野獣死すべし デジタル・リマスター版 [DVD]

監督 : 村川透 
出演 : 室田日出男  松田優作  鹿賀丈史  小林麻美 
  • 角川エンタテインメント (2009年10月22日発売)
3.88
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レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111286451

感想・レビュー・書評

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  • 怪優、松田優作。

  • 昔の日本映画の突き抜けてる感て本当にすごい。
    「頭のおかしくなっちゃった人」っていうのは主人公として成立しづらいとずっと思っているし、見た後もその気持ちは変わらないけど、それってあくまでも「基本は」ってことだなと思いました。
    ここまで描ききれれば、もういいと思う、なんでも。

    松田優作がすごかった。
    若き日の鹿賀丈史もかわいくていい。

    本当は「野獣狩り」借りようと思ってて間違えたんです。
    今度は間違いなく「野獣狩り」見ますとも。

  •  元戦場カメラマンが銀行強盗を企むはなし。後半の投げっぱなし具合がすごい。松田優作の狂気の演技が素晴らしかった。役作りのために奥歯を抜いたらしい。

  • 『太陽を盗んだ男』に似てる。
    バブル時代の映画だなぁって感じ。
    登場人物の誰にも感情移入できない。

  • 最後の洞窟のシーンの松田優作の演技は圧巻。
    バイオレンスなストーリーに還元されない余韻や余白がいい感じ。

  •  見始めてしばらく経ってから見たことがある映画であることに気がついた。そういえば昔見たときには、ただただ気味が悪くてこわかったような印象がある。今見ても松田優作の作り出す主人公は背中がぞわぞわするような負の迫力があって、すごいと思う。もっとも、大藪春彦の書いた原作とはまったく雰囲気の違う造形で、そのあたりはどうなのかなと思ってしまう。

     松田優作もすごいけど、ある種の映画を観ると必ず顔を出してくる鹿賀丈史をいう俳優もものすごいなと改めて思った。どうも僕には劇団四季とか大河ドラマとか「料理の鉄人」とか、メジャーどころのイメージがあるのだが、こういった芝居の中での存在感はやっぱりすごい。これが正統進化していくと「麻雀放浪記」になっていくのだろうな。

     昔はただただ気味が悪かった主人公だけど、今は適応障害のイメージが強い。戦争体験がある意味説明的に語らえるけど、そういう理に落ちるところを吹き飛ばしてしまうところが確かにあって、そう考えると、不気味で仕方がないと思っていた主人公が、案外身近に感じられてしまうあたりが、現代という時代であるように思う。よかれ悪しかれ、人間というのはこんなもんだ、という世界観の中で幅をきかせている刑事さんたちは、死んでいくしかないのかもしれない。

     とりあえず、名作。なんというか、たまらないけれど。

  • 鹿賀丈史のチンピラが味がある。室田日出男も味がある。しかし、松田優作のキレッキレには叶わない。彼だから出せる狂気の様、その雰囲気がそこにあるのだ。そして立ち上がるのはベトナムの影。◇小林麻美さん、コケティッシュなエロティシズムに溢れる女優さんだったが、どこに行ってしまったのか?

  • 松田優作の狂気に共感できず。
    期待していたので残念。
    鹿賀丈史が現在の雰囲気とは全く違った野卑な男性を演じていて驚いた。

  • 殺人に貴賤はなく、野獣の如き浅ましくおぞましい行為である。ただ確かに色気の有無はあるのだ。主人公は情念もなく、殺人に至る理由もなく人を殺す。白黒映画なのだが、その情の無さが画面の色の無さに反映しているかのように見えた。

  • ★松田優作という役者を評価する人、毛嫌いする人、両極に分かれるであろう。私は、どちらでもないが、ただ凄く興味のある役者として、彼の作品は何度か観てきた。そして、ほんとうに久しぶりに、松田優作の映画を観た。
    疲れていた仕事帰り後の鑑賞では、「やり過ぎ」という感想を持ちながら、3分の2程度観て、眠ってしまった。そして、翌朝、4:30に目が覚めたので、もう一度最初から鑑賞したら、昨夜の感想が嘘のように覆った。
    彼の人生を振り返った時に思い出される、「無表情のなかの微笑み」が、彼の役者としての人生観「生きること全てで、作品を造る」を感じたからだと思う。
    ★絵画にも、写真にも、映像にもデフォルメが必要で、限られた空間、時間、の中で人にメッセージを伝えるためには、その対象者にハイ(High)になってもらわないと、共感出来ないこともある。演技にそれを追求したのが松田優作なのだとしたら…★
    と考えながら作品を観るとなんと、凄く楽しめる映画であろう。小林麻美の死へ向かう迄の、言葉の無いアップ。室田日出男がロシアンルーレットさながらの脅しに晒されながら、わけの分からない松田優作のお話しに応じる恐怖の表情。こんな感じの映像に懐かしさをいただきました。
    2014.05.03★

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