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- / ISBN・EAN: 4988021132657
感想・レビュー・書評
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1969年。少年ケンヂは、地球滅亡を企む悪の組織に立ち向かう正義のヒーローを夢見て、仲間たちと「よげんの書」を作り上げた。そこに描かれたのは、現実には起こりえない“未来”のはずだった…。
1997年。大人になったケンヂ(唐沢寿明)の周りで、幼なじみの死をきっかけに次々と不可解な事件が起こり始める。
時を同じくして、世界各国では謎の伝染病による大量死が相次ぐ。
実は、これらの事件はすべて、かつてケンヂたちが作った「よげんの書」のシナリオ通りに起こっていた!世界を陰で操る謎の男“ともだち”とは?
果たしてケンヂは滅亡の一途を辿る地球を救うヒーローになれるのか?
そして、2000年12月31日。「よげんの書」に書かれた人類が滅亡する“その日が訪れる。
浦沢直樹の冒険漫画を映画化した3部作第1章。
元ロックミュージシャンのケンヂたちかつて隠れ家に集い正義の味方を夢見たワルガキが、ケンヂがかつて思いついた「よげんの書」を真似た世界征服を企む新興宗教「ともだち」の陰謀に立ち向かう冒険ストーリーを、ケンヂたちの過去を回想しながら、「ともだち」の正体や目的の謎解きのミステリアスなサスペンス、ロックミュージシャンに挫折したケンヂが自分の姉の娘カンナを守るため自分たちが作った「ともだち」のマークを取り戻すため立ち上がる熱いヒーロー物語を絡めて描いた大冒険サーガを通して、大人になっても夢やロマンやロックを忘れちゃいけないぜという熱いメッセージが描かれています。熱い正義漢の唐沢寿明やクールでタフな豊川悦司や男前でキュートな常盤貴子の演技とクライマックスのケンヂたちと「ともだち」一派が操る巨大ロボットとのバトルが、印象的です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2章へつづく
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原作の漫画が面白かったからかなり期待!
キャスティングも絶妙で、みなさん適役です♪
原作を読んだ時、なかなか理解できなくてこんがらかった。
だから映画だけ見た人って理解できてるのかなぁ?と疑問。
呪怨もそうだったけど文字で読むってのは重要な気がする。
3部作の第1章なのでラストがどうなるのかホント楽しみです♪ -
さあさあ皆の衆、今回紹介する映画は『20世紀少年』だよ!これは怖い物語だよ!子ども時代にお遊びで考えたハルマゲドン物語「よげんの書」が現実化していく話なんだよ!
主人公の遠藤健児はロックミュージシャンになる夢を捨ててコンビニ経営者として平凡な日々を送っているのであります!そこに教師となっていた子ども時代の友人・ドンキー(生瀬勝久)が飛び降り死したという知らせが来るんだよ!しかしそのドンキーは死ぬ前にケンヂに手紙を送っていた!
「このマーク覚えていないか?今度ゆっくり話したい」
どうやらドンキーの教え子が「ともだち」を名乗るカルト宗教にはまっていたんですよ!そしてドンキーはそのカルト宗教を調べて危険地帯に踏み込んだんですよ!しかもそのカルト宗教のシンボルマークはケンヂの仲間が子ども時代に友情の証として使っていたものだったんですよ!な……、なんだってえ~~~~~!
「お前しかいない。地球を救え」
やがて「よげんの書」に記したことが現実化していきます。全身から血が噴き出して死ぬ恐怖のウイルス兵器パンデミックなんですよ!犯人は子ども時代の仲間なのか!?ケンヂはかつて秘密基地ごっこで遊んだ幼馴染の仲間達を呼び集め、調査に乗り出します。そして迎えた西暦2000年の大晦日!ケンヂ一行は巨大ロボットを操ってウイルス兵器を撒き散らす謎の人物と対決するんですよ!!果たして謎の人物の正体は!?そしてケンヂ達は生き延びることができるのでしょうか!?
SF KidなWeblog
映画「20世紀少年」第1章『終わりの始まり』
https://sfkid.seesaa.net/article/482141965.html
20世紀少年少女SFクラブ
浦沢直樹『20世紀少年』 2020年の新解釈(ネタバレ注意!)
https://sfklubo.net/20thcenturyboys/ -
コミックから観ている。イメージのまんま。
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ケンヂ(唐沢寿明)、オッチョ(豊川悦司)、マルオ(石塚英彦)、ヨシツネ(香川照之)、フクベエ(佐々木蔵之助)、モンちゃん(宇梶剛士)、みんな原作のイラストにとってもよく似ていて、かつ超豪華!
特に、常磐貴子はどこから見ても間違いなくユキジだと思った。
子ども時代のドンキー役の子が生瀬勝彦さんにそっくり!
原作を7巻まで読んでこのDVDを観たので、“血の大みそか”の結末は初めて知った。
ケンヂがロボットのコクピットに入ったとき、目の前に突如“ともだちの塔”が現れる。
そしてそこには忍者はっとりくんのお面をかぶった“ともだち”の姿が!
“ともだち”がお面をとった瞬間、ロボットは爆発!!
あれだけ大規模な爆発なら離れて見ているオッチョもユキジもみんな死んでしまうと思うのだが…
“ともだち”はヨシツネではないかと思っていたが、映像で観る限りヨシツネにはアリバイがあるのでおそらく“シロ”だろう。
とすると、残りはケロヨンくらいしかいないが、誰が“ともだち”なのかさっぱりわからない。
1つ気になるのは、ケンヂたちがロボットに向かっていく後ろ姿が映っている写真になぜフクベエが映っていないのか?ということだ。
第169回ともだちコンサートでケンヂが観衆に胴上げされながら会場の外に出されてしまうシーン、まさかあれを映像でやってくれるとは思わなかった。
細かいところまで原作に忠実に作ってくれた堤幸彦監督、最高! -
久々の視聴。3部作の1作目なので何とも評価は難しいですが、よくこれだけのキャストを集めてくれたものだとまずは感心。原作マンガの再現度は高いです。
子どもの頃にふざけて書いた「予言書」の内容が現実化していくというストーリーの発端がまず面白く、少年時代のノスタルジーを交えつつ、(オウム事件を下敷きにしたであろう)カルトとテロリズムをめぐる事件が次々と起きて、ぐいぐい引き込まれていきます。
まぁ、自分は原作のストーリーがある程度頭に入っているのでよいのですが、登場人物が多い上に、テロで街が破壊されるところまでストーリーがあれよあれよと突っ走ってしまうので、このスピード感に初見でついていくのは難しいかもしれません。2作目はもうちょっと世界観をじっくり堪能できる作りを期待します。 -
3部作
『第1章 終わりの始まり』
『第2章 最後の希望』
『最終章 ぼくらの旗』 -
テレビ鑑賞
実写だと原作特有の恐怖感を感じられなかった。
映画館じゃなかったからかな?