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- / ISBN・EAN: 4582194841431
感想・レビュー・書評
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笑えます。以上。
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たった93分に、よくこれだけ詰め込めるな~。
ホント、よくまとまってるよ!
どのシーンも印象に残る、つまり捨て場面は一つも無しのムダの無さ。
それでいて、フィギュアファンもうなる出演の数々……!
最高!
<以下、ねたばれあらすじ>
まず、冒頭がスピーディー。
タイトルロール中には少年自体のジミーが孤児院で滑っているところを養父に見初められる?ところ。
タイトルの後は、いきなり試合風景。分かりやすい。
しかも、テレビ中継風の作りになっていて、ジミーとチャズの「これまで」を再現VTRで紹介するという、スゴ技をやってのけてます。
ほんっと分かりやすいのよ、これが。反則に近い荒技ですわ。
ちなみに解説の人がESPN?でいつも解説やってる男の人で、フィギュアファンはここでうなる。
二人のプログラムはすごく対照的でキャラが立ってて分かりやすい。
だいたいチャズの下ネタは、ここまで言うのは最近はやらないでしょってくらい下品な言葉のオンパレードだけれど、だからこそジミーの天使のようなキャラが浮き出るわけで、それもありか。あとしつこく繰り返される「USA」っぽいし。そのポップさが。
チャンピオンがいきなり転落して、二人の落ちぶれた様子は共感をそそります。さらにジミーのキモいストーカーが、二人の運命を変えるという定番もヨシ!
二人の再会場面がまたおかしいし、それを見たコーチが「この二人でペアいける!」と確信するのが、すっっっっっっっごくおかしい。ケンカしながらリフトしたり、スロージャンプしたりしてるんだもん。ああ、おかしい。くだらない理由だけれど、しっかりと理由と動機が描かれていて、この場面はホント秀逸だと思います。
そして、二人のペア合宿が始まります。同部屋で争ったりするという定番をふまえつつ、練習を始めても二人はケンカしてばかり。だけれど、その負けず嫌いがお互いの技術を高め合ったりもしてナイスな設定。振り付けの先生もイカシてます。
中盤で二人の試合をいきなり見せます。うん、最後の最後に試合を持ってこられても冗長なだけなのよね、この構成もまたヨシ!
スロージャンプに失敗したジミーが悔し紛れに「試合で初めてジャンプに失敗した」という一言にも脱帽しました。その一言で、ジミーの天才っぷりが表現されてますよネ!
ライバルペア(これでもか!というくらい悪い敵で素晴らしい)との攻防も描いてて面白いし、ここから恋愛要素も含まれてきます。
スポーツの楽しさも、友情も、恋愛も、夢も希望もたった93分で描く、というおそろしく良くまとまった作品なわけです。
試合後、二人は幻の大技「アイアン・ロータス」の習得に励みます。鬼特訓という要素は、スポーツものには欠かせない要素、これもきっちり入れてきます。技自体はホントありえない技だけど、コメディならこれくらいやらないとね!失敗すれば相手(ジミー)の首が飛ぶという分かりやすい設定もよし。フィギュアスケートのペア競技が常に相手のブレードが間近にあって、危険なスポーツであることも表現されるし。これもフィギュアを描くなら定番の、是非入れたい要素。
試合前、ジミーと女の子(ケティだっけ?)はデートでかき氷を食べ、ぎこちないキスをします。それがまた、うぶっぽくてかわゆい。思わず応援したくなるような恋愛です。
そしてその恋愛は、ライバルに利用されてしまうという設定も面白い。
女の子がチャズを誘惑し、その場面をジミーが見てしまうという場面はハラハラするし、チャズが誤解を解こうとジミーにしつこいくらい電話をする場面は印象的。いつのまにか友情が育まれていたんだね。
そして試合当日、オフアイスでもライバルとの攻防が描かれます。ここはもう、ありえないくらい派手!アクション映画かと見まごうほどです!エンタメならここまでやらないとね!見てるほうも楽しいわ!
ライバルのプログラム「マリリンモンローとケネディ」には笑ったわー。モンローが睡眠薬を飲もうとするところ、おかしすぎてずっと覚えてると思うw
チャズのリンクへの登場の仕方も素晴らしい!
あと何分、という時間制限はアクション映画のクライマックスでよく使われる手法。緊迫感があって、とってもハラハラさせられます。
そして、客席から登場するチャズはカッコいい!かつてのキャンデロロやヤグディン?を思い起こさせます。
そして、まさかのサーシャ・コーエンのカメオ出場。しかもいつも取り澄ましたサーシャがぶっ飛んでて、「きゃ~~~チャズ~~ アイラビュ~」なんて叫んでるんだから、フィギュアファンはぶったまげますよ。
二人の試合プログラムは言うまでもなく面白い。
ライバルの最終攻撃によって、片足を負傷したチャズをかばうジミーに心打たれます。友情がよく描かれています。そして逆のポジションでの大技では本当にハラハラさせられます!ひげのシーンがすごく良かった。まさに「間一髪」的な感じでw
で、ラスト、プログラムが終わった瞬間の旅立ちは何ですか(笑)
まあコメディならそれもあり!
