シャッター アイランド [DVD]

監督 : マーティン・スコセッシ 
出演 : レオナルド・ディカプリオ  マーク・ラファロ  ベン・キングズレー  ミシェル・ウィリアムズ  パトリシア・クラークソン  マックス・フォン・シドー  エミリー・モーティマー  ジャッキー・アール・ヘイリー  イライアス・コディーズ  テッド・レヴィン 
  • パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
3.52
  • (132)
  • (362)
  • (381)
  • (85)
  • (17)
本棚登録 : 1753
感想 : 389
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988113825658

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 飛行機にて鑑賞。連邦保安官のディカプリオが相棒と共に孤島の刑務所に秘められた謎を暴く!と見せかけて。。。

    サイコな雰囲気がとても良いです。ラストでディカプリオが正気なのも素晴らしいです。

  • 1度見て終わりの映画では無いことは確か。
    表面上で片付けられない、メッセージや伏線の存在に頭を擡げる。
    音楽も心拍数を巧みに操ってくる。
    人間の不確かさ、儚さ、脆さ、欲望を描いた名作だと思う。
    偉そうなことを書いたが、まだまだ気にも留めなかった面白さが隠れているのだろう。次はもっと成長した自分で見てみたい。

  • 最後のどんでん返しと、観た後も解釈の余地のあるラストが印象深い。
    デカプリオの演技も圧巻。

  • 面白かったです。何となく『作品の煽り文句から言ってこれ実は主人公こそが患者で全部妄想だったりして~』なんて思っていたらドンピシャでした。あてずっぽうの予想が当たったとはいえ肩透かし感は全くなく、見ている最中ずっとハラハラドキドキして楽しめました。一体何が起こっているのか、何が真実なのか…レイチェルにタバコや薬のことを指摘されたときは私もテディと一緒に『やっぱりそうだと思った!』とそれっぽい真実に飛びついてしまい、後で真実が明らかになったときのテディの心境が身にしみてわかったような気分になりました。要素が一つ一つ丁寧に積みあがって、どんどん核心に近づいている気配はするのに、少しずつ状況が悪くなっている気もしてくる、真綿で首を絞められているようなざわざわする感覚と、それらすべてがラストシーンで繋がっていく快感が心地よかったです。
    また最後の最後まで正直『実は本当にテディこそが正しくて、周囲が盛大に狂言の舞台を整えてまで陥れようとしているのでは?最後の最後にどんでん返しでそれが明らかになるか真実は闇の中的な終わり方をするのでは?』と疑っていたのですが流石にそれはなかったです。ただこの感覚って現実でも大事な感覚だなという気がしました。結局のところ自分の周囲の物事や真実なんて、主観で観測した結果でしかなくて、そして自分が正しいか、正気なのか、正常なのかなんて自分じゃわかりません。今回のテディの例は極端だとしても、偏見や主観による誤謬なんて誰だって大なり小なり持っていると言うか、人間が得る知識や観測できる事象は脳みそを通してしか手に取れない以上何事だろうと誤りやずれがあるんだろうなというか。テディの視点で進むこの物語は人間の認識と言うのがいかに危ういのかを疑似体験で知らしめてくるような気がしました。極端な話本当にテディが正しくておかしいのはシャッターアイランドの人々の方、としてもこの話って成り立つし…。いろいろと自分の内側から不安を掻き立ててくるような映画でした。それと一番印象的だったのが最後の台詞です。『モンスターのまま生きるか、善人として死ぬか』狂っていなければ生きていられない、善人であれば罪を受け入れて死ぬしかない、なんともやり切れません。最後のシーアン医師の呼びかけが『テディ』だったのもなんとも切ない。アンドリューはもう死んでしまって、今ここにいるのは狂人テディだけ。本人が意図してテディを選び、罪を償うために選択したとはいえ、とにもかくにももうアンドリューは死んでしまったんだなと思うと…。犯した罪を償うことは勿論必要なんですけど、狂った人間には居場所がないんだな、もうどこにも行けないんだな、という息苦しさや悲しさみたいなのを感じました。
    総じてとても面白い映画でした。緊張感のある画面作りや陰影、引き込まれるダイナミックな音楽、高い演技力でこちらを映画の世界に引き込んでくれる役者、どれをとっても大変すばらしかったです。良い二時間をすごしました。

  • ディカプリオの迫真の演技。
    狂気と正気の違いは他者には分析できず主観的な線引きがなければどちらとも主体にとっては現実になり得る。
    気が狂ったように生きてた方が楽ではあるのは確か。

  • 孤島に建つ精神病院にディカプリオ演じる刑事が捜査に訪れたところから始まるあれやこれや(雑あらすじ)

    誰が本当で何が嘘でどれが幻覚なのか。
    冒頭から主人公が死んだ嫁の幻覚やら悪夢やらをバンバン見ているので「いや、主人公側になんかあるヤツでは??」とぼんやりアタリを付けていたけど、ああ〜〜〜…

    CS放送の「バレンタイン特集(イケメン大集合!)」みたいな時に録画したのをみたんだけど、いや、イケメン出てるけどバレンタインにコレ???wwwてなってしまった。

  • 途中で結末の流れを予想しながらもなお、最後までくぎ付けになれる映画だった。面白かった。


  • 【あらすじ】 (Amazonより)
    精神を病んだ犯罪者だけを収容し、四方八方を海に囲まれた「閉ざされた島(シャッター アイランド)」から一人の女が姿を消した。
    島全体に漂う不穏な空気、何かを隠した怪し気な職員たち、解けば解くほど深まる謎……。
    事件の捜査に訪れた連邦保安官テディがたどり着く驚愕の事実とは!?




    現実と妄想が入り混じって頭がこんがらがりました。
    ラスト、テディはわざと症状が悪化したフリをして ロボトミー手術を受けて生きることを選んだという解釈でいいのかなぁ?そうなら、なんだか切ないですね...
    でもまた暴れて これ以上自分のせいで人を傷つけるのは耐えられないと考えた上での決断だったのかなぁ...

  • ラストの台詞が切ない。
    じゃあ主人公はどうすれば良かったんだろう。少しの選択ミスで、あの時目を背けて逃げてしまったせいで……ああ、なんか苦しい。

  • “精神を病んだ犯罪者の収容施設がある孤島、シャッター アイランド。厳重に管理された施設から、一人の女性患者が謎のメッセージを残して姿を消す。孤島で起きた不可解な失踪(しっそう)事件の担当になった連邦保安官のテディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)は、この孤島の怪しさに気付き始める……。”

    思ってた映画と全然違った。
    雰囲気は割と好き。
    ラストに近付いていくと、「えーまさかあのオチ?好きじゃないんだよねーそういうオチ…」と思いながら観ていたけど、結局ラストで「え…?思ってたオチで合ってるんだよね…?あれ…?違うの?騙されてる?」と解釈の仕方で変わりそうなラスト。
    私には難しかった。
    一回じゃ理解できない。
    だからといってもう一度観たいとは思わないかな…。
    そして胸に残るモヤモヤ感…。

    12/4追記
    昨日はもう一度観たいとは思わなかったけど、母親にどう感じるか観てみてと勧めて話している内に(そういえば電気系統が嵐でダメになったと言ってた時、有刺鉄線切った感じだったよなぁ)とか、(他の方がレビューで水を聴取受けてるオバさんが飲む時、エアーだったって書いてて、確認するとコップ持ってなかったよなぁ)とか思い出していると、仕掛け探しでもう一度観たくなりました(笑)

全389件中 1 - 10件を表示

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×