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- / ISBN・EAN: 4523513828054
感想・レビュー・書評
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痛くないだ…と…?
今まで木原さんの痛い小説ばかり読んだり聴いたりしてきてるので、ここまで透き通ったいいお話を聴くと、木原さんこんなあったかい話も書けるんだ…とすごく驚きました。
途中まで息だけで演じていた岸尾さんはすごいと思う…
そして途中まで受が声が出なかったからほぼ一人で話していた攻役の谷山さんの演技にもとても惹かれました。
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原作: 木原音瀬 イラスト: 依田沙江美
キャスト: (佐竹亮一郎) 谷山紀章×岸尾だいすけ (田中徳馬)/ 高橋広樹 (原) ほか
発売日: 2008年05月25日 3,150円
収録時間: 71分37秒 トークあり
発売元: インターコミュニケーションズ INCD-2505 / 蒼竜社 Holly NOVELS刊
内容:
大学で助手をしている亮一郎は年上の口のきけない使用人・徳馬に密かに想いを寄せていた。幼い頃に母を亡くした亮一郎にとって徳馬はかけがえのない存在だった。自分の想いで関係を壊すより、主従関係のままでも徳馬を傍に置いておきたいと考える亮一郎に徳馬が突然暇を願い出て…。
フリトは岸尾さん谷山さん高橋さんで「日本語が無かった」「はらっち」4分強。
原作未読でしたが、プロローグから一気に物語の世界に引き込まれました。これは良作。
ストーリー、キャスト、音楽のすべてのバランスがよく、とてもよく出来ていると思います。不可思議でちょっと怖い&切ないレトロな世界観と、主役二人の涼やかな声がマッチしていて、静かに楽しめる純愛ファンタジーです。
ワガママ王子谷山×おとなしい岸尾
今まで聴いた谷山さん出演BLCD作品の中で一番良かったと思う。今まで谷山さんが演じて来られたキャラってぶっ飛んで、暴走してるのが多かったのですが(すごい失礼だ…w)今回は短気な坊ちゃんではあるものの、それは徳馬に対してだけで、社会的地位のあるしっかりした大人でした。演技が大げさになりすぎず、でもちょっとレトロな感じも出ていてすごく役柄に合ってたと思います。
岸尾の口のきけない“息”の演技が秀逸。なんか、キャストの一番上が岸尾でいいのか…?って思いましたがwフリト入れてトラック12までの中、岸尾の声の登場はトラック8からです。昔風の岸尾の奥ゆかしい受、ばっちり。
あとエロシーン……の表現がwwww蓮の花の色だの果実だのと昔の人の営みって直接的表現じゃない分、想像力を掻き立てられるような描写はむしろ現代人には免疫がなく、ものすごくエロく感じました。ちょww谷山何言ってんだwwwと思いました。
高橋は……物語で特になにもしていませんww
フリートークは4分20秒ほど。主役のお2人はとてもこの作品を気に入っておられたようです。役に感情移入しすぎた谷山が岸尾にwwww(爆)
それから自分のキャラが大した事してないと恐縮する高橋に2人でエールを。短い割にずっと笑っていられるようなトークの内容でした。
タイトルの「牛泥棒」ってなんぞやと思いますが、最後まで聞くと、あ、そういうことか!と納得。