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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4988111285201
感想・レビュー・書評
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梅毒と性を扱った異色の黒澤映画として有名。個人的には昔の「くさい」演技はちと苦手です、、、、サルバルサンがあまり効かないなあ、という印象をイメージさせました。
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病、貧困、闘う対象が幾つも出てくるのに、一番の敵が性欲なのね。確かにそこを強調する創作物はなかなかないだろうけど…。
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志村&三船が親子という設定に驚いた。
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黒澤明監督 1949年
黒澤監督の問題意識の多さにというか、
好奇心の多さに驚くばかりである。
梅毒というテーマを取り上げながら
医者のありようについて深く追求していく。
のちの『赤ひげ』に結実していく。
がんは、『生きる』のテーマとなった。
1944年 戦争中 軍医として活躍していた
藤崎恭二(三船敏郎)は、ひどい梅毒患者の手術中に
自分の指の傷から感染してしまった。
その当時、梅毒の効果的な治療方法はなかった。
戦争から戻り 恭二には 婚約者(三条美紀)がいたが
自分が梅毒患者であることを告白できない。
サルバルサンを打つが、効き目がない。
婚約者を避け 結婚をすることをあきらめる。
恭二の梅毒にかかっていることを
病院の看護婦見習いが最初にしり、そして
病院を経営している 父親(志村喬)も知ることになる。
戦争中のひどい梅毒患者は 中田といい
ある事件を通して 中田に再会する。
中田は 梅毒が完治していないにもかかわらず
結婚し 奥さんは妊娠していた。
そのことを恭二は知り 診査を受けるように
中田に言うが・・・
父親は言う
『幸福だったら、俗物になっていたかもしれない。』
と
梅毒という十字架を背負いながら
苦しみ続ける 恭二役を 三船敏郎が熱演する。
三船敏郎はその境遇に対して 激しく涙を流す場面もある。
医者 は 生と死に立ち向かう・・・
そこから 生きる姿が写しだされることになる。
恭二は 自らの体内にある病気と
壮絶で静かに決闘をするのである。
エイズ という問題も 深く取りあげるべきテーマ
となるだろう・・・ -
黒澤の古い作品には「ちょっと・・」と思うものもありますが、これは「まぁまぁ」観られる。
ストーリー展開にも無理がない。
作品名が有名でない理由もわかる気がする。
要するに、この作品はすべての人に受け入れられないだろうということ。
黒澤の初期作品は「問題作」ではありますが「暗く」もあります。
観ていて楽しいものではない。
脚本は稚拙なものではなく、ちょんと理由がしっかりあり、その理由も飲み込めるものです。
どこも悪いところはないのですが・・・・・。 -
黒澤明監督の異色の名作。
主人公の父役、志田喬の最後の台詞がとても印象的で
『あいつはただ自分より不幸な人のそばにいて、希望を見出そうとしているだけですよ。あいつが不幸でなかったら、案外俗物になっていたかもしれませんな。』
主人公の生きざまを客観視し、冷静な批評を口にしつつも、そんな息子を誇っているように、尊敬しているようにもみえた。 -
2008年12月25日観賞。
三船敏郎の声が渋すぎる。いい声だ。
中田はひどいやつだなあ。
あと看護婦役の女優さんがすごくいい。
元婚約者にキスをしようとして、ハッとして止めるところはとても悲しい。
たしかキスでも感染する可能性があるんだっけ。
当時は梅毒ってどんな病気だったんだろ。今は抗生物質で治るよね。
「梅毒=性病」への偏見が今よりもひどいなあ。
当時は治療に何年もかかる病気だったのね。
医療の見地から解説してるサイトがあったのでメモン。
http://www.iryokagaku.co.jp/frame/09-webik/09-webik-0304/screen01.html
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