ガタカ [Blu-ray]

監督 : アンドリュー・ニコル 
出演 : イーサン・ホーク  ユマ・サーマン  ジュード・ロウ  アラン・アーキン 
  • ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
4.21
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本棚登録 : 257
感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4547462067548

感想・レビュー・書評

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  • 小島秀夫さんが推していたので見てみた。
    遺伝子操作とそれによる差別がテーマのSFサスペンス。
    主人公が人によって決められた運命と戦う。

    最後まで見て何とも言えない気持ちになった。
    感動したのが半分、胸が締め付けられたのが半分。

  •  遺伝子操作が当たり前になったそう遠くない未来のお話。自然妊娠によって生まれたヴィンセント(イーサン・ホーク)は不適正者だけど、宇宙飛行士になるため優秀な遺伝子を持ちながら事故で車椅子生活を送るジェローム(ジュード・ロウ)から血や尿等の生体組織を買い、「ガタカ」という宇宙開発してる組織? に入るというお話。
     SFだったりサスペンスだったりラブストーリーだったりヒューマンドラマだったり、いろんな観方ができる作品だと思う。
     遺伝子の優劣で人間の優劣は決まらないし、遺伝子が優れていて能力が高いからといって、幸せになれるとは限らないのだ。
     あーただ、最後のジェロームの選択はちょっと納得できないなあ。(※追記:ぐぐったところようやく意味が分かりました。どうやらわたしの感受性が鈍かったようだ……いやでもちょっと分かりにくかったと思うな……)

     ジュード・ロウのイケメンっぷりがはんぱねえっす。

  • だいたい120年もすれば今生きている人間なんて一人も存在しなくなるわけで、そういった意味で人間というのは遺伝子を運ぶ乗り物(キャリア)に過ぎない。そう考えると遺伝子の優劣によって個人の能力が定められている気がしないでもない。

    そんな考え方の極論中の極論が、この『ガタカ』ですね。

    出生後すぐに遺伝子を分析し、その遺伝子が優れたものかどうかを判定し、ひいては推定寿命まで割り出されてしまう世界。病気にかかりやすく他の種と比べて劣っている遺伝子は「不適格者」として登録され、職業選択にも不自由が発生するシステム。

    ラストで、こんな世界観でほんの少しの希望を見いだせる映画になったことに驚きの作品でした。

  • 生まれつき心臓に疾患を持つが宇宙を夢見て運命に逆らおうとする「不適正者」ヴィンセント、優れた遺伝子を持つが事故の為車椅子生活を送る生気のない「適性者」ジェローム。
    まるで対照的な二人の共同生活が印象的。最初ちぐはぐだった二人がいつの間にか心通わせている。

    SF映画として銘打っているが決してただのフィクションではない。
    科学を発達させて生きていれば人が必ず直面する問題であり、現に今社会で議論されている問題がテーマであり主軸。きっと誰もがこの映画を見て何かしら考えさせられる筈。

    全編通して独特の世界観と緊張感の為に一瞬も目が離せない。
    結末はハッピーエンドでは絶対ないがかといって悲しいだけのものでもなく、むしろどこか美しさすら感じる作品。
    より多くの人にこの作品の持つ美しさに触れて欲しい。

  • 科学技術の発達したこの世界観にしてはその場しのぎが多くてヒヤヒヤしたけど、能力とは遺伝子が100%決めるわけではなく、意思と努力で夢を叶えることが出来る、と最も良い精子と卵子でデザインされたわけではない現代の私たちには共感ができるような筋書きになっている

  • 可もなく不可もなく。

  • SFというより、とある一人の男の話、という感じ(性格には二人か)。
    可能性にかけてストイックなイーサンホークはカッコいい。全てがいい映画、とは言えなかったしツッコミどころもあるけれど、良かった。

    …最後のおっさんがいい仕事してたな。

  • 再見だけど、あのテーマに泣かされた。ブルーレイ(?)特典も見れて満足

  • ディストピアの中での「人間性」「可能性」を考えさせられる作品でした。主人公がストイックなので物語がお涙頂戴な展開にならず、それがこの世界観の中での「常識」を意識させます。最後に向かって複数の伏線が回収されていくさまはとても小気味良い。
    これだけ遺伝子操作が進んだ時代でもひとの心は十人十色で、だれか一人は共感出来る人間がいるんじゃないでしょうか。主人公の行動は決して正しいことばかりではないけれど、一人の人間の熱量が誰かの心を静かに変えていくさまはSFよりもヒューマンドラマに分類出来そうなぐらい叙情的でした。
    もっと早く観たかった。

  • なんか恐いし可哀想

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