流行り神3 警視庁怪異事件ファイル - PSP

  • 日本一ソフトウェア
3.78
  • (10)
  • (13)
  • (10)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 83
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・ゲーム
  • / ISBN・EAN: 4995506001643

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 都市伝説にまつわる様々な怪事件を究明していくホラーAVG。
    前作等が面白かったので、こちらも購入。
    『セルフ・クエスチョン』や『推理ロジック』、『カリッジ・ポイント』など、シリーズ特有のシステムも健在。
    しかし、誤字脱字の多さ・強引な展開も有り、シナリオの質の低下が残念。

  • 無印と2はやっていないのですが、楽しめます。
    シリーズとしてのマイナスが多いとあるので、その辺は気になります。

  • シリーズ「完結編」にしてPSP。うむ…。
    まぁ、それは置いておくとして。

    今作も「オカルトルート」「科学ルート」で異なる結末になる。
    ただ、「2」から思ってた事ではあるが、どちらも大して変わらない。
    「オカルトルート」ならもっと怖がらせて良いと思う。
    結果的にスッキリしないから、どちらも物凄く中途半端。
    シナリオだけで見ると、非常に冗長なシナリオばかり。
    短かったが纏まっていた「1」とは雲泥の差。
    「2」から話を引き伸ばすような印象を受ける。
    シナリオの出来では言えば「1>2>3」。

    一応、体裁としては「ホラー系ノベル」ではあるが、
    はっきり言って全く怖くない。
    そもそも、テキストだけで怖がらせるのは不可能に近い。
    何の為のヴィジュアルとサウンドなのか。
    恐怖度は正直、「1>2>3」。
    また、UMDの読み込みも発生する為、怖がらせるポイントで音と絵が
    合っていないのは若干問題。
    (そもそもそんな怖いグラフィックなどほとんど無いが)
    夜中に電気消して一人でイヤホンでプレイしても、怖くない。
    尤も、この規模の作品でもっとCGの差分を用意しろ、というのは贅沢なのかもしれない。
    しかし、それだけで没入感はかなり変わったはずだ。
    そしてそのグラフィックを用意するだけでは意味が無い。
    「428」のように演出出来てこそ成功、と呼べるだろう。

    「推理ロジック」のシステムに関しては旧作と変わらない。
    推理と呼べるほどのものでは無いし、「セルフクエスチョン」
    の方が考えている感じがあって好みなのは自分だけか。
    「カリッジポイント」に関しては、「見る」or「見ない」みたいな選択肢だとすれば、
    ちゃんと怖がらせてあげるべき。ビックリさせるだけでも良い。
    「何の為にカリッジポイントを消費したのか」解らない選択肢が多い。
    もっとも、それはプレイヤーの勇気では無くて、
    主人公・風海純也の勇気、という事なのではあるが…。

    サウンドに関しては可も無く不可も無く。
    ただ、何故「1」「2」で共通してたBGMを全て差し替えたのか。
    BGMの出来は前作までの方が良い。作曲者は同じだが。

    システム。
    PS2で2作、PSPとDSで乱発した甲斐があったのか、
    今作にしてようやく小マシな程度にはなった。
    それでも、フローチャートでのジャンプは一旦シナリオをクリアすると出来ないとか、意味不明。
    「選択肢までスキップ」があるとかそういう問題じゃない。
    例えば、第壱話をオカルトルートでクリアしたら、次は科学ルートをやるわけだ。
    でも、その分岐にすぐ飛べずに頭から読み直す(スキップ)のはどうなの、って事。
    なるほど、確かにTIPS集めもあるかもしれない。
    ただ、それにしても煩わしすぎる。
    既読判定はシステムデータで行っているから、途中セーブしなくても良いのは良いんだが。

    TIPS集めに関しては小ネタが好き、コンプ癖があるなら苦にはならない。
    だが、お世辞にもその作業が楽しいとも言えない。

    で、「完結編」と銘打った割には全く完結してない。
    気になったのは、エンドクレジットの「協力」に、
    某ゲーム専門学校のシナリオ・ノベルズ学科、ってどういう事なの。
    一応シナリオクレジットは社内の人っぽいけど、
    まさか元ネタとかプロットを学生から募った、とかないよね?
    このテキストADVが売れないご時世において、日本一ソフトウェアのような、
    コンスタントにテキストADVをコンシューマで作ってくれるのは(ターゲットはニッチだが)、稀有な存在。
    しかし、だからと言って駄作を乱発されても何の有り難味もない。

    結局こういうオーソドックスなテキストADVはシナリオが全て。
    今まで何度も言ってきたが、改めて再認識。
    誤字・脱字はあまり目立たなかった。全体で1、2箇所ぐらい?
    個人的な見解を更に言わせてもらうなら、式部先生の出番少なすぎだろ。
    隠しシナリオも、「完結編」なら全員分用意してほしかった。
    こんなんでUMDの1.8GB使いきってるとはとても思えん。

全5件中 1 - 5件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×