アメリカン・クライム [DVD]

監督 : トミー・オヘイヴァー 
出演 : エレン・ペイジ  キャサリン・キーナー  ジェームズ・フランコ  ヘイリー・マクファーランド  アリ・グレイノール 
制作 : トミー・オヘイヴァー  アイリーン・ターナー 
  • アルバトロス (2008年12月26日発売)
3.35
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本棚登録 : 106
レビュー : 29
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4532318401539

感想・レビュー・書評

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  • 二人の姉妹は、親がカーニバルで働く間、7人の子供をもつシングルマザー・ガートルードのもとに預けられる。しかし、父母から支払うはずの送金が滞ったため、姉妹に対する虐待が始まった。
    ガートルードの長女の妊娠騒動をきっかけに、いわれのない罪を着せられ、地下室に監禁される姉。遊び感覚で蹂躙に加わる子どもたち、見てみぬふりの近所、虐待は悲劇的な結末を迎えることに。
    原題は"An American Crime"。どこでも起きうる、そういう意味で、anなんでしょう。
    数々の映画祭に出されたにも関わらず本国でも上映されず、TV放映となった作品。それだけ重いというか酷さを含む作品。フィクションじゃないからなおさら。
    死者の人生を構築しなおすようなこの手の映画は悪趣味だとは思いつつも、この事件については高校の授業でやったので借りてみたんですが。
    これでも映像化控えた方だってんだから、文字通り想像を絶するし、進んで想像するところでもないと思う。


    震えた。もののたとえじゃなくて、本当に震えた。やっぱり見なきゃよかったとさえ思うけど、受け取るものは私的にはあったので、レビューに乗せます。
    大人の狂気の前に、子供ができることなんてないだろ。子供の集団の嗜虐心に、弱った子供一人で何ができる。
    「人間の弱さ」とかそんなふわふわした言葉で表現できないです。そのとおりなんだけどそんなんで通過していいんか。
    同時に、コミュニティの問題とかに視線がいって、この女の子の姿が消えてしまうのも、やるせない。
    なんていうか・・・そもそもコメントできるような映画じゃないよこれ。


    映画中の全証言は、実際の裁判記録から引用されてます。だからこそ怖い。
    主犯で裁かれてるのはガートルードだけど、もはやコミュニティぐるみの殺人。ガートルードの子供たちも、史上最年少で少年院送致とかになってますが、基本的に、主犯で暴力をふるう人よりも、流れで暴力をふるう人の方が、私は怖い。
    君は誰かに命令されたか?事情を知ってて止めようとは思わなかったのか?君はなぜおねぇさんについて誰にも相談しなかったんだ?なぜこんなことをしたんだ?彼女は泣かなかったか?なぜ彼女は死んだんだ?
    I dont know sir. I dont know.

  • 虐待系はきつい。
    助かったと思ったら夢オチだったシーン泣きそう。

  • 裁判シーンを挟んだり少女の語りが入ったりと淡々としたリズムがあり、テーマのわりに観ていてそれほど苦しくならない。虐待シーンもマイルドなので最後まで落ち着いて観られる。子どもを持つ母親としてはこのテの内容は心が乱れ過ぎてしまうんだけど、良い意味で一歩引いて考えられる。何かを訴えるための映画としては成功だと思う。
    片親や貧困、子どものしつけや近隣の無関心等、どこの国でもある問題なだけにどこの国でも起こり得る事件(実際似たような話はあるし)である。警察や児童相談所が介入しても手遅れになっていることもあるけれど、周りの人の様子に気を配るなり、声を上げるなりすることは大事だ。たとえ取り越し苦労やお節介であっても。

  • 鬱憤の捌け口として些細なきっかけで始まった暴力行為が
    次第に狂気を帯び、無垢な残虐性とともに異常な心理状況に取り込まれてしまう…前回観た時もあまりの酷い話にゾッとしたが、今回も同じくゾッとする作品であった。
    己の弱さを背負い込んで耐えてくれと頼まれてもねぇ〜
    その被害者振りした振る舞いを見るほどにその悍ましさに慄く…
    酷すぎる場面ばっかで思わず目を覆う…最悪な作品です。

  • 「隣の家の少女」と同じインディアナポリスで実際に起きた殺人事件をテーマに扱った作品。当初、リメイクと勘違いして積んでいたんだけど、この「アメリカンクライム」と「隣の家の少女」はほぼ同時期に公開されており、前者は実際の事件記録や裁判記録を元に作られた映画で、後者は同名小説を元に作られた映画だった。

    内容はほとんど同じであるが、一部ストーリーと描写は大きく異なっている。特に描写の部分は圧倒的に「隣の家の少女」の方がエグい。この作品は間に裁判のシーンを挟むことで、より起きている事の異常性を際立たせており、残酷な描写は控え目でも、そういう部分が見えないことで実際の虐待っていうのは見えないものなんだっていうことを観客に気付かせる手法とっている。地下室からシルヴィアの悲鳴が響く中、穏やかな日常の外へカメラが移るシーンなどは非常に印象的でした。

    ラストの演出はドキュメンタリータッチでもあった前中半を考えると非常に映画的。救いのないループとも言える、実際は誰も知るすべのないシルヴィアの魂の行き先。本当に悲しくて、胸が痛かったけど、シルヴィアのような子を生まないために、周りの小さな変化、小さな異変に極力気付ける大人でいようと自分を戒めた。

  • (AN AMERICAN CRIME)

  • ガツンときた。1960年代に起こった実話です。ラストのエレンペイジの表情が痛い。
    子供はごく限られた世界が自分の生活の全てになってしまうから、すぐ先にある逃げ場なんて分からないんですね。
    当たり前と思っている生活だって紙一重で信じられない世界へ変わってしまう。
    自分が今大人の立場に居るだけに考えます。心に残る作品になりました。

  • 悲しくて痛ましい児童虐待の実話。

  • 後味悪いぜ!(悪い意味ではなく)

  • エレン・ペイジが凄く可愛いかったけど、この映画は実際より全然甘いのだと心底思う

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