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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4988101137916
感想・レビュー・書評
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復員した主人公は早速進駐軍ともめ事を起こして網走の収容所に送られる。そこでの生活を経たのち戻った闇市で、空襲で行方不明の家族を探しながら、任侠の世界をのし上がろうとするが。。。
網走とタイトルがついているが、はじめと最後?以外は闇市での任侠物語。進駐軍の傍若無人っぷりや闇市での戦後の世相が生々しく描かれているところが、今の時代からすると(劇作とはいえ)めずらしいかと。それにしても健さんが喧嘩っ早過ぎ(笑)かつ単純明快な人物として描かれているので、最後まで親分的な重みとは無縁なところが。。。
健さんの立ち回りはまだ拳とドスが主体の時代であり、なかなか迫力あり。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
TVにて
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「網走番外地」とはもはや別物。むしろ「日本侠客伝」に近い感じですね。
例によって、最後は健さん斬り込みに行くわけですが、健さんは義憤に駆られたわけではない。親しい人が殺された恨みを晴らしに行く。そのドラマが結構リアルで良かったですね。健さん先立って乗り込んで行って命を落とす三橋達也が「日本侠客伝」の中村錦之助を彷彿とさせます。
健さんの手下になる長門裕之と山本麟一のチンピラ感がすごく好き。どうせなら一緒に斬り込み行けばいいのに。
BS12にて -
序盤、雪原をジープで逃げ出した外人3人を、高倉建が馬に乗って追いかける。機械と動物だが、無機質に進むジープと躍動して駆ける馬の対比が何とも良かった。馬を横から捉えたシーンも多く、活劇性を帯びた。
長門裕之が、江戸っ子のべらんめえ口調で最後まで通したのが良かった。
【ストーリー】
昭和二十三年。復員して来た末広は、新橋駅頭で、進駐軍兵士に無理矢理連行される日本人娘を救った。だが、兵士にパンチを浴せた末広は、即刻逮捕され、北海道の米軍刑務所に送られた。
4カ月後、末広は再び故郷新橋の士地を踏んだ。しかし、家は焼けて跡かたもなく、母や妹の消息も知れなかった。その頃、新橋は北口の石津組と、南口に努力を張る華僑連合が対立していた。松鐘組の残党小松は、石津組にことごとく楯をついていたが、ある日、袋叩きにあっているところを末広に助けられ、以来末広の後を離れなかった。
そんな折、末広は出世前の仲間源吉とめぐり合った。そして小松を含めた3人は、石津を強迫し、客分としてもてなすという証文を書かせた。一方、石津も3人を縄張争いに、巧く利用しようと考えていた。やがて末広らは、石津組を襲った華僑連合を、退りぞけ、露店商たちから銀座の顔役と敬われるようになった。
末広が、客をひく妹秋子と再会したのは、そんな折だった。末広は妹の姿に怒ったが、秋子の恋人が真面目な中国青年であることを知って喜んだ。そして、秋子の仲人を郡司に頼むのだった。だが、その郡司は、末広の恋人、芸者の秀駒を愛していた。末広は2人の板挾に悩んだが、秀駒に郡司との結婚を勧めるのだった。
その頃、石津は、華僑連合が扱う統制品を北口の露店商に卸そうと考え、連合の幹部劉や崔と同盟を結んだ。仕入値の高さに困惑する露店商を知った末広は、華僑連合を脱退した楊と直接取引出来るようはからった。しかし、この一件は、石津や劉を怒らせ、楊は石津組が故意に起した交通事故の犠牲者となった。
その惨状を見た郡司は、単身石津組に殴込んだが、弾丸を浴びて他界した。相次ぐ親友の死に怒った末広は、必殺のカービン銃で、つぎつぎと悪徳やくざを葬っていったのであった。
伊藤一の原作『網走番外地』を「極悪坊主 人斬り数え唄」の村尾昭が脚色し、「ごろつき」のマキノ雅弘が石井輝男からうけついで監督する新シリーズ第一作。撮影は「喜劇 団体列車」の坪井誠が担当した。
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