ビューティフル・マインド [DVD]

監督 : ロン・ハワード 
出演 : エド・ハリス  クリストファー・プラマー  ラッセル・クロウ  ジェニファー・コネリー 
  • パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン (2009年4月10日発売)
3.97
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988113759519

ビューティフル・マインド [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • ~★~推薦状→this man is a genius~★~

    偉大な機知と狂気を分かつのは紙一重か、
    こちとら2ケタの掛け算にもなると電卓必須だが、
    生きていけるので問題なし。

    しかし、実物の写真のジョン・ナッシュは
    まるでオカルト学者みたいだった、しかもホモ。

    この作品かなり美化された作りなんだろうな。

    個人的にはナッシュの頭の中で作り出したルームメイトの
    チャールズや影の男パーチャーの方が魅力的で
    どうせなら妻、アリシアも幻覚だったら面白かったのになぁ~
    とあたしも妄想を膨らましてしまった。

    面白い

  • ノーベル経済学賞をとったジョン・ナッシュの成功と苦難の人生を描いた作品。

    ジョンは、建前が下手で「真面目」な性格。勉学が自分を承認できる唯一の手段だったのかもしれない。「頭脳は人の2倍あるけど、心は人の半分しかないね」というセリフが印象的だった。
    ところが大学院では、周りの学生が論文を次々発表し評価される一方、ジョンは創造性にこだわりすぎて一向に論文が書けなかった。結果的には、最高の論文を仕上げたのだが、この時のストレスで統合失調症を発症してしまった。

    映画の中盤まではジョンの視点のみで描かれており、ジョンの友人や機密捜査が幻覚であることが分からなかった。ジョンと同様の困惑を少し味わうことができた。また、映画の冒頭で、「数学者がアメリカの未来を担う」という言葉を入れ、話につながりを持たせたのがハマりやすさの一因だと思った。

    「統合失調症の辛さは、現実だと思っている思い出や友人が実在していないと言われることだ。」
    ジョンを支えるアリシアの心労、それに対するジョンの辛さが描かれる。しかし、アリシアの愛情は深く、ジョンを支えていくことを決意。

    精神病患者は傍から見ると確かに奇妙に見えるが、本人にとっては相手がいるという状況を、映画ならではの手法で表現しているのがとてもよかった。目で見える現実が、本当に実在するかどうかは分からないのだ。

    ジョンとアリシアは、社会に出て人と交流することが治療につながるとし、ジョンは大学へ戻る。もし友人が精神病にかかったら…。確かに怖いと思う気持ちもあるだろうが、それでも支えになりたいと思うのではないか。今はそう思う。

    最後の受賞シーンは、観客を消してアリシアにフォーカスさせるか否かを考えたが、結局リアリティを重視して観客はそのままにしたそうだ。
    映画の流れとテンポ、話の筋の明確化のために、カメラや演出、演技、雰囲気の良いシーンがたくさんカットしたと監督のコメントにあった。

    実際とは異なるドラマティックな演出や、実際のナッシュの人生とは異なる点もあるが、脚色は映画だから当然。

  • 途中から、どこまでさかのぼって疑えばいいのか分からなくなった。
    どうりで暗号解読の機械が嘘っぽかったような。

    なんか自分が同じ病にかかったような気分が味わえた。

  • 心の半分は、妻の支え...「自分には2人分の頭脳がある代わりに、心は人の半分しか無い」

  • 物語中盤に、かなりな『ア然ボ~ゼン展開』があるとは聞いておりましたが、聞き知っていても、やはり驚愕するものがござりました。
    ので、今後この映画をご覧になろうとお考えのかたは、以下、お読みにならないで下されませ~~。(ネタバレ有りです)

    タイトルが「ビューティフル・マインド」で、天才数学者が主人公…という辺りで、いくら『ボ~ゼン』な展開があったとしても、数式の純粋さや美しさを主人公が語るシーンがあったりする『珠玉な作品』かと思いきや!
    ある意味、下手なホラー映画より怖かったです~~~!!
    (特に、奥さんが廃屋で『アレ』を見つけてしまうシーンとか…)

    美し過ぎる心を持った、しかも飛び抜けた天才には生き難い俗な世の中…。それでも愛を支えに、人生を逃げずに全うしようと果敢に戦った主人公ナッシュ。
    終盤、そのつらい努力が報われる日が来て、良かった良かったと思いつつ、映画的にはナッシュのエキセントリックな『病状』ばかりが目立つ描写ゆえに、「え?この人ってば、こんなにスゴイ業績をいつの間に??」ってな印象もありました。

    「実は、ノーベル賞も幻覚でした~~」ってオチだったらどうしよう…。
    そう思ったのは私だけでしょうか…。

    ナッシュの現実と幻覚の境界があいまいなだけに、「じゃあ『奥さんも幻覚の存在』じゃないのか??」等、疑り深くなっておりましたし。
    思えば、『チャールズ』の存在感が強過ぎるがゆえに、よけいに境界が判りにくくなっていたような…。

