銀河

アーティスト : 原田郁子 
  • コロムビアミュージックエンタテインメント (2008年11月4日発売)
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本 ・音楽 / ISBN・EAN: 4988001015802

感想・レビュー・書評

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  • 原田郁子ソロ最新作に忌野清志郎が新曲書き下ろし - 音楽ナタリー(2008年9月22日)
    https://natalie.mu/music/news/9709

    clammbon official website : ikuko
    http://www.clammbon.com/ikuko/

    IKUKO HARADA(@ooo195ooo) • Instagram写真と動画
    https://www.instagram.com/ooo195ooo/

    銀河【通常盤】 | ディスコグラフィ | 原田郁子 | 日本コロムビアオフィシャルサイト
    https://columbia.jp/artist-info/harada/discography/COCP-35211.html

  • シンプルな音、シンプルな言葉、つぶやくような歌が、おおきな、おおきな夜の空を作り出していく。波の音。鳥の声。ピアノ。ブルースハープ。『銀河』から聴こえてくる音の全てが愛おしい。
    原田郁子と忌野清志郎の声が重なりあって、深く染み込んでいくような、無限に広がっていくようなマジカルとしか言いようのない音楽の幸せに包まれる。

    小さな部屋でつぶやいたことが
    空に空に響いていけば
    みたこともないヘンテコ模様の魚や鳥や爬虫類がほら静かに祝福している
    ぼくらは銀河の旅人だよ
    遥か昔からの旅人だよ
    「わからない」という名の銀河を泳いで渡る旅人だよ
     〜「銀河」より〜

    青い闇をまっさかさまに
    おちていく流れ星を知っている
    目もくらむほど
    息もとまるほど
    夜空に何度も炎があがって
    二人は恋におちたんだね
    あーあーあ 自由だよ
    あなたに出会えて変わったの
    不思議なくらい いま自由だよ
    いのちといのちがぶつかる音をきいたの
     〜「青い闇をまっさかさまに落ちていく流れ星を知っている」より〜

    アフリカの砂漠に囲まれたオアシス
    動物もお化けも虫も植物もわたしも
    くりかえしながら名前にかえて鮮やかな夢をつないでいこう
    あなたが残したたったひとつの約束の花は今日も咲いているよ
     〜「約束の花」より〜

    孤独と優しさが溶け混じり、静かに静かに心を温ためてくれる言葉たち。

    • 慎也さん
      原田郁子さんが作詞、忌野清志郎さんが作曲した「銀河」は、長い長いイントロから始まり、13分46秒も続く大作です。素早く耳を捕まえることが求め...
      原田郁子さんが作詞、忌野清志郎さんが作曲した「銀河」は、長い長いイントロから始まり、13分46秒も続く大作です。素早く耳を捕まえることが求められがちな時代ですが、この曲は聴き飛ばされることなく、多くの人に耳を傾けて欲しいなと思います。

      「清志郎さんにいただいたデモ音源があまりにも良すぎて、わたしもZAKさんもクリーチャーズのみんなも完全にヤラれちゃったの。それで、一度リハーサルをした時はもっとバンドっぽいサウンドだったんだけど、持ち帰って聴いてみて、もっと歌の持ってる世界を音にしなくっちゃと思って。それでもう一回まっさらから、“みんなで銀河を作ってみよう“ってアレンジしていきました。原曲に対する愛情を私たちなりに表現したいという思いも込めて」
      (CD Journal の原田郁子さんインタビューより抜粋)
      2023/02/23
  • 部屋を暗くして、穏やかな気持ちで。

    原田郁子さんは全体的にとても好きな曲ばかりだけど。
    忌野清志郎さんと原田郁子さんのコラボ、「銀河」は名作だと思う。

    とにかく、聞いてみてほしい。

    前奏、歌と歌の合間、歌の後の音。
    そして、歌詞。

    忌野清志郎さんと原田郁子さんの、みんなを包み込むような、まさに銀河にいるかのような気持ちになる、夜空を見上げたくなる歌声。

    わたしは初めて、歌詞に恋をしました。

  • だれもこないから 安心して
    きみのなかにある 宇宙をみせて。


    眠れない夜。
    さざ波の音から拡がる、はるかな銀河へ。

    原田郁子の歌声が優しく空間を包み込んで、忌野清志郎のコーラスが奥行きを与えれば、
    彼らの音楽は、次元を超える。

    一曲目「銀河」は、もはや言葉では言い表せないほどに美しく、荘厳でありながら子守唄の様な優しさを持っている。

    忌野がどのような状態でこれを作曲したかはわからないが、ロックンロールで名を馳せた彼がこのような曲を作る才能も持ち合わせたことを考えると、彼の死は実に惜しまれる。

    個人的な思い出も結構詰まっているアルバムです。クラムボンの魅力とはまた違って、ソロの原田郁子の歌声には本当に癒される…

  • まさに、銀河を想像させる1枚。

    静かな夜に灯りを消して、ゆったりと聴きたい。

    特に忌野清志郎さんのコーラスの入った表題曲『銀河』は名曲です!郁子さんの歌詞も素晴らしい!これだけじっくりと聴かせてくれる曲はそうそうないです。

    【収録曲】
    1. 銀河
    2. 満ち欠けて なお 響く もの (instrumental)
    3. 波間にて
    4. ある かたち
    5. charm point
    6. 遥か より 彼方 へ
    7. 青い闇をまっさかさまにおちてゆく流れ星を知っている (blue darkness)
    8. ミソラ
    9. 約束の花

    【僕のベストワン曲】
    『銀河』…14分にも及ぶ超大作。イントロは波の音とギター、バスドラムの静かな入り。これで3分ほど。ミニマルな雰囲気が、しかし、心を徐々に昂ぶらせてくるものがある、その不思議。正直、この曲の為だけにCDを買ってもいいと思います。

    「ぼくらは 銀河の 星つぶだよ/遥か 昔からの 星つぶだよ
    わからないという名の/銀河を 泳いで 渡る 星つぶだよ」

  • 夜寝るときに聴きたいCD第1位

  • すごくいい!!遠い遠い宇宙で鳴ってるような、でも自分のすぐそばで鳴ってるような音楽。すてき、

  • 奏でるよりも、無意識に溢れる

    水の流れとか宇宙とか、そういう自然に溶けて馴染む気がする

  • 誰も来ないから安心して
    君の中にある宇宙を見せて

    疲れていた時に聞いて、ものすごく癒された。
    いつかこんなことを言える人になりたい。

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