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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4988104047496
感想・レビュー・書評
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ザッピングしてたらたまたま放映してたゴジギド。序盤30分観てないから批評するのは良くないけど、安定の駄作さ。けど、久しぶりに観たら全てがダメなわけではなかった…と思う。
私はチャンピオンまつりが終わった後に生まれた世代なので、84ゴジが6歳、ゴジビオが小5、ゴジギドが中1で、次のゴジモスまでは劇場で観てます。そしてvsシリーズに付き合いきれなくなって、映画館に行くのをやめました。
84ゴジの時は小さすぎて、ただただ恐怖しかないゴジラ映画初体験だった。とくにフナムシとラストの三原山。
ゴジビオは楽しんで観ることができた。この頃すでにオタク系雑誌も買ってたし、ビオランテやスーパーX2の造形などワクワクした。
のちに知ったのは、84ゴジの出来が悪くて、かつての怪獣少年たちが送り手側になってて(町山さんとかもそう)、その反動がゴジビオだったこと。
ゴジビオは人気がある作品だけど(2014年のゴジラ総選挙でなんと1位になってた…いや1位は54年のゴジラだろアホかと)、大人になって見返すとどう考えても過大評価としか思えない。天国の川北さん、すまん。川北さんパートは最高です。
91年の夏に『ターミネーター2』が公開されて、私の頭の中はジェームズキャメロンでいっぱいでした。そんな中、同年の冬(92年の正月映画)に公開されたのがvsキングギドラ。
もうね、「ダッセェ……。」としか思えなかったです。ドラットやらM11やら…とくにM11は何回見てもヒドいね。今見るとジョジョ6部の先取りやんと思えなくもないけど笑。
それと、チャックウィルソン。当時観た少年たち、我々世代がゴジギドの話になると「片言で喋るチャックウィルソンなw」としか出てこないもんね。
前作のゴジビオはファンタジーでバカ要素もあったけど、それなりにハードだったのに、急に子供扱いされ始めたのがゴジギド以降だった。私がもっと下の世代で、小さい頃にゴジギドやゴジモスを観てたら、もうちょい楽しめたのかもしれないけど……。
この頃の映画のせいで、日本映画界(映画館や興行形態などビジネス面も含め)に対する不信感がものすごく強くなった。当時は言語化できなかったけど、今言うなら「大人はこういう事で金儲けをするんだなあ」ということ。裏切られた気分だった。
そういえば、ずっと後になって観たvsデストロイアもキツかったなあ……途中で観るのをやめたけど。
ただし付け加えるなら、この頃はアニメの作り手さんたちの方がものすごく誠意があったと思う。93年に公開された、幾ちゃんが監督したセーラームーンの劇場版は何回観ても泣ける。この後エヴァを作る庵野監督が劇場で3回観たってだいぶ後で知ったけど、その気持ちは本当によくわかる。
話をゴジギドに戻します。
何が良くないかと言うと、アクションの部分。米兵と日本兵が戦う戦争映画パートもだし、ゴジラザウルス対米兵、メカギドラとゴジラの戦闘シーンもそう。ギドラ対ゴジラのシーンは吊り操演の限界なのかなとも思うけど、前者はもうちょっとなんとかならんかったもんかと……テレビの特撮並の出来で、レア感がない。
特撮パート以外も、先に書いたM11のシーンなど、カットをブチブチ切って細かく割りすぎ。動作の連続になってないから、全てがウソくさい。
ただ意外と良かったのはストーリーで、バブルの頃の…ジャパンバッシングに対する反発や、バブルの怖さが盛り込まれてる点。つまりは経済の戦争だけど。
しかし映画が公開されたのはバブル崩壊の後だったので、現実世界とリンクしてなかったという皮肉。子供の頃にはよくわかってなかった。
そのメタファーは除いて、メインのストーリー(タイムトラベルもの)はあまりにもご都合主義でお粗末だった。ゴジラとギドラそれぞれが、日本人の敵であったり味方であったりと二転三転するストーリー…まあ、土屋嘉男は常にゴジラやミステリアン、ガス人間側なので、ゴジラ≒土屋嘉男≒戦後日本経済がバブル崩壊する話だって、好意的に捉えることもできるけど。
ドラットのいかにも「子供向けです」って感じの可愛らしいデザインも気持ち悪かったけど、このマスコット的キャラを放射線被爆させてキングギドラにする……その後操ってゴジラと戦わせる……負けたからサイボーグ化してメカキングギドラにする……生物兵器とは言え、めちゃくちゃ酷い動物虐待ですよ……。しかも最初のデザインが可愛らしいだけに、余計に酷い。本当に、人類=製作者側の都合で作られ、戦わされる。
でもエミーカノーがメカギドラを操縦するところは好き。今まで気づかなかったけど、これエイリアン2のパワーローダーのパクりなのね。メカギドラのデザインも、改めて見るとそんなに悪くない。中川安奈さんが49歳の若さで亡くなられてたのも知らなかった。悲しい。
