わが教え子、ヒトラー デラックス版 [DVD]

監督 : ダニー・レヴィ 
出演 : ウルリッヒ・ミューエ  ヘルゲ・シュナイダー  ジルヴェスター・グロート  アドリアーナ・アルタラス  シュテファン・クルト 
  • ジェネオン エンタテインメント
3.36
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本棚登録 : 141
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102639938

感想・レビュー・書評

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  •  かつてヒトラーの演説指導をしたユダヤ人は強制収容所にいた。戦局が悪くなった1944年。ヒトラーは彼を呼び寄せる。

     実際は演説指導者はユダヤ人ではなかったのだが、そこは大胆にアレンジ。ジャンル的にはコメディになるのかな。
     ヒトラーも弱く孤独な人間だった。もしあんな演説があったら歴史は変わってただろうなぁ。最初の疑問につながるラストは見事。序盤のハイルが癒やしという意味もあるという洒落をオチにもってくるのもとてもよかった。

  • アドルフ・ヒトラーをテーマにした作品の中では一番コミカルに描かれている作品だと思います。父として、夫として、仲間として、そして同胞ユダヤ人のためにヒトラーと退治するユダヤ人教授を描いた作品です。

    「わが教え子、ヒトラー」
    http://www.youtube.com/watch?v=9NFCBw1EoFE

    この最も人間らしいヒトラーを描いた監督はユダヤ人監督です。終戦間際の崖っぷちのドイツとあり、総統閣下も心労と苦しみの中を彷徨っている。ユダヤ人に対する憎しみを力に変えるというゲッペルスの筋書きだが…

    「善き人のためのソナタ」で世界的に知名度を得たウルリッヒ・ミューエが熱演する。僕の中でもかなり注目していたのですが、惜しいことに54歳と言う若さで急逝してしまった。日本公開作品では本作が遺作となります。どちらの作品も所持しているくらいの入れ込み方だったので、お勧めします。

    比較的暗さは感じますが、両作品共に美しいと言えるものが多くありますよ~♪

  • ナチ時代を描いたものとしてはかなりエンタメ性が高いから、肩肘張らず観れたのは良かった。

    ヒトラーをこんな風に演じるのかと面白味もあった。ユーモアがきいていて、コンパクトにまとまっている。
    ほかの作品とも見比べたくなる。

    余談。全然歴史背景にあるものは違うのだけれど、演説指導という要素に『英国王のスピーチ』ばかり思い出していた。

  • ユダヤ人監督が撮ったコメディ要素の強い作品、という先入観ありで観た。確かにブラックユーモアな部分もあったけれど、観終った後に残ったのは、なんだか切ない気分だった。

  • オチとしては割とありがちだったかなあ、と思わなくもないけど、
    なぜかラストシーンには泣いた。
    割とコメディ風に描かれている場面が多くて、
    笑いどころもちょこちょこある。だが笑えない。
    ヒトラーや歴史を抑えておくと、尚楽しめる映画。

  • <ヒトラーの贋札

  • たまたま、見た映画だったが結構おもろかった。
    最も真実なヒトラーの正体。
    国民突撃軍を徴兵するたのプロバガンダ映画制作。
    空爆された街をハリボテで隠してのパレード。
    ナチスの末期を皮肉ってる。テーマは暗いはずだが、所々に笑えるポイント有り。
    あいさつがわりの、ハイル、ヒトラー!ゲッペルスがうざそうにしているのが笑えた。
    堅苦しいルールで、硬直した組織。そのくせ、トップの一声で、あっさりとルールが変わってしまう。どこかの組織を見ているようだ。。。

    グリュンバウム(俳優の名前は忘れたが。。。)の演技は良かったな。

  • ユダヤ人の俳優が
    ヒトラーに演説の仕方を教える物語。

    この映画を見ると
    何故ヒトラーがあれほどの独裁者になったのか分かってきます。


    幼い頃、父に愛されなかったことが大きなトラウマになっていて

    本当は誰よりも寂しがりやで
    一人ぼっちになりたくない愛に飢えている人。

    ユダヤ人俳優と演説の練習をしていくうちに
    だんだんと心を開いていく。

    ユダヤ人俳優も最初は隙をみてヒトラーを殺す機会を伺っていましたが
    彼の弱さに気づき彼を助けようと思います。

    ユダヤ人はヒトラーによって
    あんな仕打ちを受けているのに。。。。。

    人って実際接してみないと分からないものですよね。

  • 48/100
    そんなわけないだろ、ってほどコメディに走るでもなく
    しかしこんな重い背景で確かにコメディなのがすごいと思った。
    嫌な感じでなくクスっと笑えた。
    ヒトラーとブロンディが散歩するところいいなあ。

  • うーん、期待してた感じとちょっと違った。
    この監督さんとの笑いのつぼが合わない。

    ラストの演説シーンはチャプリンの「独裁者」を思い出した。ていうか、絶対影響受けてるね。
    でも、「独裁者」の演説シーンも唐突で洗練されていない印象を受けたけど、この映画での演説シーンよりずっと骨身に沁みたんだよなあ。

    エンドロールにあるとおり、ヒトラーを笑いものにできるほど、あの大戦が遠くなったってことなんだなあ。
    それがいいか悪いかは判断保留。

  • ブラックなヨーロッパらしい映画。

  • 深刻な問題を含んでいるのに、コメディータッチの映画で、びっくりしました。
    どこまで実話なのかは分かりませんが、ヒトラーのもうひとつの顔がよく見えた作品でした。
    主演のウルリッヒ・ミューエさん、この作品が遺作となったそうです。
    とても素敵な俳優さんだなと思いました。
    「善き人のためのソナタ」観ようと思います。

  • 主人公であるユダヤ人教授を通して描いた、ヒトラーの物語。ブラックユーモアと皮肉を散りばめたナチス風刺作品。

  • 製作年:2007年 製作国:ドイツ 時間:95分
    原題:MEIN FUHRER - DIE WIRKLICH WAHRSTE WAHRHEIT UBER ADOLF HITLER
    監督:ダニー・レヴィ

    (3.0点)

  • 結構、風刺してんなー。

  • 予告編の作り方間違ってると思う。

  • ドキュメンタリーの類いかと思ったら、ネタ映画だった。これがドイツで作られたっていうのはすごいことだよな。

  • ミューエさん!!!

  • ミューエは本当に素敵な役者。
    エンドロールまで楽しい。

  • ウルリッヒ・ミューエが出演していた為観た作品。邦題は、原題のままの訳にして欲しかった。原題Mein Führer - Die wirklich wahrste Wahrheit über Adolf Hitler(2007)

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