本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4988105058590
感想・レビュー・書評
-
お正月はこれがないとしっくりこないですね~。
といっても本編は夏ヴァージョンでしたが・・・。(笑)
シリーズ第27作でマドンナ役は松坂慶子です。
時に松坂慶子、29歳。いやあ、いいですね~。物凄く綺麗です!これは寅さんならずとも世の中の男性はイチコロかもしれません。自分もイチコロでした。(笑)あのジャケットを脱いで肩をみせるシーンなんてもうサイコーですね!
また、今回の松坂慶子は大阪芸者の役でしたが、薄幸にもかかわらず朗らかで艶やかな役は、松坂慶子によく似合っていたと思います。着物姿も良かったのですが、お嬢様のような洋服姿がより映えていたように思います。
山田洋次監督も松坂慶子出演とあって、テキヤの寅さんに売らせている品物を「愛の水中花」にしてみたりと張り切ってジョークを出していましたね。(笑)
ストーリーとしても寅さんと松坂慶子の芸者の絡みを割と丁寧に描いていて、出会いとラストは少々強引とも思えましたが(笑)、まあ、寅さんだからこれは許す。(笑)なかなかの出来栄えの佳作であったと思います。
あと、例によっておいちゃん(下條正巳)、おばちゃん(三崎千恵子)、博(前田吟)、タコ社長(太宰久雄)、源ちゃん(佐藤蛾次郎)、御前様(笠智衆)といった寅屋とその周辺の人々や、今回から登場となる満男(吉岡秀隆)、そして、妹さくら(倍賞千恵子)と寅さんの絡みも面白いことこの上ありませんでした!(^o^)
大阪メンバーの中では何気ない登場の笑福亭松鶴が画にアクセントを付けていましたが、やっぱり何より芦屋雁之助が寅さんの子分(?)としてなかなかの面白味を発揮していたと思います。寅さんが長逗留している安ホテルの旦那として、寅さんの恋愛を目撃する役だったのですが、気が弱く人情味の溢れる姿が浪速っぽい面白さを引き出していましたね。
あんな風に松坂慶子に腿の上で泣かれるともうどうにかなってもいいと思うのが当たり前なんですが(笑)、信義を守るのが寅さんの良い所。それを踏まえての芦屋雁之助の男女論にも含蓄がありました。寅さん、本当に残念だったな・・・
シリーズも27作目にして、中ダレしているかと思いきや、美人の松坂慶子の登場で、より引き締まった寅さんの恋愛物語だったと思います。そして、物語もさることながら綺麗な松坂慶子に見惚れるのに終始した1作でした。(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
"男はつらいよ"第27作。冒頭竜宮城の夢オチからタコ社長の失踪騒動へ。いつもぶつかってる社長を本気で心配する寅さんと、しおらしく反省するタコ社長がめずらしい。そして本編は瀬戸内・大阪で出会った芸者の女性の不幸な身の上と寅さんの恋路。松坂慶子の魅力に加え寅さんに膝枕をねだるなどの展開に、いつになくアダルトな感じ。ジャケットを脱いで肩をあらわにするところなんてドキッとしちゃう。そして結末も寅さんが珍しく語気を荒立ててすねて見せる暗いトーンの画面。ラストで笑顔の再会は良かったけれど、これまた正マドンナで〆るのも珍しいなと思ったり。個人的には東京に戻ってからもうひとひねりほしかった気もする。
それにしても、寅さんからしたら、逃がした魚は大きいの図。だけれども、あの一夜でさっといなくなるマドンナの方もなあと。まあ、寅さんが言う男のメンツもあれば、女のメンツもあるって話かね。あとは大阪の宿屋の主人?蘆屋雁之助の珍しくダメな感じもよかったかな。そして本作から吉岡・満男。 -
つい先日「精霊流し」(2003) を鑑賞させてもらっただけに、今回のマドンナ松坂慶子という女優さんがこの約30年という時間を隔てても美しさと気品を保っている事実に改めて驚かされる。当時の彼女は30台にのったところ、先日の大原麗子と同様多くの美形女優がその実力と美しさの最初のピークを迎えるのがこの頃であるがため、寅さんの相手役としては年代として釣り合わなくても引っ張りださねばならない。
ちなみに松坂慶子の大阪弁役はちょっと残念な感じ。先日鑑賞した太地喜和子が東京生まれながら非常に自然な西日本アクセントを使いこなしていたのと比べるとどうしても見劣りせざるを得ない。周りの共演陣が芦屋雁之助、正司歌江、正司照江、笑福亭松鶴(ついでに混ぜると佐藤蛾次郎(笑))と完璧な布陣であるためどうしても目立ってしまうのだが、一方この人らと対等に渡り合おうとするのは無謀ではある。ちなみに正司歌江&照江(もう一人は花江)は本作公開の年に結成25年を切りにかしまし娘としての活動を休止していたそうな。そんなことも手伝っての出演達成だったのかも。
