁じ得なかったよね。ワクワクにはちと欠けた対戦。むしろ、芦ノ湖から丹波までよく来れたよねお前。

    でもって、今回の目新しい対ゴジラ兵器は「スーパーX2」(FFの魔法で例えると「リフレク」)と「抗核バクテリア」(生物兵器)だったわけですが……。スーパーX2はまだかっこいいとして、抗核バクテリア、お前は何なんだ。殺し方としては生物学的な殺し方なわけだけど、終始効いているのか効いてないのか……といった感じ。そしてあのラスト。。。
    「薬は注射より飲むのに限るぜ、ゴジラさん!」
    権藤五郎(峰岸徹)のこのセリフはこの作品の名台詞の一つだと思うんだけど、こういうセリフを残して自爆覚悟で打ち込んだのに……これじゃあ浮かばれないぞ。
    ラストはねぇ、他にもツッコミどころ多過ぎてもう……。

    ただ、何よりもまず、ゴジラを「G」と呼んではいけない。4つの厳戒態勢の文章が、ご家庭のお台所によく出る虫に対して人間がとる4つの警戒態勢の文章に読めちゃって、笑いが止まらなくなるじゃないか(笑)。まぁ、ゴジラも色は黒いけどさぁ。。。←

  • BSプレミアム録画>少々早送りでながら見。
    色々と話が酷い(-_-;)……。何となくバブルの名残を感じる。ゴジラの動きがおじさんみたいw。。

  • スルメのような味がある。

  • 子どもの頃の思い入れだけなら僕も強いし、平成ゴジラだと一番好きだけど、一本の映画として褒める気には全くならない映画。
    2年前の日本映画専門チャンネルの人気投票で1位になってたのには閉口しました。

    良い点ももちろん多いけど、レオゴンの回にバイオテクノロジーと産業スパイを足してリメイクしただけとも言えるし……音楽もすぎやまこういちだし。

    悪い点、博士に反省の色が全くない笑。レオゴンの回同様、一応報いを受けるんだけど、スペースゴジラを観たらG細胞が宇宙に飛び散った原因は半分お前のせいじゃねえか!!と笑。
    産業スパイを相手にするのになんでいっつも峰岸と三田村ふたりきりで行くんだよ!!そこで笑いいらんわ!序盤の争奪戦はけっこうハードにやってたのに。
    芦ノ湖から燃えカスで移動して第二形態になるのはさすがに無理がありすぎだろ!!
    そして最後の沢口靖子で毎回爆笑する……靖子の細胞は使いやすこ……。

    良い点は主に戦闘シーン、特にビオランテが走るとこは川北さんグッジョブだなーと毎回思う。
    三枝未希もまだかわいくて良い。前作同様AKIRAの影響なのかなと。
    あとスーパーエックストゥー!(高嶋弟風)はいいよねやっぱり。今で言うドローンだし。ファイヤーミラーのスペアがないのはひどいけど。
    操縦してるのが鈴木京香と豊原功補なのも良い。

    序盤の子どもの絵のシーンは何回観ても鳥肌立ちます。ビオゴジのデザインと造形も大好き。
    それだけに、一本の映画としての評価は自分の中ではそんなに高くないです。

  • ゴジラの中ではこれが一番「サイエンスフィクション」をしていて、かつまだまだ特撮でCGの空々しさがないところがよい。ゴジラとビオランテ2体の造形も、特にゴジラは顔もちゃんと怖いし体躯も安定したよいフォルムだと思います。
    『ガメラ2 レギオン襲来』では仙台が壊滅し、震災後はシャレにならない、との考えもあるけれど、こちらは核を食べて無力化する「抗核バクテリア」。是非とも欲しいよね。
    今活躍している役者さん、もう鬼籍に入られた方の若々しい顔や雄姿も見ものです。

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