冒頭の試合でのジミーの白鳥、中盤の試合でのチャズの花火と伏線が張られていた分、突拍子のない演出でもないし。ほんっと、細部まで計算しつくされた細かい構成には脱帽です。
試合の高揚感と、余韻をただよわせつつ、さらに盛り上げて終わるという、最高のラスト!
ほんっと素晴らしい!
褒めてばっかですが、あえて言うなら、馬のブラシ?をジミーがつかってケンカするorゲンかつぎになる場面が欲しかったし、チャズの入れ墨を見て「僕も入れたい」と言うなら最後に入れ墨を見せるのはジミーのほうだろうとちょっと思いましたが、入れ墨を入れたジミーはあんまり見たくない気もするので、まあいっか。
とりあえず、久々にこんな面白い(構成面で)作品を見られて、感謝です! -
バディもの。キングオブバディもの。
雑誌「ターザン」の自律神経セルフケア号にて紹介されてたので見てみた。
ノリがなにやら少年ジャンプっぽい。なぜか「リングにかけろ」を思い出した。
スケートの切れが、プルシェンコに劣るのは仕方がないけど。面白いんだけど、なにかが足りないのかなあ。よくわからない。
世の中がLGBTになってくると、フィギュアスケートも男女、男子のみ、女子のみのペアとバラエティが増えてくるのかもしれませんね。テニスとか卓球の世界は同性同士のペアリングのほうが主流のような気がしますが。 -
Netflixにて。ホームズの方がオススメに出て来たのだけど、まずはこちらを観てみました。面白かった!
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★2.5
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シングルの出場資格を停止された男子選手がペアで出場するというアイデアがバカらしくも、なかなかよく考えられていますね。この2人に友情が芽生えるところがおかしいし、優勝してまた一波乱ありそうなところをあっさりハッピーエンドで終わらせるというコンパクトさも買い。
でも主役2人がキモすぎるよなぁ。ウィル・フェレルの面白さはいまひとつわからない。もう片方は「バス男」のあいつかぁ。うーむ・・・。 -
笑えます。
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レンタルDVD。
おバカ映画です。
おバカになって観るのがおすすめ。
キャストがそれぞれ似合ってて良いです。
特に常にまじめで本気なコーチが好きです。
究極の技のビデオとか、
あれ考えてる製作陣の姿想像すると
ほんと小学生男子的バカでにくめない。 -
ソチとか見ずにこちらを見る。
そこまでどぎつい下ネタもなく、そこそこ笑える。 -
おばかー
いつの間にそんなお互いを大好きになっちゃってんの? -
おもしろかったなー
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フィギュアスケートシングル部門で同点金メダルに輝きながらも、表彰台で問題を起こして追放された男二人がペアを組んで、オリンピックを目指す話。
主人公二人のキャラ付けが本当にきもい。
(夢にきらめ系童貞青年とセックス&アル中のデブ中年)
きもいけど面白い。
内容も全体的に下品だけど笑えます。
何も考えずにだらーっと観られました。
「俺たちスーパーポリスメン」など、「俺たち~」シリーズ(?)は関連があるのかと思って調べたところ、全く関連性はなく、おバカで面白いコメディ映画に、邦題としてつけているのだそうです。
「俺たち○○○○」=おバカ映画。
要らない知識が一つ増えました。 -
馬鹿すぎる(笑)
笑いたい時に。 -
世界大会で同点優勝したものの、表彰台で大喧嘩して永久追放になった対称的な二人のフィギュアスケーター。彼らは自分たちが追放になったのはシングルのみと気づき、世界初の男子ペアで再び世界一を目指す。
まず、この映画はお笑いではありません。いうならば”おバカ映画”。これでもかな下ネタの連続、何となく全体的に漂うゲイのテイスト、そして明らかに本当のフィギュアスケートとは違う滅茶苦茶な競技。全てがお笑いというよりおバカな感じ全開なのである。
衣装が映える&笑える。本当のフィギュアスケートもこれくらい派手な衣装でやってくれればいいのに。
ストーリーもしっかりしてて、笑えるだけじゃなく最後のハッピーエンドにすっきりする。何も考えずに楽しめる映画。評判の高さも納得。 -
最初から最後まで笑いっぱなしでした。
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金メダルを剥奪されて男子シングルから永久追放されたチャズとジミーがペアを組んでもう一度金メダルを目指す馬鹿で下品なしょーもない映画(ほめ言葉)。
でも馬鹿なだけじゃなくて愛、勇気、友情、成長、裏切り等、押さえるべき所はしっかり押さえてるからうっかりすると泣きそうになるんで注意!! -
ロータスは鉄じゃなくていい(ゆ)
久しぶりになぁんにも考えないで映画を観た(ぶ) -
ひとこと説明「シングルできねえ?じゃあペアでやろうぜ!」
笑いのツボがあったのか知らないけど、何回も見てます。
めちゃくちゃおもしろいです。適度に下品で、適度にスリリング。
そして男同士の熱い友情ね。こういうの大好きですよ。
観る人が見ればとてもバカらしい作品かもしれませんね。