ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE.【通常版】 [Blu-ray]

監督 : 庵野秀明 
出演 : 林原めぐみ  緒方恵美 
  • キングレコード
4.35
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本棚登録 : 1867
レビュー : 213
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988003800789

感想・レビュー・書評

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  • <序・破を通した感想>
    新劇場版は面白くないと思っていたのですが、
    なかなかどうして。

    もちろん前の劇場版のほうが好きなのは変わりませんが、
    別の話だと考えれば、
    こういう単純な少年漫画的ビルディングスロマンは好きなのです。

    とはいえ、
    エヴァンゲリオンの魅力が「一見よくわからないこと」にあったので、
    「エヴァンゲリオン」としてどうなのか、という問題はあるかと思います。

    セルフリメイクで基本的なストーリーラインに変更を加えたくなるのは、
    富野由悠季がゼータガンダムに変更を加えたのと同じ理由でしょうか。

    つまり、
    いつまでもウジウジしてられんだろう、
    ということなんだと思います。

    前の劇場版では、
    「気持ち悪い」という最後のアスカの台詞に象徴されるように、
    オタクへの拒絶で終わり、
    「そういう嫌な"他者"とも向きあって生きていかなきゃいけないよ」といった、
    いささかお説教めいた「他者との共存」ってなことを言っていたのに(同年の"もののけ姫"も同じテーマ)、
    そのメッセージは届かず(わたしもその一人)、
    ますます自己に埋没している状況(最近は違った傾向だと思いますが)を見て、
    「こういうアプローチでは伝わらないんだな」
    という諦めにも似た心持ちになったのだと思います。

    そういうのが今回の「わかりやすい物語」になった原因の一旦にあるように感じます。

    そんなこんなで、
    新劇場版を「碇シンジの成長物語」だとすると、
    この先の大まかな展開は決まってきます。

    それは「エディプス・コンプレックスの解消」。

    要するに「親離れ」です。

    おそらくお話的には、
    母親(レイ)との恋愛の挫折によって起こるのだと思います。

    で、
    その後重要になってくるのが「マリ」でしょう。

    彼女が出てきた背景は、
    単純に新キャラ投入というのもあると思いますが、
    現代社会においての女性像として、
    レイとアスカだけでは足りなかったということだと思います。

    つまり、
    レイは母親的な女性の象徴で、
    アスカはキャリアウーマン的な女性の象徴なわけですけれど、

    上野千鶴子の敗北宣言に見られる、
    マルクス主義的フェミニストの衰退や、
    「草食系男子」の登場によって出てきた(かどうかは知らんけど)、
    「オタク系肉食女子」という第三の女性性を出さざるを得なかったのではないでしょうか。

    「メガネ」や「語尾に"にゃー"」という「オタク」の記号と、
    「ビーストモード」という「肉食」の記号が出てくるのが何よりの証拠だと思います。

    とは言ったものの、
    レイ(母親)との別離の後に、
    アスカかマリとくっつくとも思えないので(可能性としてはマリが一番高い)、
    結局ひとりになって終わるのかなぁ。

    あ、カヲルとくっつくというBLエンドもありかもなぁ。

    でも心情的には、
    「序」「破」でのレイのヒロインっぷりからすると、
    レイが人になっていく過程で、
    彼女の中の母性(ユイ)もいなくなり、
    シンジと結ばれてハッピーエンドがいいなぁ。

    なぞと色々妄想は絶えませんが、
    ともあれ、
    テーマは前の劇場版と同じでしょうから、
    「他者との共存」を最終的にどのような物語に落としこむのかは、
    非常に楽しみなところです。

    この予想が当たるかどうかはわかりません。

    外れても文句は受け付けませんのであしからず。

    そういえば、
    ミサトさんの携帯の着信音が、
    ウルトラマンの効果音でしたね。

  • 新たなエヴァンゲリオンのかたちがここに!

