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- / ISBN・EAN: 4988102694937
感想・レビュー・書評
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大阪ハムレット 監督:三石富士朗
大阪に住むある家族の様々な日常の出来事を描く作品。
漫画原作。
西成を舞台にした大阪ムービー。
自分のイメージどおりの大阪を舞台に、よくありがちな設定の家族がシンプルに描かれていて楽しかった。
大阪の街をこんなにしっくりくるように描いてるのは嬉しかった。
思い出補正がかかっているのかもですが「こんな感じだったなぁ」とノスタルジーに浸れる。
「しょーもない町やで」とか「この街嫌いやねん」みたいな台詞にちょっとドキッとしたり。
そんな印象的な台詞を言うシーンなのに、シーンはほんまにあほな感じでそれが大阪の風景っぽく見える。
好きな役者が多いのもよかった。
松坂慶子はおかんにするとええんやろなぁ。
岸部一徳も怪しいさ満開、加藤夏希は可愛い。
子供達もそれぞれ好印象でした。
家族が半歩前進する話。
ほっこりムービーでした。
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漫画が気になってて、シェイクスピアの授業で先生が地味にオススメしていたので観てみた作品。
悪くないと思う。
ちゃんとエッセンスは入れてるしね。
最後はハムレットと違う決断をするのがいいというか、まさに現代のハムレットというか、大阪が舞台なせいか、全く破滅的な香りがしないところが面白い。
次男のユキオくん(の役者さん)がすごいいい味出してる。
最後の防波堤の上を駆けるシーンは音楽も相俟ってすごく印象的なシーンに仕上がってる。
父性をどう解決するか、というテーマもからめつつ・・・かな?
まぁまぁ面白かった。 -
すっきりするよね〜