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- / ISBN・EAN: 4988142726025
感想・レビュー・書評
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変な雰囲気の映画です。
「なんかヘンなんかヘン」と思って見続けていたら気がつけば一気見していたという(笑)
面白い、というイメージはないんだけど。
昔懐かしいホラーの感じも少し。
ある日、ニューヨークの公園で突然人々が自分の命を絶つ、という事態が発生。原因がなにかはわからない。テロや政府の陰謀などの憶測が飛び交うなか、自分と妻、そして友人から託された友人の子の命を守るため、エリオット達は安全な場所を求めて逃げていくが...。
こんな事態になった‘原因’というのがあまり他の映画で見られないので新鮮だった。
虐げられたものの反乱ですね。
これを有名監督が作ったってとこが結構好きかもしれない。
何となく黒沢清監督の『回路』が観たくなった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いよいよシャマランも干されるんじゃないだろうかと感じさせる作品、ハプニングです。この映画が作られたこと自体がハプニングであることは言うまでもありません。
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突然わけの分からないことを話し始めたと思ったら、自らの首筋に金属製のかんざしを突き刺す女性。工事現場では次々と転落事故が発生、上空を見上げると、次々と人が飛び降り始める……。
異様な自殺の連鎖は瞬く間に都市一つを飲み込み、広がりを見せ始めて……
終末もの、パニックもののカテゴリに入る作品だと思うのですが、ゾンビのように目に見える恐怖、敵というものではなく、
目には見えないけど、確かに広がりを見せている得体の知れない現象の恐怖、というのが個人的には目新しくて、面白かったです。
目に見えない現象から逃げる、という話なので、どうしても派手な展開や怖さというのは、抑えめになるのですが、淡々とした怖さと、言葉にしがたい異様な緊張感、というものを、終始感じました。時間もコンパクトにまとまめていて、中弛みする前に作品を締めたのも好印象。
わけが分からないまま始まり、わけが分からないまま終わる、身も蓋もない言い方をすれば、そういう話です。
でも、そのわけの分からなさが気持ち悪くはあるのだけど、なんだか忘れがたくて、どうも嫌いになれない、そんな映画でした。 -
みているうちに、見たことがあることを思い出す。でも、ヴィレッジ同様ストーリーをすっかり忘れていて最後までラストが思い出せず。
何年かあとにまた観ても、ラスト忘れてそう。
シャマラン監督のラストのもっていき方がそうするのか…ラストはあまり印象に残らない。
でもみている間はハラハラドキドキしっぱなし。
あまり強烈な映像が苦手なのでグロすぎず
ホラーすぎず、私には適度な塩梅なのだ。
そして、サスペンスなのにほのかにコメディが混じる不思議な空気感。どこまでシリアスなのか疑いたくなるのは、普通見せないところまでみせてしまう、つまり出し惜しみなく見せてくれる潔さと、想像を超えない位のものを見せてくれるので、期待が大きいとがっかりしそうな映画なのだ。私は、鉄板な安心感を与えてくれるシャマランの世界、きらいではないです。 -
M・ナイト・シャマラン監督の作品。
彼の作品の中にあるのはたいてい、現実社会に沿ったリアルな恐怖。
本当の恐怖って言うのは、知らず知らずのうちに近寄ってきて、全体像も分からず、でもおびえないといけないっていうものである。
とかく今までの映画は恐怖そのものが可視化されていて。その視姿がどんなおどろおどろしいものだろうと、見えた方が比較上は安心している状態であったと思うのだ。
その独自の恐怖の切り取り方を、今までずっと追求していて。
今回もその点でチャレンジしてる。違いはプラスヒューマンドラマ性なのかな。
でもその隠喩はあんまり伝わらない気がするなぁ。
味わい深いけど、味わい方を知らないと、わけわかんなそう。個人的にはやっぱりシックス・センスが良いと思う。 -
ナイト・シャラマンが好きなので期待して観たけど・・・うーん。
観てる間はどうなるのかドキドキしたけど結局うーん。
どんでん返し的なオチを勝手に期待しちゃってたのも悪いんだけど。
でも発想が面白い。ほんとにそんな事が起きたら怖い。
凶暴化して殺しあうんじゃなくて自ら死を選ぶってのも地味に怖い。
自殺の仕方もいろいろでちょっとグロだけどまぁ面白かったかな。 -
芝刈り機で自殺するのがよかった。