ブラック・スネーク・モーン スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

監督 : クレイグ・ブリュワー 
出演 : サミュエル・L・ジャクソン  クリスティーナ・リッチ  ジャスティン・ティンバーレイク  S・エパサ・マーカーソン 
  • パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
3.64
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本棚登録 : 143
感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988113759113

感想・レビュー・書評

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  • 我が心の女優・
    クリスティーナ・リッチが、
    下着姿で鎖に繋がれ調教される
    セックス依存症の
    レイという役を演じると聞いて、
    なんとも複雑な心境だったけど、
    中味を観てビックリ!

    傷を負った2人の
    魂の再生を描いた
    感動的とも言える
    本当に素晴らしい作品でした。


    陳腐なエロ映画だと
    一瞬でも思ったことを
    謝らなきゃね(汗)(^_^;)


    とは言っても
    ヌードになり、
    セクシーなシーンも勿論たっぷり。
    (過激な汚れ役とも言えるけど…)

    文字通り身体を張った
    クリスティーナ・リッチの熱演には
    拍手したいですね。

    キュートな歌声も可愛かったし、
    かなりスリムになって
    別人のようにセクシーになってたのも
    当時ビックリでした(笑)


    そして彼女を救おうと鎖で拘束し、
    あれこれ世話を焼く
    落ちぶれたブルースマンのラザラスには、
    名優サミュエル・L.ジャクソン。


    彼の歌声が意外や素晴らしかったし(笑)
    包容力のある
    あったかい説教にも説得力がありました。


    性的虐待は勿論だけど、
    親から愛情を得られないこと自体がトラウマとなり、
    セックス依存症に繋がっていることなど
    考えさせられることも多いです。


    ただの美談ではなく、
    自らも傷を負った男が
    もう一度再生を果たすために、

    お互いが本当の自分を取り戻すために
    闘いを挑んでいく話だからこそ、

    観る者の心を
    こんなにも震わすのかな。


    やがてもう一度ギターを手にし、
    自らの心を開放させるラザラス。


    少しずつ少しずつ、
    自分を見つめ直し
    病気と向き合うレイ。

    腰に巻いた太い鎖は
    ラザラスとレイを結ぶ
    魂の絆であり、

    逃げることなく
    人と関わっていこうという、
    意志の表れなのかもしれない。


    安易なハッピーエンドでは終わらず、
    これから困難が待ち受けていることを匂わす
    ラストの締め方も
    納得できるものだったし、
    心からエールを贈りたい気持ちになりました。


    日本ではあまり知られていない作品だけど、
    DVDのパッケージやチラシからは
    想像もつかない(笑)
    暖かい気持ちをくれる
    かなりの良作です。


    冒頭とラストには
    ブルース界の重鎮、サン・ハウスの
    貴重な映像も見れるし、

    ロックやブルースが好きなら、
    余計に胸にくるものがある映画だと思います。

  • いい意味でのジャケ詐欺。根っこにキリスト教の「救いと許し」がある作品。主人公といい、ヒロインといい、「病んでる」としか言いようがないが、それでも彼ら彼女らなりに必死に生きようとする様は胸を打つ。

  • サミュエル・L・ジャクソンが珍しく「マザー・ファカ!」と言わない映画だなぁと思いきや、ある箇所で口に出したので安心しました。まあ、それは冗談で、とってもいい作品なのに、この三流ポルノじみたポスターが作品を台無しにしています。
    主人公のサミュエル・L・ジャクソンは当初は「キリスト教狂い」の男のように見えるし、クリスティナ・リッチ演じる女の子も救いがたい尻軽女に見えるのだが、その両者がおたがいに相手を癒やしていくというあたりが本当によく出来ている。またリッチの恋人役を演じるジャスティン・ティンバーレイクがちょっと情けない男を演じていて、これもまたいい。はたして若者たちに明るい未来があるのかどうかは分からないのだが、でも、「勇気をかき集めて」生きていってほしいと願わずにはいられないエンディングでした。

  • いい映画。

  • 大好きです。クリスティーナリッチがパンツにTシャツで腰からふっとい鎖をぶら下げているだなんてものすごいエロちっく!

  • 観る前に思っていたところと全然違う場所に連れて行ってくれた。忘れ難い作品。物凄く好きになってしまいました。

  • 性的・暴力的表現注意

    基本的に人情もの 他人同士が親子のような関係になる
    それまでの経緯がじつに人間らしい感情によるもので、観てて冷めない
    アメリカ特有の雰囲気が良

  • よかった。

    初めは、監禁モノ!?
    っと思って一瞬とまどったけど、ぜんぜん
    違う。

    こころあったまり系。

    クリスティーナリッチががんばってました。

    最後も、前途多難な二人だけど、応援したくなる。

    ある意味ハッピーエンドじゃないとこがまたよい。

  • (ネタバレあり)

    サミュエル・L・ジャクションの歌が渋い、カッコイイ。

    クリスティーナ・リッチ。
    扉が開かれた途端にシャツを脱ぎ捨て、少年にむさぼりつき足で扉をバタン!
    痺れる。

    決して危ない映画ではなく、渋くて真面目に幸福を考える映画。
    結末をどう取るかは人によって意見が分かれるけれど、
    少女は「帰れる場所」を手に入れた。
    私はハッピーエンドだと解釈する。

  •  christina ricci が好きで、

     それもさ、表紙で鎖で繋がれてんの。
     見ないわけないじゃんw


     バイオレントでハードな感じを想像してて、
     ちょっと違ったんだけど、



     色んなことが、どうしようもなく壊れかけたところにいる人たちが、
     ギリギリで支えあって生きてるのが伝わってきて、

     苦しくなった。

     「大丈夫。大丈夫よ。」って
     相手を支えてんだけど、

     自分も怖くて不安でたまんない
     弱くて非力な感じが
     
     痛々しいほど人間くさくて、いい。

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