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- / ISBN・EAN: 9780714343815
感想・レビュー・書評
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始めは、妖怪と反発していたが、次第に友情のようなものができる。後半は、感動モノ!!色々な謎もはっきり!
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初めて読んだ頃は、ただただ面白いから夢中で読んでいただけだったけれど、大人になってから思い返せば、なんて名作だったのだろうと愕然とします。あれを「ただの漫画」だと思って夢中で読んでいただけの中学生の私は、アホですな。
とらが好きで好きで好きで好きで、たまらないくらい大好きです。とらの最期をふと思い出すたびに、家に引きこもってわんわんと泣きたくなるくらいに好きです。
藤田和日郎さんの父性というか、大きく丸ごと受け止める器のようなものに守られて、各々のキャラクターたちが必死に生きて行くのを見るだけで、圧巻されます。ストーリーが深くなればなるほど、どのキャラクターに肩入れすることもできず、キャラクターと共に悩み、悲しみ、喜び、怒り、苦しみ、挫折し、立ち上がり、闘い、赦し、生きて行く。
特に最後の数巻(28〜29巻あたりから)は、話の筋を知っていても読んでいて涙が止まらず、いつも最終巻は涙で曇った視界でしか読めません。ちょっと残念。
確実に、これからの日本人のDNAに組み込まれるであろう名作。 -
私の中で不動の一位の漫画。
少年漫画の限界点に踏み込んだ感動の名作。 -
学生時代、周りは結構読んでたけど、何となく手を出さずにいた作品。ブックガイドで取り上げられているのを複数目にして、今更ながらに読んでみた次第。色んな妖怪が登場するから、それ系が好きな自分としては満足度高し。のみならず、バディものとしても秀逸で、仲間の絆に胸が熱くなるシーンも少なくない。
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全てがとらの最後の一言に集約されている。
敵との戦闘能力の差も気付けば上回っていて、修行もすることなくあれよあれよと物語が進んでいくが、そう言う雑さがうしおの不器用さと相まって、最後のとらの名言と共に記憶に蘇ってきて、感動を生む。
いい漫画でした。 -
前半すこしダルいけど、最後の戦いにかけての怒涛の展開は圧巻。
うしお、とら、法力僧、東の妖怪、西の妖怪、自衛隊、科学者、獣の槍(ギリョウ)、鏢。
みんな白面の者を倒すという目的は一致していても、これだけの派閥がいるのに、それぞれ違う立場、思惑をしっかり描けてる。
だからこそ、それが絡み合うラストのエモさもひとしお。
欲を言えば、心理描写の精神年齢がもう少し高いともっと良かった。
といってもそれは大人の意見であって、子供向けの少年漫画としてはとても良いと思います。 -
コレ、大好きなんです。
うしおが どこまでもまっすぐで まぶしくて 憧れて 応援したくなっちゃう。
中味はね、妖怪盛り沢山で、民話や怪しい呪いもあって、宗教団体が法力合戦してるし、時間と空間超えて大冒険するし、そりゃ~もう…な話しなんですけどね。
縁というか絆というか…嫌っても背いても断ち切れない何か…
どんな存在の中にも、奥底にあるピュアな心。
色々なものを感じながら、泣けること必至です。 -
泣ける。