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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4580226561234
感想・レビュー・書評
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DVD
ガスヴァンサントの処女作。彼の美意識大爆発。
白人の青年はメキシコからの不法移民の少年に一目惚れし、猛アプローチするが相手にされない。代わりに同時に入国した移民の仲間が、金と安全と引き換えに彼の相手をする。
この映画は撮りたいものがハッキリしていて、魅力が率直に伝わってくる所がすごいと思う。
無邪気であどけなさの残る少年。悪いことがしてみたい年頃。
そんな大人へと変わる年頃の不安定さや明るさを、78分間余すことなく堪能できる。
映画の終わりに、音楽に合わせてカラーのPVのようなものが流れる。固定されたカメラの前で、主人公の白人青年と移民の少年が楽しそうにじゃれあう。映画を観た後だからこそ、この何気ない日常の一場面がいかに儚いものかを痛感する。このシーンを眺めているだけで胸が一杯になるんだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
映画「パラノイドパーク」などのガス・ヴァン・サントの未発表だったモノクロ映画。
マラノーチェは「悪い夢」を意味する。
これは、悪い夢。そう全部。
全編を通してモノクロなので8mmフィルムのカラーのシーンで、すこしじんわりほっとする。
ゲイの白人男と、メキシコからやってきた青年との複雑な心の交流を描いた佳作。 -
MALA NOCHE
1985年 アメリカ
監督:ガス・ヴァン・サント
出演:ティム・ストリーター/ダグ・クーヤティ/サム・ダウニー
「ポートランド3部作」の最初の作品で、ガス・ヴァン・サントの長編デビュー作。モノクロの映像が美しく、テイストとしてはマイプライベート~に近い印象(まあ主人公が同性愛者だからかもしれませんが)。
この主人公はなかなか良い男なんですが、あんまり見たことない俳優さんですね。彼が恋するメキシコ系の少年のほうが、ちょっと濃い(よく言えばエキゾチックな)ので、一般的日本人の美的感覚でいうと、おそらくあれを「美少年」とは思わないだろうというのが(というか実際私は思わなかった)個人的にネックでしたが、別にBLではないのでそこは求めたらダメですかね?(苦笑)もう一人の少年のほうもイマイチだったし。でもストーリー的には、救いがないようでいて、不思議な明るさ、優しさのある映画でした。
(2009.04.21) -
彼氏が借りてみたやつ
白黒映画
描写は美しかったりします
ゲイ映画
18歳のメキシコの男の子に恋をしたおっさん
盲目的にアプローチ
微妙 -
ガス・ヴァン・サント監督の長編デビュー作。
モノクロ映画で、マラノーチェ=「最悪の夜」の意。
いまいちよくわからないままに終わってしまったけど、エンドロールでの役者のおちゃめさと文字のかっこよさは覚えてる。 -
メキシコからの移民に恋をしてしまった男の物語。
白人社会のアメリカで、彼はマジョリティだが同性愛者であるためマイノリティとしての扱いを受けなければならない。
その彼が愛してしまったのが同じくアメリカ社会においてはマイノリティであるメキシコ不法移民であるというのが着目すべき点だろうか。
ガス・ヴァン・サントは、「ミルク」や「エレファント」といった作品も作っているが、ある意味での「社会の周縁」への優しい目が感じられた。
そして、やっと気付いたのだがガス・ヴァン・サントのカメラワークには「対象を追う」ということが極端に少なく、カメラが固定されていることが多いように思う。
その代わり、対象の部分をアップにしたり固定された視点を複数組み合わせることに依って深みのある映像表現が達成されている。
「カメラワークの固定」というのがどこか写真的で、ついつい好きになってしまうのかもしれない。 -
2011年12月21日(水)、鑑賞。
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ガス・ヴァン・サントの長編デビュー作。インディペンデント!って感じの映画。白黒映像の、黒が濃い。
エンドロールの文字がかっこよかった!ああいうのをさらりと書けるようになりたいなー
ゲイは理不尽に差別の対象になる。主人公は痛々しいけど、ラストは復讐?よくわかんない。アートっぽい感じだった。 -
寝た
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カズヴァンサント
ラリークラーク
ハーモニーコリンズが帯びったら
間違い無い。
ある1色の色が
気に食わなくて
99%を後から
白黒にしたという・・・
有名なカズヴァンサント監督伝説。
まー、簡単にゲイのお話なんやけど、
けど、ゲイのヒトって
前世が女のヒトで。
その感覚のまま
今を生きてるから
起こり得るんだってさ、
いい話だね。 -
監督好きだから借りた。映画館で見ないで良かった
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ガス・ヴァン・サントだから、観てみた。
モノクロームだし、主題もあんまり馴染めなかった。
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