第39作 男はつらいよ 寅次郎物語 HDリマスター [DVD]

監督 : 山田洋次 
出演 : 渥美清  秋吉久美子  五月みどり  すまけい  前田吟 
  • 松竹 (2011年10月17日発売)
4.13
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本棚登録 : 32
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105058712

感想・レビュー・書評

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  • 「息子を連れてきたよ。」(寅さん)

    いつもと違う寅さんですが、名作です!
    初見は学生時代だったように思いますが、生意気な学生時代とは変わり涙腺が思いっきり弱くなっている昨今、わかっちゃいるけど、ぼろぼろぼろ。(笑)
    愚者を愛する仏様が宿った寅さんと、亡き極道の親友の息子・秀吉くんとの『母を訪ねて三千里』。そして、最後は『シェーン』。わかっちゃいるけど、やられました!
    秀吉くん、いいですねー。いいよー!そして、個人的には秋吉久美子、いいよー!(笑)

    数々の寅さん名言集にも注目です。(未見の方はこの下を見ない!(笑))



    「どんな人間でも取り柄があって、悲しまれ、惜しまれ、死ぬんだよ。(中略)たった一度の人生をどうしてそう粗末にしちまうんだ?お前は何のために生きてきたんだ?」

    「礼を言われるほどのことはねぇよ。名づけ親として当たり前のことをしただけだ。」

    「おじさんはな、お前のあのろくでなしの親父の仲間なんだ。(中略)このおじさんのことなんかとっとと忘れて、あのかあちゃんと2人で幸せになるんだ。」

    「働くってのはなあ、博みてぃに女房のため、子どものため、額に汗して、真っ黒な手をして働く人のことをいうんだよ。」

    「生まれてきて良かったなあと思うことがあるじゃない。そのために生きているんじゃないかな。」

    「俺たちのような人間がな、声を掛けちゃ迷惑なんだ。」「そうか。○○が秀の父親か。いいだろう。あいつだったらいいだろう。」

    寅さんのテーマ曲とともに余韻が大きく残るラストです。

    • nejidonさん
      mkt99さん、こんばんは!
      いいですねぇ、なんて素敵なレビューでしょう!
      もう一度観たい!いや、何度でも観たい!そんな気にさせます。

      寅...
      mkt99さん、こんばんは!
      いいですねぇ、なんて素敵なレビューでしょう!
      もう一度観たい!いや、何度でも観たい!そんな気にさせます。

      寅さんの名言、もうどれも心に染みます。
      柴又に帰るたびに喧嘩しては「婿は黙ってろ!」と博さんに口を挟ませない寅さんの、【働くってのはなぁ・・】で、私も泣きました。
      さぁ~、私も今夜観ようっと!ありがとうございました。
      2013/10/02
    • mkt99さん
      nejidonさん、こんばんわ!
      こちらこそ、nejidonさんに改めてご紹介いただかなければ、またまじまじと観てみようと思わなかったかもし...
      nejidonさん、こんばんわ!
      こちらこそ、nejidonさんに改めてご紹介いただかなければ、またまじまじと観てみようと思わなかったかもしれません。どうもありがとうございました!m(_ _)m

      今回は寅さんの心に染みる名言が多かったように思いますがいかがでしょう?
      秀吉くんの父の般若の政、秋吉久美子さんの役、そして、寅さんの行き方を振り返り、人はどうして生きているのか?というのが本編を流れる裏テーマでありましたが、これが数々の名言に結びついたのでしょうね。
      あと、満男篇の予兆のようなシーンもいくつか出てきますね。何気に美保純の演技も良かったように思いました。
      今宵ご覧になられるということで、存分にお楽しみください。(^o^)
      2013/10/02
  • 思わぬ名作に出会った。
    いつもの寅さんとは趣の違った異色作。
    寅さんを頼って上京してきたテキヤ仲間の子供のために、母親を探す旅をする話。ロードムービーになってる。
    マドンナに惚れつつも、フラれるでもなく事情ゆえに別れる。タイミングも中盤の最期あたりで、普段よりだいぶ早い。
    むしろそこからが盛り上がるところで、作品のスポットは寅さんの色恋話よりもテキヤの息子に当たってる。母親との再会、寅さんとの別れには泣かされる。寅さんにとっても別れは辛い。
    終盤に満男が人生について質問をし、寅さんなりの答えに納得するあたりも、この作品の質を高めてる気がする。最終作と言われても信じられる。

