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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4988105058774
感想・レビュー・書評
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"男はつらいよ"第45作。東京で就職した泉と満男の仲はまずまず。そんな中、泉は友人の結婚式で宮崎へ。そこでは寅さんが床屋の女主人の元に逗留していた。女同士の嫉妬?に挟まれた寅さん。足を怪我して大騒動となるが。。。
仏映画"髪結いの亭主"を意識したのかなーなんて思っちゃう序盤の床屋のシーンは雰囲気抜群なんだけど、そこから本家のようにはいかずにいつもの寅さんモードへ。でも女亭主の弟に嫉妬する満男だったり、いつもの煮え切らない寅さんとの別れに激怒する女主人だったり、大した怪我じゃなかった寅さんへの辛辣にもとれる周囲のセリフだったりと、わかるんだけどちょっと。っていう場面の連続に少しげんなり。最後訳知り顔にまとめる満男も生意気。で、天罰かの如く泉との別れが。ついにあなたも寅さんの後継ぎ襲名ですよと。
そして、泉の会社での待遇なんてのもこれが当時では当たり前だったんだよなあと。今ならブラックなんて言われるんだろうが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ45作目。マドンナは風吹ジュン。
後藤久美子の出演は4作連続ですが、さすがに新鮮さが薄れた感じがあり、自分の境遇への自己憐憫の強さが相変わらず。満男との恋もなかなか進展せず、そろそろ潮時ではと思ったところ、本作で大きな転機を迎えます。つまり満男の失恋。「このまま伯父さんと一緒に旅に出たい気持ちなんだよ」という満男セリフが泣けました。そう、本作でついに満男がついに寅さんの後継者になったのです。
笠智衆演じる御前様の出演は本作が最後。色々な区切りを迎えていますね。
マドンナの風吹ジュンは、寅さんとのやり取りよりも、チリンと鳴らしてやってきた客の男のエピソードが印象的に残ります。
「別れるときはどうして心が通い合うんだろうねぇ」というおばちゃんのセリフも良かったな。
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宮崎でバッタリ再会した寅さんと泉。寅さんが足を折ってしまい、そこに満男が駆けつける。
泉と満男のストーリーの完結編。
寅さんの翻訳者としての満男は確かにいいのだけれど、そのぶん寅さんの出番が減ってしまうのはなんだかなぁ。。。
風吹ジュン演じるマドンナが別の相手と結ばれるのだけれど、このストーリーはいい。寅さんの様な相手と結ばれる。寅さんが幸せになれそうでなれない悲しさとなぜか良かったなぁとも思える不思議な余韻がいい。 -
お、蝶子さん。寅さんに啖呵切ったね!
そんなマドンナ久々だよと思って風吹ジュンの当時の実年齢を追ってみるとまだ40歳になったばかりの頃らしい。という意味では若干フケ役を回された感もありつつ、続けて彼女の年譜に目をやると本作の公開年に離婚を通り抜けていたことを知ると、どうりで若干影のある、悩みを抱えた四十路の顔がすぱっと出せたわけだと納得がいった。近年では「八日目の蝉」(2011) でもお見かけした。彼女の笑顔はどの世代で観せていただいても素敵だ。
本作にて御前様は見納め、やっぱりさみしいなぁ…。そういや風吹ジュンは「北の国から '83冬」においては彼演じる「豆大尽」のお孫さん役だった。奇遇である。 -
泉ちゃん、東京のCDショップで働き始める。母が倒れたので世話をするために休みたいと告げるも上司に「働くということを勘違いしてるんじゃないのか?なめとるんじゃないのか?誰だって事情抱えてんだよ」と嫌味を言われるシーンは観てるこっちがつらくなる。その上司の言葉が正しいからこそなのだが。「男はつらいよ 寅次郎の縁談」で、就活が嫌で家を飛び出した満男が電車の中で中年のおじさんに「当てもない旅か、いいねえ若い人は気楽で」と言われ涙を堪える場面もウルッと来た。真面目な女の子やナイーヴで線の細い青年を山田洋次監督は本当にうまく撮る。
本作が、御前様役・笠智衆の遺作。 -
寅さんを含めたキャスト陣が少しだけ元気になったような気がしてほのぼのと観れた。
近所中が集まってくるドタバタなど、往年の虎さんを垣間見られるシーンも随所にあったが、そこはやはり商店街の人々も老けているわけで…
風吹ジュンとの恋の駆け引きがもう少しあっても良いと思ったが、やはり渥美さんの体調を配慮してあの辺りが精一杯だったのだろうか…
まぁ久しぶりに、もう一回観ても良いと感じたシリーズだった。 -
風吹ジュンは待ち、再会し、結婚した。
みつおの彼女のいずみちゃんとの対比でしょう。
まあまあでした。
2016.9.30. -
満男・泉コンビもパワーダウン。
風吹ジュンのパラソルが印象に残った。
すっぴんの夏木マリ。
後藤久美子の足はかぼそく、吉永小百合の迫力には負けた。 -
愚かな師・寅さんと真面目な弟子・満男のおかしくも哀しい師弟愛のシリーズ第45作。
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2014年9月24日(水)、鑑賞。
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