ブロークン [DVD]

監督 : ショーン・エリス 
出演 : レナ・ヘディ  リチャード・ジェンキンス  ミシェル・ダンカン  メルヴィル・プポー 
  • アミューズソフトエンタテインメント
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本棚登録 : 40
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4527427643543

感想・レビュー・書評

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  • 新宿テアトルタイムズスクエアにて。

    2008年サンダンス映画祭正式招待作品。
    「フローズン・タイム」のショーン・エリスが仕掛ける
    美しきシンメトリーサスペンス。

    内臓逆位やカプグラ症候群などの耳慣れない言葉と共に
    散りばめられた伏線が秀逸。
    鏡像への恐怖をうまく利用した作品。

    音楽や効果音が少なく、
    息遣いが聞こえてくるほど静かな画面。
    自分自身であるはずの鏡像が
    実は「鏡のなかの自分」という別の人間であること。

    印象的だったのは、ジーナの弟の恋人が自宅の鏡を覗く場面。
    その姿を鏡の裏からも捉えているのだけど、
    そこだけ切り取ったように明るい鏡に向かって
    離れたところから一気に迫っていくカメラワークだった。
    まるで鏡のなかの彼女が現実世界の彼女を目がけ、
    ほとんど光を見つけたかのような勢いで移動していくように。

    鏡のなかの彼らにとって、
    外界との接点である鏡はそれこそ光だったのだろうと思う。
    現実世界の自分を乗っ取ろうとか殺してしまおうとか、
    最初からそういう意思を持っているのではなくて、
    「光」を目指し続けた結果の悲劇だったのかもしれない。

    それでもこの映画はこわかった。
    数日間、鏡を直視できなくなるくらいに。


    『ブロークン』
     監督:ショーン・エリス
     主演:レナ・ヘディ
     2008年/イギリス・フランス/原題 The Brøken
     オフィシャルサイト
     http://www.broken-movie.jp/main.html

  • 0129

  • 映像かっこいい

    冷たい感じの映像で統一されてて、常に恐怖を感じる

  • 主演のレナヘディがきれい。最後、弟さんはどうなったのかな?弟さんだけ無事だったのかな??

  • 怖かった!
    話の展開がイマイチ。

  • この監督特有の映像美は良かったです。交通事故があんなに奇麗だなんて。

    ただ、事件の原因がはっきりしなさすぎなのが.…。

  • 画の美しさはさすが。
    1カットも手を抜くことなく
    計算され尽くしたような構図、
    キューブリックやヒッチコックのような
    高貴なグロテスクさのある空気感で
    様式美のあるホラーが展開される。

    けれど、物語が進むにつれてあれ?と思う。
    古典的にお約束なモチーフ・演出・展開。
    タネを明かしてみても、「ふうん」くらいで新鮮さがない。

    残念だなぁ、誰かこの監督に素敵な脚本を提供してあげてください。。

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著者プロフィール

2018年3月に株式上場したドロップボックスの創業初期をマーケティング面で支え、同社の急成長をけん引したことで知られる。技術とデータを活用して製品の価値を見定め、その価値を的確に伝えるマーケティング施策を製品そのものに埋め込む方法論を「グロー スハック」と名付け、みずから立ち上げたWebサイト『グロースハッカーズ・ドットコム』で幾多の実践例を発信。その方法論は全世界の成長企業が活用している。 https://growthhackers.com/

「2018年 『Hacking Growth グロースハック完全読本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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