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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4988135704757
感想・レビュー・書評
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2/4/2012
「アイランド」は2005年に公開されたアメリカのSF映画である。
世界は何かの病原菌により汚染されている。生き残った人々は衣食住、全てが揃っている近未来的なコロニーに住んでいた。平凡な毎日を過ごしているコロニーの人々にとっての楽しみは外界で唯一、病原菌によって汚染されていないアイランドへの移住が当たるくじ引きである。そんな中、主人公のリンカーン・6・エコーは様々な質問を立て、コロニーの本当の存在意義を知ることになる。
真っ白い制服、地下に管轄された生活環境、コードネーム、男女の接触禁止。この作品は1971年に公開されたジョージ・ルーカスの処女作「THX-1138」のリバイバルと考えても差し支えないだろう。他にも「アイランド」と同じディストピアをテーマとした作品は「華氏451度」、「未知への逃亡者」などがあるが、共通点が一番多いのは「THX-1138」だと私は思う。これらの類似点を基に比較分析すると「アイランド」は「THX-1138」の解釈を噛み砕いて娯楽映画にしたものなのではないだろうか 。「THX-1138」ではコロニーの人々は明確にクローンだと定義されないが、死体の内臓が全て抜き取られるなど「アイランド」のストーリーと重なる。「THX-1138」の公開後ジョージ・ルーカスは「スター・ウォーズ」シリーズでクローンのコンセプトを作品に埋め込んでいる。これは、「THX-1138」でのコロニーの人々はクローンであるヒントとして捉えることが可能だ。他にも、「THX—1138」の人々は自らを監視する警備ロボットを製造して、自らを苦しめているシステムに間接的に加担している。一方、「アイランド」ではもっとシンプルにクローンがクローンを育成する設定になっている――つまり施設の中枢機能に直接的に関係している。「THX-1138」ではコロニーや人々の存在意義は明らかにされてはいないが、「アイランド」でははっきりと描かれている。要するに、「アイランド」のほうが「THX-1138」より全体的に設定や背景が分かりやすくなっているといえるのだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
B級SF映画
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思っていたよりも面白かったです。クローンの話だなというのはすぐにわかるのですが、なんとかして人間としての尊厳のようなものを得ようとする二人の姿が痛々しかったし、やはりクローン技術は自然界への冒涜という気がします。途中のアクション?シーンは無駄だったし、ラストもあやふやであの会社がどうなったかを追求して欲しかったとは思うけど、楽しめました。
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