ダ・ヴィンチ・コード [DVD]

監督 : ロン・ハワード 
出演 : トム・ハンクス  オドレイ・トトゥ  ジャン・レノ 
  • ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
3.38
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  • (10)
本棚登録 : 717
感想 : 122
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4547462056245

感想・レビュー・書評

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  • ヨーロッパ縦横無尽のソフィーとラングドン教授♡
    ルーブルに行くのが夢だった私も、この映画のおかげでいろんなルーブル特集をみることができてラッキーでした。
    「マグダラのマリア、花嫁説」絶対反対!!ラングドン様御一行と一緒に移動しているような臨場感一杯の、あっという間の楽しい2時間40分でした。
    なにげにシオン修道会総長作品のポスターが貼ってあったりして、そんなのを探すのも楽しかったです。
    映画の最後の結末も、私はとても好きです。
    ルーブルから抜け出し、スマートカーで「インディジョーンズ」並みのカーチェイスあり、プライベートジェットからの綺麗な朝焼けあり、ソロモン神殿を模したといわれるロスリン礼拝堂にもイギリスからひとっとび。
    ジャック・バウアーはアメリカを「24」であちこち移動し、ジャック・スパロウは、七つの海で大暴れ、
    この作品のジャックの孫娘ヨーロッパ縦横無尽版も魅力的です。
    原作では伏線になっていたエピソードを上手にカットしながら内容をきちんとあわせていて、そんなところは1時間版「冬のソナタ」を思い出しましたが、この作品は、原作と映画では「キー」が違いました。
    私はカトリック信者ですが、原作を読んだ時から
    (天使と悪魔も読破。映画化決定)カトリックに対する悪意や中傷の意図は全く感じませんでした。
    ダン・ブラウン氏(同い年だわ)は、信仰の最大の敵は「無関心」だと主張しています。
    世界中の関心を「信仰とは何か」に惹きつけた彼に悪い意図を感じることができません。
    「カトリックはバイキング料理ではない」というアリンガローサ司教の言葉は、確かにそうです。でも妄信を導くなんて許せない!!神に祈りながらひとの命を奪うシラスは、司教を尊敬し妄信し、殺人を正当化してゆく。
    その歪んだプロセスは、ラングドンやシオン会と真逆に感じます。ただ、この設定は冒涜というよりも、
    キリストを通して大事なことを伝える喩えにもなっていて、その意図やプロセスが多くの人に伝わって傷つく人がひとりでも減るのならそれもひとつの「宣教」ではないでしょうか。ちなみにうちの司教様や神父様方は、みんな優しくて柔和で謙遜なイケメンばかりでアリンガローサはいません。いつも私達のこころに寄り添う努力をしてくださいます。
    シオン会がソフィーのために、そしてキリストのために、まるで旧約聖書の主の御言葉の「人間の綱、愛の絆で」それぞれの時代の才能豊かな人たちが長い長いリレーを繋いだとしたらうっとり。ドキドキします。
    が、それぞれが、その人生の全てで守り抜いたのに、
    ソニエールのように彼女を守るためにそのいっさいの努力を彼女に伝えることが出来なかったとしたら、それはどんなに切なくて寂しかったのではないかと思います。
    総長だけではなく、総長を守って名もなく生きたシオン会のメンバーだっていたはずです。そんなひとりひとりが、マグダラのマリアだけじゃなくて愛に満ちて幸せでありますように。こころから祈ります。
    同じキリストをみつめながら、シラスはアリンガローサを、レミーは金を、リーは自己満足を、アリンガローサは権力を?そしてロバート・ラングドンは、ソフィーを守ろうとした。
    同じ聖杯を見つめながらそれぞれ違うものを求めてる。
    「誰を守り、なにを信じるか」
    誰を守るにしても、何を信じるにしても、その人にとってそれがキリスト以外の誰かであったとしても、愛があるのに歪められていったシラスのような悲しい思いをするひとがいなくなりますように。その存在が「真実の愛」の行いに結び付けてくれる存在でありますように。
    「マグダラのマリアが花嫁」説にはもちろん断固反対です。弟子達に「全てを捨てて」とおっしゃって御自分だけ花嫁と一緒だなんてありえないし、なによりもそんな妬けることは許せませんわ(*^^*)
    ただ「聖杯」がマグダラのマリアと関連があるのは、
    意味があるように思います。
    イエス様、師匠と道を一緒に歩き、一緒に笑って、そして苦しみの時もずっとそばでその悲しみに寄り添ったひとなら、彼女が女だからというだけではなく深い意味があると思います。
    ロマンティックに大切なことを教えてくれたダンブラウンご一行様に感謝です。もちろんトム~ステキでした(^^)
    「天使と悪魔」バチカン図書館は壊しちゃダメよ~
    (T-T)レプリカにしてね~。
    そして奈津子様、ありがとうございます。
    あなた様あっての楽しい映画です。

