レッドクリフ Part I & II ブルーレイ ツインパック [Blu-ray]

監督 : ジョン・ウー 
出演 : トニー・レオン  金城武  チャン・フォンイー 
  • エイベックス・ピクチャーズ
3.56
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988064293377

感想・レビュー・書評

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  • 大人数の戦闘場面、そして曹操、劉邦、孫権、諸葛孔明、周瑜たちの武人としての人間的魅力の迫力に圧倒された。208年、赤壁の戦い、三国志の世界。今から1800年も前とは思えない現在にも通じる、登場人物たちの思惑、駆け引きに魅了された。

    元ネタがいいから、などと言っていいのだろうか、歴史の流れ、転換点の出来事にああ、とうなってしまう。歴史のおもしろさをとても感じた。

    また俳優陣がこのところアジア映画を見ているせいで、主要どころの俳優を知っていたのでよけいおもしろく、各人とてもよく役柄に合っていた。
    曹操が出てきた時、あ、あの「さらば、わが愛」の男役・チャン・フォンイーだな、とすぐわかった。どこかとぼけた顔の印象もあり、暴力的な曹操に少し人間味を与えたように感じた。

    また金城武は若さが売りのアイドル的な見方をしていたが、この達観した諸葛孔明役がとてもよかった。年取ってよくなった、というのはやっぱりいい役者なのかな。
    藁人形で曹操方の矢をいただく場面は面白かった。このエピソードは読み本なんかにあるのだろうか?

    そしてなにより孫権役のチャン・チェン、この若き呉の皇帝となる役がとてもよかった。すくっと背が高く苦み走った感じがよいねえ。

    そしてトニー・レオン。諸葛孔明と並ぶ戦いの指南役としてとてもいい役。でもやっぱり優男だね、レオン様。

    しかし周瑜とその妻の寝床の場面はもっとさらしと流してよかったのではないかなあ、必要ない気もする。

    ジョン・ウー監督の現代ものの銃撃戦は好きじゃないのだが、さすが古代なので、様式的だったのでよかった。

    2008、2009中国 監督ジョン・ウー
    2018.9.15レンタル

  • 7人の侍を観ていた時にも感じたことだが、「民」と「武士」の階級差が凄いあったのだろうな、と。
    武士の中でも兵士と将軍には格段の違いがある。
    兵士の命はとても軽い。彼ら自身もそれを自覚している。
    というか、人間の能力的な問題なのだろうか、育ちや環境の問題なのだろうか。。。

    そういった視点から見ると、曹操の行動や発想は至って普通で、むしろ劉備の方が民を重視する姿勢に疑問を持つ人もいるだろう。そして当時の陣営にもいたはず、なぜここまで?と。

    といったのところと、上層位の人たちの政治術は現代とも同じような面もアリ、こういった中での教養を持たないと上がっていけないのだろう。よく描かれる魯粛のような形だと、限度があろう。

    何はともあれ、面白かった。

  • 日曜洋画劇場の特別合体版。まとめて見られておいしい限り。トワイライトもこの系統で。

  • 三国志を題材としたエンターテインメントとしては上質。戦闘シーンは迫力があり、登場人物にもいい外連味が感じられる。一部史実とは異なる点も何か所かあり、原作や史実に忠実たることを至上とする人には不満もあろうかと思いますが、そうでなければ十分楽しめる映画だと思います。

  • 戦闘シーンは圧巻、細かい心情描写も素晴らしい。美男美女の共演。エンターテイメントとしては最高だと思います。ぜひ大画面で見たい作品。
    金城武がもう…本当にかっこいい‼低い甘い声で中国語を話しています。小橋はまさに傾国の美女。時間をかけてたっぷりと撮影されています。

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