    ナッシュの『唯一の親友』チャールズ役のポール・ベタニー氏の存在感と独特の雰囲気、ほんに忘れ難く、「ダ・ヴィンチ・コード」でもキーマンな修道士役と知り、興味を惹かれております。(それはさておき、風貌だけ見ると『ビバヒル』のスティーブをクールにした感じ…と思ってしまいました)
    「ダ・ヴィンチ・コード」、監督もこの「ビューティフル・マインド」と同じロン・ハワード氏だそうで、お互い、仕事しやすい者同士なのやも。

    ところでこの映画に限らず、ラッセル・クロウが時折見せる、はにかんだような笑顔が好きです。
    男っぽさの中にも、不思議な愛敬があると申しまするか、そういうところが、単なる見た目や演技力といったものを超える、主役俳優の『華』なんだろうな…と思います。

  • DVD (ネタバレ)

    天才数学者ジョン・ナッシュの生涯。
    When was the last time you ate? You know, food.
    大学院時代、自分が作り上げたチャールズのセリフをそのまま引用して、自分自身の力で統合失調症を乗り越えようとする姿が印象に残った。そして、学生に渡すのはピザではなく、奥さんの作ったサンドウィッチ。

    自分の病気を認める、障がいと共に生きる、また障がい者の性について考えさせられた。

    ・数学的に正しくない柄、パターン化すること、など気になるセリフがいくつかあったがわからなかった。均衡理論やナッシュの研究してきた数学の知識があればもっと面白かったに違いない。
    ・現実世界とのすり替え、妄想という意味で、幻覚という表現方法は実際にどれくらい統合失調症の症状として幻覚が見えるかは別として、映画的にとてもわかりやすかったと思う。

  • 数学という難解なモチーフをこんな綺麗に映画化してしまうんだな、すげーと思った。

    リーマン予想に取り組む数学者は、証明するという強い意志のエネルギーからやたら長生きしたり、若しくはその難解さ故に精神を病んだり……、「世紀の難問」という呼称に名折れなし。

    数学者は皆いう。数学の魅力は数学者にしかわからない。代替言語がないのだから。そんな数学というジャンルを、ほんの少しだけでも垣間見せてくれた、素晴らしい映画だ。

  • とてもいい!

  • 自らの強い意志・精神力によって道が開かれるという事を思い知った。
    また、奥さんの精神的強さに脱帽。この奥さんがいてこそ、ナッシュ(ラッセル・クロウ)の人生があるんだよね。

    研究者たちがナッシュの前に万年筆を置いていくシーンに感動した。
    ノーベル賞をとった時のナッシュのスピーチにも感動した。

    「こういった病気に対して理解を深めなきゃ」っていう視点もありえるよね。

    なんかいろんなことを学んだ気がする。

  • 統合失調症を発症した人から観た世界がリアルに描かれていた。

    統合失調症における幻覚・妄想とは、「諜報員に追われているような気がする」「〜と聞こえたと思う」というものではなく、「諜報員に追われている」「〜と聞いた」という体験を脳が正にしているものである。

    そのため、「それは思い込みだよ、実際にはそんなことないよ」と言われても、脳が体験している(その人にとっては)圧倒的現実からは逃れられないのでしょう。

    抗精神病薬が効いてきて、今まで体験してきたものが消えてきた時に、ようやく「あれは非現実だったのかもしれない、病気だったのか...? いや、やっぱりもう安心だと油断させようとしているのかもしれない、あれが嘘なわけ無い」等と揺れながらも疑念を挟む余地が出てくる。

    映画を観ている人が、どこまでが現実の話で、どこからが幻覚・妄想だったのだろう?と観ながら混乱している状態に少し近いかもしれませんね。

    幻覚・妄想の根底にあるものは、脳の代謝異常が引き起こしている、おどろおどろしい得体の知れない恐怖感。
    その人の、一見すると奇異な言動も、抗精神病薬が効いてもなお残る疑念も、その人の体験している(してきた)圧倒的な恐怖からしたら、そりゃまあ自然な反応なんだろう。命を狙われて正に殺されかけてるのに必死に抵抗したり逃げようとしたり混乱したりしない人はそういないでしょう。

    妻のアリシアがナッシュの統合失調症について知り、大きなショックを受けながらも、それでも隣に居て、世界の中で安心できる場所の1つとしてあり続けたのは、とても有り難いことなんだろうと思う。

    統合失調症は、脳(ハードウェア)の病気、抗精神病薬等による医学的支えは欠かせない。一方で、その人の世界の中で安心できる・信頼できる場所があること、心理面(ソフトウェア)の支えも同様に大切なもの。

    どちらの支えも欠かせないことを強く感じさせた作品。
    また、世界観の見せ方や構成、風変わりなナッシュ役の演技、魅惑的なアリシア役の演技など、映画作品としても、とても素晴らしい作品でした。

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