    新劇場版『序』に続いて2作目。何を『破』ってくれるのかが楽しみなところ。

    『序』と比較して一変。アニメと違う展開が多くなっている。特に節目節目の大きなイベントにも手を加えていて大幅に設定も変えてきている。 新ヒロインも登場し、新しいエヴァンゲリオンもお披露目されている。
     アニメ版が好きでたまらない。という方の評価はこの作品においても二分されるかもしれない。 キャラクターの心情や行動がアニメ版と比べ明らかに違いが出ている。
    こんなのはこの人のキャラじゃない。とか、何でこんな行動取るの?とか。
     どうしてもアニメと比較してしまうと違和感が生じ、こんなのはエヴァではない。等、どうせなら新ストーリーでやってくれれば…。という意見があったとしても不思議ではない。

     全てを踏まえて、それだけアニメ『エヴァンゲリオン』という作品の完成度の高さが伺える。

     個人的には、演出が突出していると思います。衝撃シーンでの挿入歌や中盤から最後にかけてのクライマックスシーンなど引き込まれて、あっという間に終わってしまった印象。グッときました!
    『Q』への期待は膨らむばかり。というところでしょうか。

  • 子供のころ全部観たのが懐かしい。
    ちょこちょこ思い出しながら新しさにも触れていました。

    残酷なシーンの時に流れるBGMとか
    エヴァっぽいなぁとか改めて感じたり。

    続きがすごく気になる・・・!
    でも劇場版を観たらダメージ受けちゃいそうなので
    またDVDで閲覧するかなぁ。

  • TVにて。

  • やっと観れた。
    新規設定された使徒がかわいかったり、かっこよかったり。実に良い。
    シンジやレイが若干とは言えポジティブなのも良かった。味噌スープがね。

    でも、なんかあの、マリさん。
    マリさんがなんか、違和感。
    新しい風を吹き込むキャラ(?)なのかな?
    んー、どっちかと言うと、同人誌でオリジナルキャラが出て来ちゃったような…
    夢小説的な据わりの悪いキャラに見えました。この子居なくても物語は動いていたしね。
    出番が中途半端で色々と見えてこないキャラだったのも悪い作用だとは思いますけど。
    次では活躍してくれるのかな?

    あと、あざとく流れる「♪翼をください~」・・・折角、感動のシーンだったのに逆に笑ってしまって台無しに。
    真面目な場面でふざけるの、本当に止めてほしかった。

  • あかん、エヴァ走ってるところ、カッコよすぎる。
    あかんわ、あんなカッコいいもん作ったらもう。乗りたい

  • これがあの有名な綾波レイなんだー、と思いながら見た。序に比べて全体的に情緒的。クライマックスでは不覚にも涙。意外と王道だった。

  • 2009/**/**:劇場
    2019/01/11:Amazonプライムビデオ

    『序』〜『破』の流れは本当に、本当に素晴らしい。
    特に『破』は名台詞が多いな。
    だからこそあの『Q』があまりにもズッコケ、本当にズッコケなんだけど。
    とりあえず『Q』も見返そう。

  • 劇場版:破を再視聴。当時は、その破という命題とともに、人知を超えた存在つまりは神の域に達するところを、少年の成長と成し遂げたい、到達したい愛に対する絶対的な神秘を重ねて、その誕生を表現している。第九の使徒の襲撃に窮地に陥るネルフ。そして、人知を超えた人類補完計画を遂行しようとするゼーレ。ネルフは、ゼーレの思惑とは別に、エヴァ零号機の昇華に賭けることに。どうして、ここまで人間は悲しい生き物なのか、そして救いと繋がりを求めるのか、キリスト教など宗教に則りながら、アンチ宗教的な思想も入れてストーリーが展開していく。伏線に伏線を重ねていくだけに、立っている位置を見失いそうになるが、つながる瞬間が非常に面白い。2回見ても、なるほどねとなるあたり、すごい映画だ。

  • グラフィックがグロテスクなような美しいような。
    BGMも意外性のある童謡が使われていたりして、癖になる。
    人間でないものになれるのは、子供達なんだ。

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