あと今回の目玉は「新満男」吉岡秀隆登場!なぜだか彼が交代するのは20台になってからかと勝手に想像していたのだが「27作目より…」というのも目にしていた。がっつり小学生役で彼が登場したのは嬉しい誤算。先日鑑賞させてもらったのが「遙かなる山の呼び声」(1980) であり、本作において山田監督の腹は決まっていたようだ。昔から寅さんをみていた人達は彼を「満男」と「純」とに分けてみれたのだろうが今の自分は「純」95%といったところ。これから彼の成長具合も含めこの割合の変化をじっくり楽しませてもらえそうだ。
ちなみに冒頭夢想シーンにマドンナが登場してびっくり! -
本作から満男役が中村はやとから吉岡秀隆になる。そういう意味では節目の作品ということになるのだが、内容は良くも悪くもいつも通り(今から見れば節目になるってだけだから当然か)。舞台は大阪。芦屋雁之助との遣り取り笑える。スクーターに乗るさくらを拝める。
とらやにて。松坂慶子扮するふみの結婚を祝福する乾杯の直前に婚約者からの電話。ふみの結婚を知って動揺を隠せないとらやの面々が気まずい空気を変えようとして提案した乾杯だけに完全に水を差された形。電話口でひそひそと「うん。私ももう帰るから」と話すふみの声を聞いた寅次郎は堪らず席を外す。その後、雷雨の中タクシーに乗り込むふみを一同が見送る場面に切り替わるのだが、祝杯が結局為されたのかどうかは気になるところ。これも届かないエールの一種なのかしらと邪推。ラスト、対馬で結婚生活を送るふみを訪問することでそのエールは遅れて届くことになる。
ふみから届く手紙がとらやを去る際の後味の悪さをいくらかでも和らげているのを見て、礼状や詫び状に対する認識を改める。あんなのただの形式だからと馬鹿には出来ない。
2017年3月5日追記:アマゾンプライムで観なおした後で、そういえば松坂慶子は別の作品にも別の役柄で出てたなあと思い、続けざまに第46作も鑑賞。舞台は瀬戸内。就活を逃げ出して琴島にやってきた満男を寅次郎が迎えに来たものの、ミイラ取りがミイラになる話。物語の最後、正月にトラヤにやってきた松坂慶子が満男に両手で目隠しをして「だーれだ」をやる場面を観てハッとする。実はこの第27作でも彼女は目隠しをしていたのだ。ただし相手は寅次郎だけれども。粋な遊びだ。 -
27作目。マドンナは松坂慶子。本作の魅力は美しく明るく気立てのよいおふみさんの存在によるところが大きい。寅さんと再会したときにキャッキャッとはしゃぐ様子や、とらやで機転を利かせて接客する様子など、もう惚れるしかない。
弟の死という不幸に直面し、悲しみにくれる彼女は寅さんに身を任せるく覚悟で訪ねてきたのに、寅さんが彼女をやんわりと避ける。それは、おそらく人の不幸につけこむような真似をしたくなかったからなんだろううなぁ。千載一遇のチャンスを逃した結果、彼女は別の男と結婚することになる。寅さんは「男は引き際が肝心なんだよ」と強がるわけですが、惜しかったなぁと思いますが、ここには寅さんの美学と哲学。溢れていました。
あと、シリーズ中で傑作と言われる作品に共通しているのh、ベテラン俳優が脇で渋い演技をしていること。本作ではとぼけた旅館の主人を演じる芦屋雁之助が実にいい味を出しています。
それと本作から満男役が吉岡秀隆に! -
松坂慶子がなんといってもきれい。かしまし娘や松鶴、芦屋雁之助といった脇役もなかなか魅力的(鶴瓶はいなかったが)。瀬戸内から大阪(新世界、石切神社)、対馬とロケ地はふんだんだし、寅さんが水中花を売ってるのもしゃれてる。対馬の寿司屋は2002年頃に現地で「うちにロケに来たことがある。お礼にウイスキーをもらった」と店主がいっていた店。ラストにほんの少し出ているだけだったが、ようやく確認できて良かった。
松坂慶子が寅さんに膝まくらで寝るシーンは大変もどかしい。なぜ手を出さないのか。せっかく相手が迫っているのに。寅さん童貞?
前作は3歳から会えてなかった母が出てきたが今回は唯一の身内だった弟と久々に再会を果たそうする話がはいっていた。なぜ寅さんと母親の話を入れないのだろう。
膝まくらの件といい、母親を直接出さない件といい、シリーズものとして体裁を整えるためにあえて避けたんだろうか。 -
アドラーの心理学を読んだあとだと、寅さんとは、他人の課題に踏み込んでいるように見えて、実は他人の課題に勝手に巻き込まれているだけですし、寅さんは水のみ場に相手を連れて行くけれど無理矢理水を飲ませることをぜず、相手は自分の課題を自分で解決すべく、自然に水を飲む。寅さんは常に相手の判断や行動を信じ、適切に引き際を見極めなおかつ見返りを求めない。ケーススタディとして完璧な人物ではないでしょうか。
-
残酷なヒロイン。
愛の水中花、まったく売れず。
満男の交代。
和服の松坂慶子がきれい。
山下清、東京まで集金に。 -
2014年4月29日(火)、鑑賞。
-
あんな芸者さんいたら、寅さんでなくても惚れちゃうでしょ。何度も観てる名作!
本棚登録 :
感想 :