  • 秀吉を母ちゃんに引き合わせるのに躍起になるのは、きっと自分のキツイ再会体験があるからだ。たまたま観た第二作が見事な伏線となっている。途中、大阪の安宿に登場する女中はどことなく寅次郎の実母(みやこ蝶々)を思わせる。「たんが切れへんわ」の連続には笑った。

    満男「寅さんに会ってがっかりしたんだろ?」
    秀吉少年「うん」
    満男「でも見かけほど悪い人じゃないんだぞ。俺買ってるんだ、あの人」
    恐ろしい会話してますなあ(汗)。

    旅立ち前の柴又駅で寅に「なんのために人は生きてるんだろう?」と尋ねる満男。「生きてて良かったなと思えるときがあるからさ」と体よく答える寅。満男はなんだか騙されているような気がしながらも一応納得して家路につく。一方寅次郎は旅の空でもなお、満男に言われた「なんのために人は生きてるのか?」について思い悩んでいる。そこに通りかかるのが秀吉と再婚した両親。幸せそうな三人の姿を陰からそっと眺めながら、なんとも満足げな表情の寅次郎。質問への答えを目の当たりにしたところで物語も一件落着。さあ、満男編の始まり。(追記:まだ二作品残ってた。どちらもあまり好きじゃない。毎夏冬の公開が決まっていて、ここから一気に満男編に行くわけにもいかず、良く言えば時間を稼いでくれた二作、悪く取れば完全なる駄作)。

  • 暴力を振るう父親から逃れるように旅に出た寅さんの夢から始まる親子の物語。寅さんのテキ屋仲間で、飲んだくれのDV男から息子をおいて出て行った母親(五月みどり)を、とらやにやってきた息子とともに寅さんが探して回るという話。和歌山から奈良県の吉野、そして鳥羽の賢島と転々とする。寅さんではじめて泣いた。親子の対面モノには弱い。出川哲朗やイッセー尾形、笹野高史はまた出てきた。熱を出した息子を看病する中で距離を縮めたマドンナの秋吉久美子とのなれそめそのものは自然だけどいかんせん年齢差がありすぎ。

  • てておや

    いい回だった。寅らしくなく、寅次郎が一度も外さない。まさにダンディズムの極み。秋吉久美子も可愛くて、最初からとうさん、かあさんと呼び合うのも素敵。

  • 39作目か。ろくでなしの友人の子供のお母さんを探し和歌山、奈良、伊勢志摩。マドンナは秋吉久美子。で、ゲストに五月みどりに河内桃子。「人間は何のために生きてんのかな?」

  • ロードムービーに挑戦。
    結果的に秋吉久美子をうまく使えた。
    寅さんの訓話多し。
    いろんな工夫が空回りせず、おさまった。
    モテ男を卒業し、恋に落ちる予感。

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著者プロフィール

山田洋次(やまだ ようじ)
映画監督、脚本家。1931年生まれ。1969年に第一作が公開された、国民的大ヒット映画『男はつらいよ』シリーズ(全49作)ほか、『幸福の黄色いハンカチ』『学校』シリーズ『たそがれ清兵衛』『おとうと』『東京家族』『母と暮せば』など数々の名作を生んでいる。日本アカデミー賞最優秀監督賞3度のほか、国内外での受賞多数。2012年に文化勲章受章。
『男はつらいよ』50周年を迎える2019年に、第50作として新作が封切られることが話題になっている。

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