トパーズ/TOKYO DECADENCE [DVD]

監督 : 村上龍 
出演 : 二階堂ミホ  天野小夜子  加納典明  島田雅彦  三上寛 
  • JVD
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988159273185

感想・レビュー・書評

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  • 村上龍の映画だから見てみたけれど、自分が苦手な村上龍みたいだった。

    本を書いて、なおかつ映画にまでしているから相当思い入れの強い作品なんだろう。

    ただ、彼が本当に言いたいことは本を読まないとわからないはず。



    自分は読んでないから感じたことだけ書くと…

    最後の方に「友達」が出てくるのは人間性の回復?

    でも「友達」も一般的に見れば狂人。

    その「友達」に親友と認められたということは、彼女もその”狂った”世界に仲間入りしてしまったのか?もう引き返せない道を彼女は進んでいるのだろうか?

    そんな世界であってさえ彼女はつながりを得られたことを喜ぶのか?

    最後のシーンは彼女の異常への旅立ちかはたまた日常への回帰か。

    もはや「日常」には戻れないであろう彼女には「異常」を「日常」として生きていくしかないようにも感じる。



    いずれにせよ、最後の30分に言いたいことが凝縮されているように感じた。



    「私がお金持ちなんじゃないの。日本がお金持ちなの。でも、男達は自信がないからみんなマゾになっちゃうのよ。そこから私はお金を取っているの。私はその生き方に誇りを持っているわ。(元の台詞とは違うかもしれない)」

    がなぜか印象にのこった。

  • 話の凝ったエロビデオ。

著者プロフィール

一九五二年、長崎県佐世保市生まれ。 武蔵野美術大学中退。大学在学中の七六年に「限りなく透明に近いブルー」で群像新人文学賞、芥川賞を受賞。八一年に『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、九八年に『イン ザ・ミソスープ』で読売文学賞、二〇〇〇年に『共生虫』で谷崎潤一郎賞、〇五年に『半島を出よ』で野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。経済トーク番組「カンブリア宮殿」(テレビ東京)のインタビュアーもつとめる。

「2020年 『すべての男は消耗品である。 最終巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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