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- / ISBN・EAN: 4527427645080
感想・レビュー・書評
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14.nov.27
玉木宏目当てで見たけど訳がわからなかったなぁ…
冒頭、タイで結城を追うシーンにあんなに時間をかけた意味もよくわからず。
見終わった後いろいろ調べると、手塚治虫の原作とはかなり別物らしいです。
原作では結城と賀来が愛しあってたとか…
玉木宏と山田孝之の事務所はOK出してたけど、スポンサーの意向でその設定はなしになっちゃったみたい。 -
手塚治虫の原作を映画化
ある孤島出身の二人の青年。
島の忌まわしい過去。
サスペンスタッチの映画。
サスペンスなんだけれども、どこか真実味が感じられない感じが残念。
漫画で読むべきかも。 -
なんだか過去に見た色んな映画のパッチワークみたい。誘拐と身代金の受け渡し、カーチェイス、謎の連続殺人、真実に迫る新聞記者、化学兵器のテロ。どれもそれなりに面白いんですが、あまりにも節操がなく、1本しっかり芯を通して欲しかったところ。本来主人公2人の善悪のコントラストが本作の世界観を形成するはずが、人物描写の彫り込みが浅いんですよね。幼馴染の片方が神父になっているという設定も生かしきれてません。
ただ被害者のミッシングリンクに迫る石田ゆり子のパートは結構ワクワクしましたよ。最初のタイのシーンなんていらないから、これを導入としてサスペンスタッチで盛り上げてくれれば、もっとフォーカスの絞れた作品になったんじゃないかと。勿体ないなぁ。 -
力は、何を解決するんだろう。
・早いけど禍根を残す解決方法。
・早くて全員が納得する解決方法。
・遅くて禍根を残す解決方法。
・遅いけど全員が納得する解決方法。
の4パターンがあるとして、力を使えば絶対に禍根を残すことになる。それでも力を使わざるを得ないってのは、結論を急いでいる、または全員を納得させられない(絶対に折り合わない関係がある)ってことになるのかなと。
全員が喜ばない(=一部の人しか喜ばない)ことは、なぜ発生してしまうんだろう。その喜ぶ人たちが未熟だから?知られたら困るようなことの方が甘い汁が吸えるから?自分の利益しか考えてないから?
でも、誰もがまず自分が生きていくのを最優先にしてしまう気持ちもわかる。自分が生きていくことができないのに、全員のことなんて考えられないって構図もわかる。そして、この先何が起こるかわからない以上、自分の懐は豊かであればあるほど嬉しいし、安心。だから、できる限り自分の勝ちパターンを崩さずに、それで誰かが不幸になっていたとしても続けていってしまう。
例えば、この映画の場合、発端となる事件が起きなければ後の事件も起きない。過去は動かせない以上、これまでの経験から学んだことをこれからにどう活かすのか、それを前向いて考えていく必要があるのかなと思います。
なんか、そういう意味だと物事の進め方をもっとみんなが後々までいい方法を考えること、そしてみんなの視野を自分一人から全員て視野に広げること、そして(これが一番難しいと思うけど)貧困をなくすこと、ができれば多くの事件は解決に向かうのかも、と思いました。もっと安心できる社会を、みんなで話しながら作っていけるといいですね。 -
CS放送の録画で。原作既読。
実写映画化の情報が出た時に主役二人のイメージがだいぶ違うな…と思って遠巻きにしてたんだけど、いやいや、原作というか「原案」というか「名前だけお借りしました」レベルで、ウーン。
主役二人の関係性とか話の中で大事なところをかなり無くしてるから、手塚治虫作品の『MW』の面白さはほぼほぼない。 -
これはちょっともう、何というか…
冒頭からしていた嫌な予感が的中してしまった。
原作ファンにはおすすめできない。
2人の関係性とか、割と重要だと思われる部分が大胆に割愛されていて、かなり薄い仕上がりになっている。
手塚治虫の偉大さを再認識しました。 -
手塚治虫が元?これが?と思ってwikiを見たら原案レベルみたいで。骨子だけ借りたせいで本来のテーマはボケちゃったのかな。
結城と賀来の頑丈さは確かに漫画レベル。最後のオチがなければ確かにあっけなさ過ぎだけど。
玉木宏を見る映画、でした。