- Amazon.co.jp ・音楽
- / ISBN・EAN: 4988006219014
感想・レビュー・書評
-
1. ビルマニア(2009シングル)
2. フロリダ
3. ウォーキングマン
4. ノーパン
5. ヘヴンリー
6. 魔法使いジェニー
7. SNOW
8. ONE DAY
9. ルビー
10. またチャンダラ
日本のミュージシャン吉井和哉(1966-)が2008年にリリースしたアルバム。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
吉井和哉の曲は好きだが、彼が自分の曲の中でいいと言っているものは私の中では下位です。
-
1回目に聴いた時は、正直言って、やっぱThe Yellow Monkey時代のがかっこ良かったなぁ、バンドとソロは別物だなぁ、と思ったりしてまして。
そのまま2巡目したときに、ちょっと「あれ?」ってなって。
3周目で、あ やっぱりThe Yellow Monkeyのフロントマンであった吉井さんの作品だ、となりました(笑)
吉井さんのソロ初体験の私としてはとても新鮮です。
何がって、3周目の感想とは矛盾しますが、あんなにギラギラしてて、時にはキラキラしてたあのグラマラスなバンドからは想像できなかった、アメリカ的な、からっと乾いた大陸的な音が出てきたことがです。
こんな世界観もある人だったんだ、と。
じゃあどこで「あ やっぱりThe Yellow Monkeyのフロントマンだ」となったかと言いますと、やっぱりあの声、そして歌詞でした。
変幻自在というわけではないのですが、表情のあるというか、艶っぽくもあり、毒っぽくもあり、ざらついているようできらめきもあるあの声。
あぁ、うまく表現できない…。
とにかく、ドライな音と、あの歌詞と声のバランスで「吉井和哉がひとりで作った音」なのかなぁ、と何となく思った次第です。
ロックスター吉井和哉、健在です。
ぱっと聴くと、キャッチーな感じの1曲目「ビルマニア」とかに耳が引っかかるのですが、私の今のお気に入りは「ONE DAY」です。(あ、十分これもキャッチーな曲ですか、そうですか・笑)