クヒオ大佐 [DVD]

監督 : 吉田大八 
出演 : 堺雅人  松雪泰子  満島ひかり  中村優子  新井浩文 
制作 : 吉田大八  吉田和正  香川まさひと 
  • アミューズソフトエンタテインメント (2010年3月26日発売)
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レビュー : 233
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4527427645790

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  • 自称36歳のアメリカ人、ジョナサン・エリザベス・ クヒオ大佐はデタラメな経歴とベタな変装で女性たちを騙しては金を貢がせる結婚詐欺師。
    弁当屋の女性社長、長野しのぶはそんなクヒオ大佐の虚言を信じて、目前に迫った結婚の準備に勤しむ日々を送っていた。一方、クヒオ大佐は博物館学芸
    員の浅岡春、さらには銀座のホステの須藤美知子を
    ターゲットに捉え彼女たちを言葉巧みに近づいてい
    く。カメハメハ大王の末裔のアメリカ人パイロットクヒオ大佐を名乗り何人もの女性を騙し続けた実在の結婚詐欺師の物語を堺雅人主演で映画化した作品です。吉田大八監督作品は初めて観ましたがなかなか面白い作品だと思いました。

  • 「桐島、部活辞めるってよ」が話題の、吉田大八作品。
    実在の人物をモチーフに、軽薄で間抜けなクヒオと女たちの在り方を、あくまでサラッとコメディータッチに描く。
    「Don't kill you!」ってボロを出すところとか、爆笑。

     嘘つきって言うのは、自分の言っていることだけじゃなく、自分の在り方さえも定まらずに「真」とか「偽」とか関係ないんだということ。誇大妄想に似たアメリカ信仰も滑稽で、でも現実には、アメリカに憧れる日本人ってのは、このくらいいかがわしいものでも信じるんじゃないか、と思ってみたり。そう思うことが、クヒオを含めた監督の「はぐらかし」の術中にハマっている気もする。

    このあとにパーマネント野ばらがあって、桐島があると考えると、この人は相当にリアルとファンタジーの狭間を描くのが上手だと思う。

  •  dビデオに加入したのでなんとなく観た。
     う、うーん? ハイセンスなのか? よく分からんけど面白いなっていう感想と、やっぱりよく分からんなっていう感想が混在して、結果よく分からんかった。
     満島ひかりと恋に落ちたポイントがちょっとわたしには分からなかったよ……
     最後まで嘘をついて暗い生い立ちを隠すところはよかった。空と海の映像がきれいだったな。
     湾岸戦争と絡めてあったのはなんだか中途半端な感じがして……実話だからそういう要素があったのかなあ。
     銀座の女=詐欺師=相手の望むことをやってあげているだけ=アメリカ、っていう図式できちゃってる気がしたけど大丈夫なのか。

     あ、エンドロールで流れるクレイジーケンバンドの主題歌がバカバカしくて陽気で楽しかったです。

  • 『力道山』に続いて実話ベースの映画。どうみても日本人の米軍服を着た結婚詐欺師クヒオ大佐の悲哀にみちたコメディ。監督は『桐島、部活やめるってよ』でブレイクした吉田大八、主演は当時ブレイクしかけてた堺雅人。

  • もっとエグい詐欺を想像したけど、大した事ない。あと、湾岸戦争のシーンの意味が解りづらい。安藤サクラをもっと観ていたかった!

  • クヒオ大佐には騙している自覚が薄いというか、本人自身がむしろ一番に「自分はクヒオ大佐だ!」と信じ込んでしまっているような気がした。
    だからこその笑いだったり、切なさだったり。
    松雪泰子演じる、しのぶさんの一途さは羨ましくさえある。

  • 世界平和のために"京(けい)"単位の秘密資金動かし真剣に人類救済を考えている人に返済義務のないお金を融資するというハナシに乗ってなぜだか知らないが何千万円もつぎ込んだ人が間接的な知り合いに居る。
    泥棒が泥棒と名乗らないように、詐欺師は自らを詐欺師と名乗ることはない。なぜなら、詐欺師は自分のことを詐欺師とは思っていないのだから。
    今もこの日本のどこかでM資金だの秘密資金だの、融資詐欺にひっかかっている人が多いのだろうなぁ……と余計なことを考えて観ていたからこの映画の本当の面白さはわからなかった。

  • 希代の結婚詐欺師・実在のクヒオ大佐に堺雅人がつけ鼻をして挑む、ということで期待してたのだけど、全体的に情けない感じが全面に出たコメディだったのは、ちょい期待ハズレ。松雪泰子の弟役とのからみはかなり面白かったけど。

  • 虚構でしか生きられなかった男。虚構に縋らざるを得なかった女たち。特に松雪泰子演じる女社長の終始不安げだった眼差し、騙されているのではないかと気に病む姿が印象的な作品。大風呂敷を広げられた方が騙されやすい。こういう女性が一定数存在するようだが、そのある種のリアルと、詐欺師特有の確信に満ちた迫真の虚言とは程遠く、老獪さの欠片もない堺の姿が、彼の悪を相対化する。一方、クヒオを翻弄したホステス、男を金蔓としか見ていないその寒々とした目の他、いざとなったら命を懸ける女の強かさが印象深い。男の駄目っぷりが満載。

  • 嘘で嘘が固められて、
    だけど嘘だと気付いてもそれよりも大切なものもある。
    嘘だと思っていればいるほど愛おしく、どこまでも堕ちていきたいこともあるのかもしれない。

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