陰日向に咲く 通常版 [DVD]

監督 : 平川雄一朗 
出演 : 岡田准一  宮崎あおい  伊東淳史  緒川たまき  塚本高史  平山あや  西田敏行  三浦友和 
  • VAP,INC(VAP)(D)
3.12
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本棚登録 : 1078
感想 : 200
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988021131254

感想・レビュー・書評

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  • 偶然のようで必然の出会い。ケツメイシの「出会いのかけら」が映画とぴったり。

  • 借金苦からオレオレ詐欺に手を染めたもののカモの老婆に親近感を抱いてしまう青年(岡田准一)、若い頃売れない芸人に恋をしていた母の青春時代を辿る娘(宮崎あおい)、25歳の崖っぷちアイドル(平山あや)と、彼女を応援するアキバ系オタク(塚本高史)大嘘つきのカリスマホームレス(西田敏行)に憧れるサラリーマン(三浦友和)。年代も境遇もバラバラな彼らの人生が、ある台風の日にひとつに重なり彼らの人生に、小さな奇跡を起こす。
    劇団ひとりのベストセラー小説を映画化。
    「一見関係ない人々が、奇妙な縁で交流して影響し合う群像劇」というと「マグノリア」を彷彿とさせるけど、岡田准一演じるパチンコ依存症のバスガイドと三浦友和演じるホームレスに憧れるサラリーマンと宮崎あおい演じる親子と西田敏行演じるホームレスが奇妙な縁で人生が重なり合う群像劇の次第に奇妙な縁で人生が重なり合う中盤から後半までは良いものの、結局はそれぞれが新しい一歩をはっきり踏み出していないことなど、雰囲気でいい話感を出している薄さが「マグノリア」のレベルまで達していない惜しい群像劇映画。
    岡田准一、宮崎あおい、三浦友和、西田敏行の演技が良かっただけに、残念な群像劇映画。

  • 話しが良く分からなくなってしまい、感動ポイントにハマらず。やっぱり原作読まないとですかね。

  • 期待した程ではなかった。

  • 「劇団ひとり」原作の『陰日向に咲く』の映像化作品を観ました。

    先日、「劇団ひとり」の原作を読み終えていたので、気になっていた映画です。

    -----story-------------
    大型台風が接近中の東京。
    ギャンブルから足が洗えず、借金まみれの末に、ついにオレオレ詐欺に手を染める青年「シンヤ」。
    若かりし頃に売れない芸人「雷太」に恋した母「鳴子」の恋の軌跡を辿る女性「寿子」。
    25歳の崖っぷちアイドル「みゃーこ」と、彼女を一途に応援するアキバ系アイドルオタクの「ゆうすけ」。
    大ボラ吹きのカリスマ・ホームレス「モーゼ」に心酔し、人生を投げ出しダンボール生活を始めたエリートサラリーマン「リュウタロウ」。
    一見、無関係な彼らの人生が、台風の接近と共に不思議な縁に導かれるように次第に交錯していく…。
    -----------------------

    原作の印象が良い作品の映像化作品を観たときに、よく感じることなのですが、、、

    本作についても、物足りない感じを受けましたね。

    自分の中でイメージを作ってしまっていて、それとのギャップが大きいことが要因なんでしょうけど… それにしても、少し残念な感じがしました。


    「シンヤ」のギャンブルへの拘りについては、もっと無軌道で常識外れで弾けた演出をして欲しかったし、

    「みゃーこ」には、小学生のときの「ゆうすけ」との別れのことは思い出して欲しくなかったし、

    「ゆうすけ」は、「みゃーこ」に稼ぎを貢ぐことで、もっと貧しい生活になり、その姿が「リュウタロウ」の社会復帰のきっかけになるエピソードは外せないと思うし、

    というところが、原作とのギャップを大きく感じた部分でしたね。


    それでも原作同様に老女が遺した手紙には泣けてしまいましたけど。


    まぁ、全体的には原作の流れをなぞっているとは思いますが、やはり2時間で表現するのは難しいんでしょうね。


    映画として悪くはないと思いますが、原作への思い入れが強く、評価が厳しくなってしまいました。


    -------------------------------------------
    監督: 平川雄一朗
    製作: 島谷能成
        小杉善信
        見城徹
        藤島ジュリーK.
        西垣慎一郎
        磯野久美子
        古屋文明
        安永義郎
    プロデューサー: 樋口優香
    エグゼクティブプロデューサー: 市川南
                    奥田誠治
                    塚田泰浩
    ラインプロデューサー: 鈴木嘉弘
    協力プロデューサー: 神蔵克
               小玉圭太
               原藤一輝
    企画・プロデュース: 川村元気
               佐藤貴博
    原作: 劇団ひとり
    『陰日向に咲く』(幻冬舎刊)
    脚本: 金子ありさ
    撮影: 中山光一
    美術: 磯田典宏
    衣裳: 高橋さやか
    編集: 今井剛
    音楽: 澤野弘之
    音楽プロデューサー: 北原京子
    主題歌: ケツメイシ
    『出会いのかけら』
    VFXスーパーバイザー: 小坂一順
    スクリプター: 鈴木一美
    照明: 中須岳士
    装飾: 松本良二
    録音: 深田晃
    助監督: 井上雄介
    出演:
     岡田准一 シンヤ
     宮崎あおい 鳴子・寿子
     伊藤淳史 雷太
     平山あや みゃーこ
     緒川たまき ジュピター
     本田博太郎
     北見敏之
     山本龍二
     根岸季衣
     生田智子
     堀部圭亮
     池内万作
     戸田昌宏
     近藤公園
     平岩紙
     諏訪雅
     浜田学
     増本庄一郎
     岩田丸
     木幡竜
     松岡恵望子
     鈴木アキノフ
     菅谷大介
     佐野夏芽
     澤純子
     西田敏行 モーゼ
     塚本高史 ゆうすけ
     三浦友和 リュウタロウ

