第13作 男はつらいよ 寅次郎恋やつれ HDリマスター版 [DVD]

監督 : 山田洋次 
出演 : 渥美清  吉永小百合  倍賞千恵子  村松達雄  三崎千恵子 
  • 松竹 (2012年5月26日発売)
3.48
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  • 本棚登録 :46
  • レビュー :13
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105058453

第13作 男はつらいよ 寅次郎恋やつれ HDリマスター版 [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 根っからの方には恐縮しますが、遅まきながらサユリストになったかもしれない・・・。(笑)
    自分も吉永小百合に「あたし、来ちゃった」って言われてみたい!(笑)
    ますます美貌に拍車がかかり、前作に引き続き相変わらず脇目を振る余裕なしのキャラ設定にはどうかと思いますが(笑)、そんなことはどうでもいいと思えるほど、登場されるだけで大満足しました!(笑)

    『柴又慕情』の続編を非常に観たくなり、2夜続けての鑑賞です。
    薄幸の美女ぶりがとてもよく似合う吉永小百合がマドンナということで、前回よりは笑いも抑えて、全体的にしっとりとした風情の物語に仕上がっています。
    また、寅さんの女運の無さにもここに極まれり、というくらいに今回はダブルノックアウトの悲壮感漂う結果でありますが、その後のいい人ぶりに、寅さんならではの清々しさがあって、これまた情緒豊かな仕上がりであるともいえます。
    『柴又慕情』の続編ということで、前回との連続性がきっちり保たれているところは流石です。歌子(吉永小百合)との再会の場所が愛知県ではなく津和野だったのは、すでに撮影地が決まっていたからでしょうかねえ?小説家のお父さん(宮口精二)は味がある演技で今回も登場してくれて嬉しかったです。(笑)
    「とらや」の面々も相も変わらず騒々しくておっちょこちょいで、現在なら「おせっかい」ととられてもいいような行動まで普通に行える人情の深さがとても温かくて、琴線に触れますね。ちゃぶ台での談義も楽しくてわくわくしながら観ました。(笑)2代目おいちゃん役の松村達雄は本作をもって交代とのことで、吉永小百合とともにやって来て去っていかれることになったのですね。前回同様に博(前田吟)とさくら(倍賞千恵子)の的確なアドバイスがターニングポイントになっていて、これまた安心感がありました。
    結局、メインの内容は歌子(吉永小百合)と小説家のお父さん(宮口精二)の確執であり、寅さんの恋愛感情は周囲の「雑音」に過ぎなかったわけで、寅さんの落胆ぶりは推して知るべしなんですが、それを厳しくも優しく包み込む妹さくらのいじらしさにも今回いつも以上に注目です。
    それにしても、あ~あ、吉永小百合さん。また、マドンナ役で登場して欲しかった!

    • nejidonさん
      mkt99さん、こんにちは♪
      PCと自分が不調で、ちょっとご無沙汰してしまいました。

      この映画、相当楽しまれたようですね!
      読んでいて、こちらまでついニヤニヤしてしまいました。
      とりわけ、上から2行目はもう爆笑でございます。
      寅さんのマドンナたちの中では、あまり好きな方ではないのですが、それはあくまでもキャラ設定上の話。
      吉永さんの魅力は、いつまでも変わらない清らかさにありますよね。

      松村達雄さんも好きだし、宮口精二さんにいたっては、もうあまりにも好きで、出演作品はほとんど見てしまったかもしれません。
      時代を経ても残る作品には、素敵な俳優陣が顔を並べているものですね。
      それぞれの役をしっかりと演じ切っているように思えます。
      ところで私もお正月は「寅さん」を見ました。
      京マチ子さんがマドンナ役で、『寅次郎純情詩集』というタイトルでした。
      お暇な折にご覧くださいませ。
      2015/02/06
    • mkt99さん
      nejidonさん、こんにちわ!(^o^)/
      コメントいただきありがとうございます!

      お身体のお加減はいかがでしょうか。もしかすると長期旅行中かなとも思ったりしていましたが・・・。復調されたようで何よりです。
      またnejidonさんの元気でユーモアがあって論旨豊かなレビューや楽しく温かいコメントが読めて喜ばしい限りです!(^o^)

      この映画はというと、もはやサユリストになった自分には清らかで楽しい思い出であります。(笑)途中より、もう見ているだけで満足しました!(笑)
      しかし、あの性格設定だけはどうにかならなかったものか・・・。
      宮口精二さん、本当にいい味出していましたね。父親の心に秘めたやるせない気持ちが十分に滲み出ていて素晴らしかったです。松村達雄さんの「おいちゃん」引退は残念ですが、この後もシリーズにいろいろと登場されるようなので、次回いつ登場するかと楽しみな限りです。
      京マチ子さんの『寅次郎純情詩集』はたぶん一度観たことがあるような気がするのですが、例によって全然憶えていないので(笑)、今度是非観てみますね!楽しみです。(^o^)

