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本 ・映画 / ISBN・EAN: 4523215021999
感想・レビュー・書評
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自由を求め、脱走に成功し、更に社会でも成功し、蓄音機メーカーの社長となる1人と、彼を逃して自分は脱獄できず、出所してからも欲しかった自由は得られず、首を吊ろうとしたところで愛に目覚める1人と。
社長となった1人のもとへ、問題社員として連れられる1人が友情を確認するのがとてもいい。前者が金や名誉の亡者となって、後者に札束だけおしつけようとするが、後者はそんなこと、屁にもかけない。なんなら、前者の抱く名誉毀損なんか…思ったってやりもしない。そんなのは、自由の邪魔でしかない、と後者の方が透徹した想いを抱いていそうで、なんともフランスらしかった。
しかし再開し、お互いの心の距離が消えてからの主人公たちの度を越したラブラブっぷりには、愛人を作っている社長の妻すら惨めに見えましたw2人の世界すぎる…
脱獄犯として捕まる前にまた2人で逃げ出す主人公たちや、ラストの隠されていた紙幣が風に舞い、それを追いかけて誰もいなくなる祭典なんかも映像が本当に面白かった。この時代の映画、画としての大げささがとてもいい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
チャップリンが『モダン・タイムス』でパクったと言われている元ネタの映画。
こっちのほうが単純に楽しいでげす! -
原題:À nous la liberté
(1931/104min/René Clair/フランス)
チャップリンのモダンタイムズと似てるなあ、と思ったら、どうやらこちらが先で色々あったらしい! 最後が好きー♥