     
     

  • 「2007本屋大賞 8位」
    九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
    https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/705799

  • 原作堪能済みで映画版を手に取る。ただ元の筋がオムニバス形式をとっていること、登場人物が複雑に関連しあっていることが手伝ってか、記憶の鮮明度は若干薄めでの鑑賞スタート。
    結果としてかなり手を加えられた映画版の脚本の中でパズルを解くのにも時間がかかり、その分楽しめたかなといった感あり。

    もう6年前ということもあり岡田准一がおさなげに目に映った。最近はさすが30も越えたからか、落ち着いた役どころも回ってきている様子。大河は追いかけていないので彼の官兵衛ぶりはまだ鑑賞していないがこれからが楽しみ。宮崎あおいはまだ20代も前半だった頃で公開時期は大河で篤姫を演じていた頃とかぶっていたようであるが、先日鑑賞した「舟を編む」(2013) での輝きぶりとほぼ変化がないことに改めて驚嘆。こちらもまだまだこれからが楽しみ。そういやこの二人の共演は「昔大河と今大河」ということか。

    ちなみにほぼ台詞ゼロの脇役ながら気になった出演陣に平岩紙という女優あり。ついググッてみると実は既に彼女の声優デビュー作に巡りあつていたという事実が判明。その担当キャラが鮮烈であったが故にの引っ掛かりではあるがCM等でも活躍しているようなのでまたどこか出会える日はそう遠くなさそう。楽しみ。

    また機会があったら原作読みなおしてみよう。

  • 場面転換が結構多かったので、話の内容を理解する(ついていく)のが少し困難だった。

    この映画のタイトル「陰日向に咲く」通り、厳しい環境を自分自身で見つめ直し立ち向かおうとする展開が見れて、映画を見終わった後に、今またはこれからやってくるかもしれないつらい環境に打ちひしがれることなく頑張ろうと思える映画だった。

    個人的にアイドルオタクのストーリーが興味深かった。

    アイドルから連絡が来て自分のことを覚えていてくれている、そして意識されているかもしれないといった状況でも彼は「いちファン(僕のアイドル、みんなのアイドル)」として彼女を応援することを決心し「これからもずっと応援しています!」といったようなセリフを言って立ち去る姿はとてもかっこよかった。

    自分が彼の立場だったらこれを機にそのアイドルと仲良くなって自分だけが特別な存在であってほしいといった感じでいろいろ企むだろうなと思った。笑

    本よりも映画を先に見たので、次は本のほうも読んでみたい。

  • 前半は、退屈で観るのをやめようと思いましたが、後半は良かったです。少し泣けました。意外な繋がりに、感心しました。

  • 台風がいろんな人の過去からのしがらみをすべて浄化させ、台風一過、人生ハレルヤ!って感じのお話でした。
    みんな頑張って生きてるんだな…って思いました。
    岡田准一くんは顔が濃いのに演技はナチュラルで上手だね。
    主演が岡田くんなのが良かったと思いました。
    観終わってスッキリするお話です。

  • 2008年作品 劇団ひとりの原作
    岡田准一 宮崎あおい 主演

    それぞれが 懸命に生きようとするなかで、結び合っていく
    ふしぎな感じの物語。

    ギャンブル好きな青年 シンイチ(岡田准一)は 借金まみれで
    会社の所長からも50万円借りている。
    はじめは 小遣い帳を書いているが・・・
    パチンコ屋の前にたつと その誘惑に駆られて 
    ついパチンコをしてしまう。シンイチはパチンコ依存症である。

    サラ金の取立てやから追いかけられている。
    そんなあるとき 母親の恋人だった人を探している 宮崎あおいに出会う。
    宮崎あおいの落とした100円玉を拾い 縁結びのお守りを拾う。
    そんな出会いをした シンイチとあおいは 
    一緒になって ヒト探しをする。

    モーゼ(西田敏行)という ホームレスに あこがれて
    サラリーマンの生活を捨て ホームレスとなる リュウタロウ(三浦友和)
    モーゼは 琵琶湖が割れたとか アメリカ人を殴ったとか冗談を言う。
    そのモーゼは 野球選手の父親といわれて・・・いた。

    シンイチは サラ金の相談に法律事務所に行くが 
    そこであった弁護士があおいだった。
    父親が借金を返済してくれていたのだ。
    あおいは 父親と話すべきだというが・・・シンイチは応じない。

