ゴーン・ベイビー・ゴーン [DVD]

監督 : ベン・アフレック 
出演 : ケイシー・アフレック  ミシェル・モナハン  モーガン・フリーマン  エド・ハリス  エイミー・ライアン 
  • ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
3.64
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本棚登録 : 216
感想 : 54
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4959241936691

感想・レビュー・書評

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  • 子どもの幸せとは、それがどんな駄目な人間だとしても、血の繋がった本当の親といることなのか、
    親からその子を救うために連れ去り、自分の子のように愛してくれる人といることなのか。

    正解のない問題。
    考えさせられる。

  • 天才ベン・アフレックの監督デビュー作にして現時点の最高傑作。「ザ・タウン」や「アルゴ」ほど洗練されてはいないが、映画としての完成度が高い。

  • デニス・レヘインはミスティックリバーしか見たことなかったが、この探偵ものもかなりいい。早速刊行しているシリーズを全作購入した

  • アメリカはボストンの町に起こった幼児誘拐事件。
    ストーリーは二転三転とギミックがあり惹き込まれるが、なによりもボストンの町並み、地元の人々の姿が映し出されたのは良かった。
    ベン・アフレックの監督作の中で今のところ1番好きかも。
    ドラマを大きく俯瞰して描いているところは好印象だが、ケイシー・アフレックの彼女役(アンジー?)の育った背景はもう少し出してほしかった。

    ◯オープニング語り
    ーー人間を形作るのは、自分以外の何かだ。住む街、隣人たち、家族、ここの住人にとってはそうしたものが誇りだ。ーー

           ↓主人公の変化

    ◯エンディング
    大事なことは自分で選べない何かじゃなく、
    自分で選ぶ何かだった。
    〜ベン・アフレック未公開シーン解説 主人公の間違え

    原作はミスティック・リバーのデニス・ルヘイン!!!
    後から気づいた。

  •  ベン・アフレックが監督し弟のケイシー・アフレックが主演をしたクライムサスペンス。
     地元で探偵をするカップルが子どもの行方探しを依頼され警察と協力してい捜査を始めるが、事件は意外な方向へ。。。

     非常に社会派なサスペンスである。
     地元で探偵してると街の悪い奴の中に子どもの頃からの知り合いがたくさんいる。もうそこから色々考えさせるつくりになっている。
     二転三転して真相に向かうサスペンスとしての面白さがしっかりとありながら最後の主人公の苦悩の選択でズシリと考えさせられる。

     エンターテイメントでありながら社会について深く考えさせられる良作。

  • まず、この作品が日本未公開だっていう事実に驚愕。
    何やってんだ配給さん!

    ベンアフレックの初監督作品か。
    個人的には「ザ・タウン」は中だるみしてしまったところもあったので、こっちの方がこのみ。
    (「ザ・タウン」はベンアフレックが一番カッコ良く撮られてるのも何だかな、っていう不信感がw)

    ただの真犯人探しに留まっていないところが。
    でも真犯人探しも息を飲む展開といいましょうか。

    面白かったし、オチの空虚感もハンパない。

    ただ、モーガンフリーマンが大物すぎて、何かあるなっていうのが配役でわかってしまう感じは残念かしら。

    原作が面白いんだろうけど、映画としてもわかりやすく、空気感も伝わって、良かったです。

    主人公がベンアフレックの弟だって今知りました。

    「アルゴ」も楽しみです。


    (2007/GONE BABY GONE)

  • ミスティックリバーより好みでした。
    いかにもアメリカのハードボイルドミステリ、といった感じ。小説が原作なので人間関係がこみいってて、考えながらみないと混乱してきます。
    誘拐とか薬の売人とかボストンという街のいかがわしさとか、題材はいまどきのエンタテイメントですが、じわじわ来る。
    わりと理屈っぽいので、ベテラン監督の意欲作かと思ったら、ベンアフレックの初監督とは。びっくり。

  • 美しいという印象

  • どちらがその子にとって正しいとかわかんないよね。だから、スッキリしないのも仕方ない。まぁ、エド・ハリスの渋さには敵わん。あのおっさんの枯れた色気と切れ者にしか見えない眼光をもってすると、パーカートレーナーほど似合わんものもない。

  • 子供と親との愛情の絆は、絶対に他人には分からないものがある。「愛憎」という言葉はよく言ったもので、表裏一体である。子供はよりどころをどこに求めるのか、それは周りの大人が感じているものとは必ずしも一致はしないだろう。決して。「他人の子供を救う」という行為は、救う側にエゴが発生してはいないだろうか。いろいろ考えさせられる映画である。

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