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- / ISBN・EAN: 4943674078219
感想・レビュー・書評
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WHITESNEKE10枚目アルバム「GOOD TO BE BAD」(2008年発表)
11年振りのオリジナルアルバム。と言っても「RESTLESS HEART」はほとんどデイヴィッドのソロアルバムみたいなものなので正直このアルバムも不安がありました。が再生ボタンを押すと聞こえる音はハードロック。
やっぱりWHITESNAKEはブルースをベースにしてても音はハードじゃないと。
①Best Years
②Can You Hear The Wind Blow
③Call On Me
④All I Want All I Need
⑤Good To Be Bad
⑥All For Love
⑦Summer Rain
⑧Lay Down Your Love
⑨A Fool In Love
⑩Got What You Need
⑪`Til The End Of Time
⑫All For Love (Alt Mix / Doug Solo) (Bonus Track)
⑬Summer Rain (Unzipped)(Bonus Track)
①ギターが鳴り響いてハードなWHITESNAKEが戻ってきた復活の狼煙の1曲目。ギターは結構弾きまくりでカッコ良くVoメロは少し弱い感じ。
②は往年のWHITESNAKEらしいVoメロでニヤっとしてしまいます。1曲目がハードロックに戻ってきたWHITESNAKE.2曲目はメロディも戻ってきたWHITESNAKEと言う感じです。
③も②と同様でVoメロがサーペンス時代を思わせ何よりこの曲はリフがなかなか頑張っていて結構印象的。
④アダルトなバラード。最初のギターフレーズが切ないメロディでこれだけでもう堪らなかったです。AメロのVoメロもそのまま切なさを引き継いでサビメロも出来れば泣きに行って欲しかったけどそこは残念。でもギターソロは泣いています。
⑤今、こういう曲を作るバンドってあまりいない感じがする(THUNDERぐらい?)リフが裏を取る感じで洒落ててカッコいい。
⑥WHITESNAKEの中でもかなりメタリックなナンバー。ギターとVoが絡みついていく突き進むこのアルバムの中でも屈指のカッコ良さ。サビは少し落ち着いた感じが逆にアダルティックでかっこいいです。
⑦はちょっと淡々としたバラードで正直いまひとつなかんじでしたが1番ではサビの所で一気にバックの音が入りこんで盛り上がり、2番はBメロ位から盛り上がるアレンジはとても良かった。
⑧は名曲「STILL OF THE NIGHT」タイプの曲でこの曲を8曲目に置くところが憎いです。
⑨はブルースロックで初期を思い起こさせます。タイトルもいかにもと言う感じ。前作と違いこういう曲もギタガー鳴り響いているだけで重さがありカッコ良いです。
⑩エネルギッシュなナンバー。LED ZEPPELINの「Rock And Roll」みたいで逆にこういう曲が瑞々しく感じます。
⑪最後は雄大なナンバー。個人的にはもっと劇的なアレンジでドラマティックな感じにした方が良かった感じもします。
⑫は⑥のVer違い。何となくギターの粘りが足りないので⑥の方が好き。
⑬は⑦のアレンジ違い。こちらはアンプラグドになったので余計に平坦な感じになってしまってます。
個人的にはハードロックに戻ってきたWHITESNAKEで喜ばしい1枚。曲は悪くないけど小粒な所が残念。
往年のファンを喜んでもらえるようなサービス精神は悪くないし④の切ないバラードや⑥のカッコいいロックナンバーは今後も期待させてくれます。
またダグ・アルドリッチとレブ・ビーチの2人のギタリストが縦横無尽にギター鳴らしているのが気持ちいいです。
WHITESNAKE復活は間違ってないと思えるアルバムです。
お気に入りは④⑤⑥⑩です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2014.5.10
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隙がない、でも何がやりたかったのだろう・・・。サイクシーのギターワーク? ダグは上手いし格好良い・・・、でも作曲は・・・。全ては”そこ”が問題かと!!!