    リュウタロウとシンイチが結びつき
    あおいとモーゼが結びついていく。

    アキバ系オタクと アイドル美也子のシーンも絡んでいくが
    本筋ではなく 最後まで絡まないのが ストーリーとしてはどうかな?
    二つ物語の同時進行ということか?よくわからない。

    ふーむ。変な風につながって 結晶のようになっていく。
    最後は モモの木の前で 写真撮影。
    こういう ほのぼのした映画が人気があるのかなぁ。

    宮崎あおいの漫才というか 方言はうまく話せている。
    しかし、まだまだ奥行きはないですね。

  • 光の当たらない人生を送る人。
    そんな人にもドラマチックなストーリーがある、という感じかな。
    すれ違って距離がひらいても、大切に思っていたら最後はまたつながる。地味で好き。

  • いい話。されどただのいい話。

    期待値が高かった分パンチが少なかったような。

    結局伝えたいメッセージってなんだったのかしら。一期一会ということ?目立たなくても、決して幸せとは言えなくても、一生懸命生きているということ自体が素晴らしいということなのかな。

    俳優陣非常に良かった。岡田くんうまい。

  • うん、まぁまぁですね。
    岡田くんぶっさんちっくだね。髪長いほうがすきなんだけど、とりまかっこいいものはかっこいい♡
    あと西田敏行やっぱ良い。


    お話自体は・・
    こういう風にいろんな人がいて、それぞれの人生が少しずつリンクしてく話は好きだけど、なんかツメが甘ような。うーーーん。
    西田敏行と宮崎あおいのエピソードのまとめ方があんま好きじゃなくてもやもやが残ります。
    塚本高史と平山あやのは好きだったな。せつないけど納得できた。


    結局なんにも解決はしてなくて、でも少し日が差してきたかんじ。
    最後お父さんと写真撮るとこ、あったかい気持ちになれて良いです。

  • 原作がとっても面白かったから絶対観たい!
    と、期待して観たんだけどやっぱり原作以上にはならないもんで。
    本で読んだ時の語り口の軽さの面白さが映画にはなかったなぁ。
    岡田君じゃなくてそのまま劇団ひとりが主役でもよかったかも!
    映画しか観てないならぜひ原作を読んで欲しい作品です!

  • 小説の方が良かった

  • 劇場にて。

    映画化は、原作を超えない
    …かもしれへん。
    っていう、余計な先入観を持ってる自分がイヤやけど
    この作品は
    ストーリー内容解かってて観ても負けず劣らずの、
    それを上回る感動グッジョブ♪
    文字で伝わる光景も美しぃけど、
    映像ならではの表現方法は あと乗せサクサクが可能な映画化の特権やし。
    現在進行形で過ぎ去る人生の台風に、幸せの黄色い傘が舞うシーンが印象的やった。 雨のち晴れ。
    桃缶と手紙がヤバイなぁ♪
    西田敏行は、どプロやなぁ♪
    写真を撮るときは ちゃんとカメラを固定せなアカンやろー

    2009年05月29日

  • 健一さんへ
    二歳の時にあなたとお別れして以来、まさかもう一度話せるとは思ってもいませんでした。あれからなんとかお金のほうは用立てさせていただきました。その代わりにといっては何ですが、私からも一つお願いがございます。
    これからも時々で構いません。
    今までのように電話を下さい。
    そして健一さんの話を聞かせてください。子供の頃の話聞かせてください。家族で行った旅行の話を聞かせてください。眠れない夜、私は何の絵本を読んであげたのか聞かせて下さい。
    運動会の日、受験の日、卒業の日、結婚の日、その日のあなたに、その日の私が言った言葉を聞かせてください。私は良い母親でしたか。あなたを幸せにできましたか。聞かせてください。あなたと私が生きてきた話を聞かせてください。

  • ★2.9

    ギャンブル依存症の青年の親子の関係を描いた作品でした。育ての母親が死んだ原因を父親のせいにして逃げていたけれど、生みの母親の死で過去の過ちを見つめて父親との新たな関係を作り直そうという物語。

    その背景に主人公の父親の悩みや、一人の漫才師の男の人生が描かれていたり、アイドルに本気で恋して励ます一人の男の人がいたりと様々な人の物語が折り重なっています。


    感想としては父親と和解できたようでほっこりすら話だと安心して見ていられる作品だと思います。ただストーリーがもうちょっと欲しいような。生みの母親と主人公の繋がりがよくわかんなかったり、漫才師のホームレスのおじさんが何故嘘をついてまで親子の関係を乱すような真似をしたのかというのがチグハグな感じを受けました。
    でも全体のストーリーからシリアスな部分を含めてほっこりする感じは伝わったので、監督のこれからの作品に期待したいです。

  • なかなか面白かった。それぞれのエピソードが1つに収斂していくのはいいんだけど時間的に厳しいのか雑な部分も見受けられました。宮崎あおいかわいすぎ。昔の服装似合いすぎ。西田敏行は全部コミカルな印象になっちゃうね。

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