私もいつか、この作品を愛せるようになる日が来るんだろうか…。ポケモンショック対策のせいでメーサー戦車がよく見えなかったので、綺麗な画質でもう一度ちゃんと観てもいいかなとは思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
キングギドラというゴジラの敵としても一番と言っても過言ではない人気を誇る怪獣が出るという事で期待が大きかった分、評価が低くなった。
ゴジラやキングギドラの出番は少ないです。
最も印象に残ったのは未来から来たアンドロイド。
ターミネーターを意識したのかもしれないけど、当時の技術力とかそういうのではなく、とてもチープ。
そしてメカキングギドラの操作もとてもアナログでした。
ただ、ゴジラのセットって当時の東京などをイメージしてるんだと思うけど、完成度が高いなぁと思います。 -
ゴジラによって破壊される未来を変えるために、タイムトラベルをして過去を改変しようとする。なかなかワクワクする設定です。首尾よく成功したと思ったらキングギドラがかわりに街を破壊する。その後もストーリーは二転三転し、予測不可能な展開に。まぁ安っぽいストーリーかもしれませんが、ゴジラをこういうアクロバティックなSFの題材に使うのはありだと思います。最後にメカギドラを操縦してゴジラと戦うも中川安奈もかっこよかったな。
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キングギドラが不憫すぎた
バブルの頃の作品感が溢れていて良かった -
瀕死のギドラをサイボーグ化して無邪気に喜んでる主人公らみると、「愚かな時代だ。救いようのない原始人だ(登場する未来人のセリフ)」感あるな。
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タイムスリップの設定がかなり酷い。
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「生きてお礼言うには、200年生きなきゃな」
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メカキングギドラのシャープさ、光沢の感じられるデザインが好きです。
ゴジラの首の動きなどは、今見てもすごい技術だと思います。CGでは出せない動物的な顔をするんですよね。
ほんの少し目を閉じて昔の思い出に浸っているようなゴジラの表情はすごかった。 -
網走などを舞台とした作品です。
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キングギドラってそうやったんや。
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東宝特撮DVDコレクション
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大森さんがこんなことをおっしゃってらしたような記憶があります。
「言いたいこと、やりたいことがあるから映画を作るのです。
言いたいこともやりたいこともないのに、ゴジラ映画をつくろうとは思えません。
ぼくはゴジラ監督ではありません」
本多監督もこんなようなことをおっしゃっておられました。
「私は特撮映画、という特別な種類の映画があるとは思っていません」
特撮ファンだったのでふつうにゴジラ映画を観るようになっていた中学生の私ですが、
結果的には「本多猪四郎監督のファン」になっていったのです。
それは「監督の言いたいことややりたいことに共感できた」
「映画として面白かった」からにほかなりません。
東宝の特撮ものは好きではよく観ていますが、どうも自分は「ゴジラ映画のファン」ではないような気がするのです。
むしろプラグラムピクチャー独特の「やらされているかんじ」「お約束を守らなければならないかんじ」
のきゅうくつさに抵抗を覚えてしまうのです。
ゴジラシリーズには特にその傾向を顕著に感じるのです。
怪獣映画に出てくる「逃げ惑う被災者」はしばしば「お約束」と呼ばれますが、
本多監督は興行的な要請からではなく、明確な演出意図をもって登場させていたのです。
「民衆の出てこない怪獣映画なんて嘘だ」というのが本多さんの持論で、
被災者や一般市民の描写に必要なシーンを切られることに、ものすごく抵抗を感じておられたそうなのです。
この映画のゴジラは都庁をぶっこわします。
それは「お約束だから」「名物だから」こわしているのではありません。
映画を観れば、なぜゴジラが都庁を襲わなければならなかったのか、その理由は一目瞭然なのです。
時代考証的な側面から揶揄されることが多い作品ではありますが、
私にとっては、ゴジラシリーズのなかでも特に好きな作品のひとつです。
それは映画の中で言っていることややっていることに共感できたから、
細かい粗はたくさんあってもトータルな演出姿勢には間違いがなくて、
映画としてとても面白かったからなのです。
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