サイトに貼り付ける
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・雑誌
感想・レビュー・書評
-
デザインやアートの世界に関わる人間なら、程度の差こそあれ「紙」を重視しない人は、殆ど居ないのではないかと思います。
私のように、ほんの片隅に腰掛けているだけのような者でも「紙」にはそれなりの拘りもあり、思い通りの紙が使えれば、それは大変嬉しいことです。
特集記事は「紙のぬくもり」・・「ぬくもり」というキーワードは少々安直な気がしますけれど、内容はなかなか良かったです。
晩年、切り紙絵の素晴らしい作品を制作したマティスの話などは有名ですが、今でもイルフォード社に特注のモノクロ印画紙を作らせてプリントしている日本人写真家とか、フランス料理店のメニューとか・・
特に一見を勧めたいのは、エリザベッタ・ディマッジョというイタリアの作家の作品がすごい。レースのように繊細にカットされた紙の作品なんです。
A4サイズのコピー用紙をカットアウトして立体作品を創り出すデンマークの人もすごいなぁ・・
まあ、色々ですが、見てもらわなくちゃ分からないですね。(笑
装丁家の坂川栄治氏とグラフィックデザイナー北川一成氏の対談記事も面白いです。
「捨てられないためにデザイン・・」って話は、イイなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示
本棚登録 :
感想 :