      それでは今後ともよろしくお願いいたします。m(_ _)m
      2015/02/07
  • 生活のためだけに就職したり、就職するかわりに結婚するような生き方は望まない歌子。
    大変だけどやりがいのある仕事を選ぶか、無理をしないで分相応の仕事を選ぶかで迷う歌子。
    そんな歌子に寅はアドバイスします。
    「全部やめちまえ。毎日とらやでぶらぶらして 花を摘んだり 歌を歌ったりして暮らしなさい。」て。
    寅さんならではの痛快なアドバイス。
    さらに寅は 歌子の父親に歌子に謝るよう直談判に行きますが、物別れして帰ってきます。
    後日、寅は さくらにたしなめられます。
    「ちくしょう。俺がいったい何をしたっつうんだよ。
     歌子ちゃんはね俺んちの二階にいて ふらふら、ふらふらしてた方がいいんだっつてんだよ。」
    「生きてくためにはね 誰だって働かなくちゃいけないの。
     お兄ちゃん、本気で歌子さんの幸せ考えてないわね。
     歌子さんに いつまでもうちに居てほしいって言うのは お兄ちゃんの気持ちでしょ?
     それじゃ歌子さんが幸せなんじゃなくて お兄ちゃんの方が幸せなんじゃない。」
    「そうか そうか 要するにお前は 歌子ちゃんが このうちにいる事が嫌いなんだよ お前はな!」
    「やめろ やめろ こんな奴に何言ったって無駄なんだよ。(おいちゃん)」
    今回はいつもに増して駄々っ子な寅次郎でした。

    寅次郎を誰よりも理解し大事だからこそ厳しいことも言うさくら。
    そして何だかんだで さくらの言う事は聞く寅次郎。
    なんか いいなぁ。

    「お前達に色々迷惑かけたらしぃしさ」
    「誰もそんな風に思っていやしないわ。
     ほんとよ。お兄ちゃんが居ないとね、みんなだまーってテレビ観ながらご飯食べて、
     それじゃお休みなさいって寝るだけなの。
     お兄ちゃんどうしているかなって、いつだってみんなそう思っているのよ。」
    立ち上がり とらやを去ろうとする寅。
    「お兄ちゃん。。。」
    「そんな風に思われているうちが華よ な さくら」

    「みなさんと幸せについて語り合った夜のことをときどき懐かしく思い出します。
     今のわたしは幸せかどうか。そんな事を考えるゆとりもありませんが、
     でも十年先、二十年先になって今のことを思い出したときに、
     あぁ。あのころは幸せだったと そう思えるようでありたいと そう願っています。」

  • 初鑑賞。第9作に続いて吉永小百合演じる歌子が再登場した第13作。

    第9作を見たのは18年ぐらい前なので、やっと続編が見れました。

  • 歌子さんエピソード2回目。

  • 9作目の続編。小説家の父と歌子役の吉永小百合との和解が描かれている。寅の結婚が毎回取り沙汰されるところがなんだか小津安二郎的なマンネリ感。慣れてくるとこの展開が心地良い。しかし暴力的で子供っぽくてすぐに家出しようとするところは毎回不快。みつおの成長は見ていて楽しい。

  • 男はつらいよの第13作。
    第9作「柴又慕情」と同じく吉永小百合さんが歌子役でマドンナでした。

    駆け落ちして結婚した相手が1年ちょっとで亡くなっちゃって、旦那の実家がある島根県津和野で未亡人をしていた歌子ちゃんが、偶然津和野に来ていた寅さんと再会し、なんとなく寅さんに後押しされて東京に戻って来て、ぎくしゃくしていた実父さんと和解&自分の居場所(職場)を見つけるまでのお話でした。

    小百合さんが落ち着いた演技をしていたからか、今回はそれほど寅さんにイラっとしなかったです。
    相変わらずキャパの狭い考え方しかできない、おじさんだけど幼稚園児のような寅さんだけどね(笑)

    マドンナさんたちはみんないつも「寅さんのおかげよ♪」って言うけれど、実際はとらやメンバーのおかげなんだと思うなぁ~。

    この回の旅先は、島根県の温泉津・益田・津和野でした。
    津和野から寅さんが山口に出るときのバスの行先が「小郡」になっていて、なんだか時代を感じちゃったよ。

  • 13作目。マドンナは9作目に続いて登場の吉永小百合。

    序盤でいきなり失恋したと思ったら、その直後に過去に失恋した歌子(吉永小百合)と再会するという新しい展開。夫を亡くした彼女を不憫に思い、あれこれ世話を焼くわけですが、不幸な境遇の人をほうておけないところはまさに寅さんの面目躍如。

    本作のもうひとつの見せ場は、前回登場時に解決できなかった彼女と父親(宮口精二、渋い!)との不和の修復。寅さんやさくらの奔走のかいあって、ようやくわだかまりを解いた2人。そして、彼女は人の役に立つ生き方をしたいと一人旅立っていく(相手が仕事を選んで失恋するというパターンも今までなかった気が)。傷つき悩みながらも前を向いて歩いていこうとする吉永小百合の姿はとても印象的。「歌ちゃん、また再登場しないかな~」と誰もが思う魅力的なマドンナでした。

  • やっばり吉永小百合は好きになれない。

  • 津和野で再開
    図書館にお勤め
    夫の実家に住まう
    すべてを捨てて とらやに下宿
    さくら夫婦に相談し
    けっきょく島の施設で働くことにする
    仕事を選んでの失恋は初めて?

  • 吉永小百合その2。ダーク編
    寅次郎は止まり木。羽を休めたら、誰もが飛び立って行ってしまう。さらに寅次郎自体も渡り鳥。長くはひとところにはいれない。どこまでも自分勝手で、それがいい。
    別れがあるから、人生は短く濃いものになるんですね。マレビトは富と災いをもたらすもの。長くはいれない。寅次郎の人生は、ものすごく密度が濃く豊かでしょう。
    人間は生きて行くとどうも頑固になるようで。大人のだめな部分をぶっ壊す寅次郎は、予定調和とはいえ最高である。人ごとなら悩みも問題も掻き回してしまう。かっこいいなあ。

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