  • 殺人を犯すほどの信仰心を持たせるなんて宗教はすごい。

    ノンストップの謎解きも面白かった!

    **
    全然関係ないけど、ジャンレノかっこいいw

  • 歴史物の謎解きやその景色を眺めるだけでも楽しく感じてくる。2000年代に2004年と2005年に連続して上映された作品があります。テンプル騎士団の秘宝にヒトラーが捜し求めた聖杯。

    主演の二人でこうまで大きく違いが出ちゃうかと思ったがそれでもなかなか楽しくみれた気がします。ナショナル・トレジャーのニコラス・ケイジは謎解きと言えアクション系。こちらの

    「ダヴィンチ・コード」

    はサスペンス系。同じような内容でも演じる役者さん次第でこれだけ変わってしまう。ただ1ついえることはディズニーが作っただけナショナル・トレジャーには夢がある。

    ただ、この作品のトム・ハンクスには躍動感と言うものはないがオドレイ・トトゥが一人飛び回っているような気がする。確証が見え隠れするよりも、はっきりと見えていたほうが面白いんだが、明確に見えるものと見えないもの見えないほうが神秘的にも感じてしょうがない!

  • 美術と世界史が好きならそこそこ楽しめるハズ!
    もっとキリスト教の話を掘り下げて欲しかった!
    全体的にあっさりしてた。
    でもこういう映画は好きです。

  • これもイタリア版。

  • 原作の場所を映像で確認、しようと思ったら許可が出なくて違うロケ地もあるとか。
    「ダヴィンチ」の暗号じゃないよなぁ、というのも原作の時と同じ感想。

  • スラムドッグミリオネアを観た後で観たから、作品の持つ力の違いをまざまざと見せつけられた感じ。
    あのややこしい原作をこの時間でまとめ上げてて、完成度は高いとは思うんだけど…
    「きれいに箱の中に収めました」っていう印象。
    原作を読んだのはずいぶん前なので、思い出し思い出ししながらセリフと場面をつなぎ合わせたけれど、読んでない人は展開を理解できたのかな?
    原作を読むことを前提とした作りってありなのでしょうか?
    オドレイ・トトゥの表情、仕草の可愛いさが際立ってました♡

  • ダヴィンチコードを観ました。

    昨年話題になっていたので、かなりに気になっていました。

    登場人物の知性とか、歴史的な謎解きなどが魅力なんだろうな…と思っていましたが、そのとおりでした。
    でも、もっと謎解きが複雑でもよかったと思いました。
    あと謎を解く主人公達の知性の高さが、もっと表現されていたらイイなぁ…とも。

    この作品のモチーフである“聖杯”は、わりとよくあるものだと思います。
    でもオチは斬新だったし、どこまで史実に忠実かは別として、キリスト教社会(教会)にとっては問題作なんでしょうね。

    絵的にも綺麗だし、展開も惹きつけるものがあって、映画としておもしろかったんですが、この作品については、ぜひ原作を読もうと思います。

    ちなみに映画を観ているときは、ジャン・レノしか知っている俳優さんはいませんでした。
    翌日になって、主役がトム・ハンクスだと知りました。…トム・ハンクスが出演している映画は結構観ていますが、いつも後で気づきます。
    さらにその翌日になって、相方の女優さんが、オドレイ・トトゥだと知りました。…アメリが好きなのに、よく似た女優さんだなぁって感じで映画を観てたんです。

  • たぶん、原作から分かりやすいように上手く色々カットしたんだろうな、という印象。
    きっと原作を読んだ方が楽しい。

  • 試写会にて

    原作も読んでいなかったし
    意味を理解するのに精いっぱいで
    ワタワタして映画終了。

    でもまた観る気になれないんだな。


    【ダ・ヴィンチ・コード 予告編】
    http://www.youtube.com/watch?v=5B2TiUq0R40

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