ショコラ [DVD]

監督 : ラッセ・ハルストレム 
出演 : ジュリエット・ビノシュ  ジョニー・デップ  ジュディ・デンチ  キャリー・アン・モス  アルフレッド・モリーナ  レナ・オリン 
  • 角川映画
3.81
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感想 : 239
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988126206918

感想・レビュー・書評

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  • フランスの小さな村。
    レノ伯爵(アルフレッド・モリーナ)の猛威で因習に凝り固まったこの村に、ある日、不思議な女ヴィアンヌ(ジュリエット・ビノシュ)と娘アヌーク(ヴィクトワール・ティヴィソル)が越してきてチョコレート店を開く。
    次々と村の掟を吹き飛ばす二人の美しい新参者に、訝しげな視線を注ぐ人々。
    しかし、チョコレートのおいしさに魅了された村人たちは、心を開き、それまで秘めていた情熱を目覚めさせていく。
    そして、夫の暴力を恐れ店に逃げ込んだジョゼフィーヌ(レナ・オリン)がヴィアンヌ母娘の生活に加わってまもなく、河辺にジプシーの一団が停泊する。
    ヴィアンヌは、そのリーダーであるルー(ジョニー・デップ)という美しい男性に心を奪われ、彼を店に招き入れる。
    だがよそ者であるジプシーたちを快く思わない村人たちの、ヴィアンヌに対する風当たりは強くなった。
    魔法のチョコレートによって自分の本心を解放させていくふたりの物語。
    魔法のチョコレートによって倦怠期の夫婦に情熱が戻ったり、片思いしている初老の男性の恋を後押ししたり、上手くいかない母子の関係の仲直りさせたりなどのエピソードをユーモラスでファンタジックに描いていて、美味しそうなチョコレートの数々やチリペッパー入りホットチョコレートが食べたくなるし、肩の力が抜けるファンタジックなヒューマンドラマ映画の佳作です。
    キリスト教による道徳も大事だけど、自分の本心ややりたいことも大事だというメッセージを、説教臭くなく伝えています。
    ジュリエット・ビノシュ、レナ・オリン、キャリー・アン・モスなど女優陣の演技が印象的でした。

  • ヴィアンヌはとにかく相手を否定しない。驚くほど相手の言葉を受け入れる。そしてチョコレートを介して打ち解けていく。
    どこかにありそうでないだろう街を描く不思議な雰囲気の映画。

  • チョコレートが食べたくなる作品。ショコラ、か。。
    キリスト教的思想で禁欲が美徳な村で、流れ着いたショコラ屋さんのショコラが人々の心を開放的にしていくの良かったです。
    顔付きが生き生きとしてくるし服装も色鮮やかに。ジョセフィーヌが強く美しくなってて素敵でした。
    アルマンドお婆ちゃんも格好良いです。こんなお祖母ちゃんなら孫も会いたいよな…娘さんとも生前にわかり合えてればと思いますが素直になれないよなふたりとも。。娘さん、見覚えが…って思ったらマトリックスのトリニティーのかただ。普通にしてても美しいな

    レノー伯爵は原作では神父さんだったはずと思ったので、なんでこの人こんなに禁欲的なんだろと思ったけど妻が浮気して帰ってこないとなると腑に落ちました。
    ヴィアンヌのショコラ屋さんに忍び込んで破壊したチョコレート食べて泣いてしまうの切ない。美味しいものの前では、意地張ってた自分が馬鹿らしくなるな…と同時に、負けたって思ったんだろな。原作のレノー神父はここでショコラの食レポが凄いので後で再読します。
    でもこの映画ではレノー伯爵と神父さんを分けたことでレノー伯爵の変化も描かれたので、これはこれで好きです。神父さんも自分の言葉で説教するときはつっかえないで堂々としてるし、良い事言ってらした。何を受け入れるか…大事。

    ヴィアンヌとルーの恋愛ドラマはおまけで…ジョニデはジプシーでも眼福です。ヴィアンヌもルーも定住しそうだし良かった。アヌークにも良い気がする。
    ショコラを食べたい。スパイス入ってるやつ。。

  • TVにて
    ストーリー,キャスティング,美術効果など全部素晴らしい.そしてチョコレートが食べたくなる.

  • ジョニデのセクシーさよ。
    新しいものを嫌う高圧的な村長が、村の全てを牛耳っている様子がじわじわくる怖さ。司祭?の説教にまで口出しをして言論統制。バイキングももちろん罪人扱い。少し皆と違うと村八分。小さな世界。
    そこに風穴をあけるのがショコラ。魅惑的でセクシーで、食べた人はとりこになる。
    さいご、ほんとうの欲望を爆発させるショーウィンドウでの村長の惨めな姿よ。ショコラの存在感がロマンティックというより媚薬やドラッグのような。
    とりあえず、ホットチョコレート飲みたいな。甘ったるいだけじゃなくってチリペッパー入りの、スパイスがきいたやつ。!

  • とても優しい楽しい映画

    ジュリエット・ビノシュはいいね!

    先日見た「バベットの晩餐会」も同様に
    よそから来た女性のお話
    この映画を気にった方は是非ともみてほしい

    主な女性は好きかもしれないけども恋愛の面は映画の本質ではないと思う
    なのでジャケット写真はちょっと違うと思う

  • 北風とチョコレートのお話。
    本当の意味で誰も悪い人が出てこなかった。
    それでも対立が起こる理由の1つとして、厳格過ぎる宗教は戦いを引き起こすんだなぁ…と思いました。
    ホットチョコレートを飲んだときのような、心がほっこりするお話でした。

  • 2000年のアメリカ映画。ジュリエット・ビノシュは美しいけれど、なぜ見ようとしたのか思い出せない。原作は、ジョアン・ハリスの同名小説。カーニバルの風に乗って、フランスはジュールに流れ着いたの子持ち女がチョコレート店を開く話。アカデミー賞5部門にノミネート。宗教を含め、半端ではない頑なさが目に付き、それほどの感興はわかなかった。これはいつの時代の話なんだろう。

  • どこかで取り上げられていて、観てみた1本。いい映画ですね、楽しい感じが伝わってくる。世界の違う人たちと話してみること、食べたことのないおいしいものを食べてみること、知らなかった世界を知ること、どれも生きている限り続けたい。"食"という視点に絞れば、小さい子どもからおばあちゃんまでみんなで楽しめる、だからこそ人をつなげる力のあるものなんだよなと改めて感じました。食べたことのないおいしいチョコ、まだまだ世界中にあるんだろうな。そして魅力的な人たちも。後味のいい映画だと思いました。^^



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    【要約】


    【ノート】

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