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- / ISBN・EAN: 4547462056924
感想・レビュー・書評
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二人のかけあいが面白すぎる!
お約束というくらいのベタな部分もあるのだけど、バーで乱闘してるのに気付かないウィル・スミスのシーンなんてめちゃくちゃ笑った。
このプロットは何?ストーリー自体は「悪との戦い」ではあるのだけど、そこが重要なのではなくて、あくまで二人の友情というかパートナーシップを描いている感じ。
アルマゲドンが宇宙の話ではなく、家族愛の話だというように。
男性二人の”相棒もの"つまり「バディ」もの、ということか。
ケンカしてばかりなのに、お互いがお互いを信頼して、助け合ってる。
二人が別々だと、うまくいかないんだよね~
打ち合わせしてないのに、絶妙の呼吸で作戦を実行しちゃう。
お調子者だけど慎重派で平和主義者のマーカスと、色男でスマートなのに実力行使で破壊主義者のマイク。性格が違う二人だけで、話はここまでふくらむんだね。ストーリーありき、ではなく、まずキャラがあって、そこに場面をもってくるとキャラが自然に動いてくる。たぶんそういうこと。
ここまでつっきったキャラを作れると、創作も楽になるし、話が面白くなるんだけど、キャラ設定は本当に難しいのだ。
マーカスは家族を何よりも大事に思ってるのに、奥さんとは若干すれ違い気味+欲求不満で悩んでる。警官なのに死体が苦手だったり、既婚者なのに女の子の扱いがよく分からなかったり、すっごく共感を呼ぶキャラ。すぐそばにいそうな人物なんだよね。上(警部)からのプレッシャー、仕事と家庭の板挟み、奥さんは怖い、やりたくないのにやらされる仕事……。どっか一つでも必ず観客の共感を呼ぶハズなんだ。
ラストアクションでは「証人をさらい、奥さんに発砲した。やつは絶対許さない」と決然とした気持ちで覚悟を決める。カッコよかったな。
マイクのふりをなんとかごまかしながらするところ(うまくできないところが人間的で愛らしい)、自分の家に侵入したりするところ(しかも二階から落ちたり)、何だかやらかしそうでいちいちハラハラさせられる(クルマに手錠でつながれた女の子がいつ掠われるかと思った)。
この映画を見たあとに、NHKでたまたま「夢路いとし・喜味こいし」さん特集をやっていてこいしさんの言葉が印象的だった。「新しい笑いの形というのは、これからどんどん出てくると思う。けど、違う二人のかけあいでやっていく笑い、というのは残ると思う」と。二人というのは、笑いの基本形なのかな。他者との関係で笑わせる、という笑い。ビスタービーンみたいに一人の笑いもあるけれど。
誤解やすれ違いからてんやわんやになり、笑いが生まれるっていうのは、吉本新喜劇もそうだし、上海テレビのコメディもそうだったな。
こういう話って、見る分には簡単に見られるけれど、作るのは難しそうだ。
笑いって高度だからなー。
男の子二人に、女の子一人、という王道。
女の子の扱いは、90年代のアクション映画の王道。
華を添えるだけじゃなくて、話をひっかきまわす。決して強くはない。
若干いらいらするけどねー。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
they are awsome buddy!HA!
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俳優さんで一緒に酒を呑みたいならマーティン・ローレンスですね。気兼ねなく終始笑ってられそうな気がするしね♪
コメディ映画には欠かせない存在の黒人俳優さんですね。
一番好きなのは、ウィル・スミスとかなり綺麗なティア・レオーニと競演した作品
「バットボーイズ」
惜しげもなくコブラを潰す最後のシーンに悲しくはなってましたが、テンポもよく2に比べれば余計な派手さもなくかなり楽しめます。
DVDで観るのがお奨めです。TVだと吹き替えが神谷さん何ですけど、DVDだと山寺さんなんですよ〜やっぱりシリアスにコミカルに楽しむなら山寺さんでしょうねww
豆知識でティア・レオーニはモルダー捜査官の奥さんですwww