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- / ISBN・EAN: 4527427643413
感想・レビュー・書評
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2017年正月一発目の観賞がこれ。お屠蘇気分も吹っ飛ぶメキシコのカオス。これに限らずメキシコ絡みの映画って、何かもう何もかもが腐りまくってて、正義や倫理ってどこにあるの?って感じの話が多い気がする。メキシコ映画って究極のハードボイルドかも。
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酷い! 本当に酷い映画でした。
これが本当に今起こっているということだから尚更。
USとメヒコの国境地帯って果てしなく続く砂漠ばっかりで、いろいろな殺人が起こっているのは他の映画でも取り上げられてはいるけど。
弱い女性をターゲットに、それも自分の性的欲望を果たすためにって、まじ腹が立つ!
レイプ殺人事件の数が半端ないんだよね!
この映画が作られてから、女性従業員の送り迎えの警護が強化されたとは聞きましたが。
こういう映画をみると、社会のシステムには反発も感じるが、無秩序ではない国に生まれ育ち、住んでいることに感謝したくなる。
司法が整っているから、安心して暮らせるとも言えるしね。
メキシコも少しでも女性や子供たちが安心して暮らせるようになることを祈るばかりです。メキシコだけではないのだけれど。 -
衝撃的な内容で、これが実話だと思うと胸が苦しい。
女をなんだと思ってるのか?
人の命をなんだと思ってるのか?
憤りと悲しさが残るが、これも現実。 -
実話を元にして作られた映画。
メキシコでの大量に行われるレイプ殺人。それを隠蔽しようとする政府に焦点を当てた作品。
緊張感というものは特別なかった。しかし、レイプされ殺された女性の死体が床下で海のように広がっているのはこの映画が初めてかもしれません。
犯人の関係者も見てみぬフリというのが金持ちの権力の強さがチラつくとこでした。
映画としては、いま一歩というところがおしい。 -
おぎやはぎの小木がめがねびいきで勧めていたので気になっていた作品
フアレスでは女性がレイプされ殺害されても事件にならず警察は動かない。損得勘定で物事を考えているから。何人もの殺人犯がいるのに。亡くなった女性は5千人以上。これを女性記者が追う。
何が怖いってこれが実話らしいこと。エバが本当に可哀想で苦しかった。こんな怖い世界があるなんて信じられない。ジェニファーロペスが美しかった。 -
これが実話だというから恐ろしい。
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この映画で初めてフアネスというコロンビア生まれのミュージシャンと、そのヒット曲「追憶の黒いシャツ」を知る。この曲は素晴らしい。
(2012.1.13) -
この映画は世の中の裏側をかなりリアルに描いた映画だと思う…。
舞台はアメリカとメキシコの国境。そこにはメキシコの安い人件費を利用して世界中の企業が工場を建て、製品を作らせている。
しかし、そこは無法地帯と化しており、数百・数千人もの女性従業員がレイプ・殺人の被害にあっているが、その事実は街に外に一切広まることはなかった。
この事に裏に存在する大きな闇とは… -
1993年以降15年間に5000名近くの女性がレイプされ、ゴミのように捨てられているのに、犯人が一人も捕まっていない。
その事実の重みと映画という形で発表したグレゴリー・ナヴァ監督の勇気に敬意を表します。 -
5000人の少女の悲鳴を
掻き消したのは、
砂漠か? 国家か──?