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- / ISBN・EAN: 4988135803399
感想・レビュー・書評
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内容紹介 (Amazonより)
イーストウッド vs ケビン・コスナー!
夢の顔合わせで放つスリリング・サスペンス
1963年アメリカ。テキサス及びアラバマ州全土に敷かれた緊急捜査網をかい潜って、脱獄犯ブッチ・ヘインズは、8歳の少年フィリップを人質に逃亡を続けていた。物心ついたころから刑務所の壁と向き合って生きてきた孤独な男ブッチの犯した罪は、脱獄、誘拐、殺人にまでエスカレートしていた。追跡するテキサス州警察署長、レッド・ガーネットはブッチを初めて監獄に入れた張本人。再び犯罪者と追跡者となったふたりの男は、宿命の糸に操られるかのごとく、砂塵をあげて荒野を疾走した。フィリップを人質に逃げるブッチが目指すのは、この世に残された唯一のひとつの完璧な楽園“パーフェクトワールド”。しかし、追い詰められ、凶暴性をむき出したブッチは、一夜の宿を提供してくれた男に銃を突きつけるのだった……。
脱獄犯ブッチ・ヘインズは真の極悪人だとは思えないけど 子供の頃の環境がとても影響しているんだろうなぁと思わざるを得ない。
それだけが原因ではないと思うけど 私が人を育てるということはとても重大なことだと考えるようになった時は もう子供が大きくなってからのこと...
子育て中はもう必死なんだよね。手探り状態で...(言い訳かもだけどね....)
今になって言えることは 自分を成長させるすごい経験をさせてもらったと思います。
ラストが悲しい...せめて行きたかったアラスカでお父さんと再会して欲しかったなぁと思いました。
人は見かけによらぬものだけど 第一印象がなかなか拭えない自分もいてもどかしい...詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
☆~☄~この作品のケビン・コスナー最高!~☄~☆
監督兼警官役のイーストウッド、主演ケビン・コスナー。
ブッチ(コスナー)は、仲間のテリーと脱獄し
8歳の男の子フィリップを人質にとり車で逃走する。
しかし、ブッチは性格と頭の悪いテリーがもともとキライだった。
逃走中、テリーがフィリップに悪戯をしようとした為、
テリー射殺してしまう。
ここからブッチの相棒は8歳のフィリップとなり
逃走珍道中が始まる。
ブッチが強盗中なのにコーラを飲み過ぎたフィリップが
おしっこ~と言い出したり、
お化けのキャスパーを欲しがったりとブッチは振り回される。
ブッチの夢はアラスカにいる生き別れた父親に会うことだった。
そしてブッチを追う警官は皮肉にも少年時代のブッチを
少年院に送った警官(イーストウッド)だ。
ラストは辛すぎてとても言えません。
ケビン・コスナー光っていました。
とてもいい作品 -
ケビンコスナーかっこよかったー!
ずっと哀愁が漂っていました。
最後はもう悲しみでいっぱい。
良い映画を観ました。 -
イーストウッド監督作品。
ケビン・コスナー演じる脱獄犯ブッチと人質に捕られた母子家庭の少年フィリップが、逃走しながら、友情にも似た関係を築いていくストーリー。
フィリップを人質にして逃げるブッチが目指すのは、この世に残された唯一のひとつの完璧な楽園“パーフェクトワールド”。
ブッチだけでなく、誰もがこのパーフェクトワールドを目指して、愛によってもたらされる各々の正義を振りかざす。
・虐待を受けていた父親から愛情をもらうこと。(脱獄犯ブッチ)
・子どもらしい欲を満たされ生活すること。(少年フィリップ)
・正しい社会に立て直すこと。(ブッチを父親と引き離すために少年院に送ったレッド)
・IQと科学捜査の新しい体制を取り入れたい。(心理学者サリー)
・フィリップから子どもらしい楽しみを奪ってでも、宗教エホバの証人の教えを守ること。(フィリップの母親)
それぞれの「愛」によって「正しさ」は違うものになり、目指すパーフェクトワールドは別のものとなる。
この世に完璧な世界など存在しない。
それでも、人間の素晴らしいところは、たとえ正義や方向性が違ったとしても、それぞれの心を通い合わせることで、目指す世界を縒り合わせることができるところ。
それこそが「パーフェクトワールド」なのかもしれない。 -
1963年アメリカ。テキサス及びアラバマ州全土に敷かれた緊急捜査網をかい潜って、脱獄犯ブッチ・ヘインズ(ケビン・コスナー)は、8歳の少年フィリップを人質に逃亡を続けていた。
物心ついたころから刑務所の壁と向き合って生きてきた孤独な男ブッチの犯した罪は、脱獄、誘拐、殺人にまでエスカレートしていた。
追跡するテキサス州警察署長、レッド・ガーネット(クリント・イーストウッド)はブッチを初めて監獄に入れた張本人。再び犯罪者と追跡者となったふたりの男は、宿命の糸に操られるかのごとく、砂塵をあげて荒野を疾走した。
フィリップを人質に逃げるブッチが目指すのは、この世に残された唯一のひとつの完璧な楽園“パーフェクトワールド"。
しかし、追い詰められ、凶暴性をむき出したブッチは、一夜の宿を提供してくれた男に銃を突きつけるのだった……。
ケビン・コスナー演じるブッチは、父親に虐待されていた過去があり、信仰のせいで不幸な境遇にいたフィリップに幼い頃の自分を重ね、父性愛的な愛をフィリップに注いでいく。フィリップも幼い頃に死んだ父親の面影を重ね、ブッチを父親のように慕っていく。
儚い絆が無惨な終わりを告げるラストは、切ない後味でした。 -
親の価値観に縛られて動きが取れない子供はかわいそうだ。
子供からしたら虐待と言っても良いような悲しくせつない話です。
クリント・イーストウッドが出るシーンが予想に反して少なかったけれど彼でなければというほどの事ではなかったのでそれは問題なかったです。 -
23年前の作品は、
当時鑑賞した時から心に残り続け、
こうして時を経ての再見でも、
なおまた心に刻まれる名作だった。
「嘘をつくな。でも嘘をつく気持ちはわかる」
フィリップにはきっと、
この孤独と愛情が伝わったのだろう。
署長の静かな父性があって、
実は守られていたブッチ。
父と子の物語。 -
クリントイーストウッドの作品は
静かに、そして深く心に染み渡る。
泣ける(T_T) -
クリント・イーストウッドらしい
シンプルで無骨な映画でした。
切ない幕切れにどうしたって泣いちゃいました。
ケビン・コスナー演じる頭の良い不幸な生い立ちの“犯人”と
母子家庭で人質になる少年。
ふたりが父と子になったり、同じ父親のいない子供同士になったり
次第に心を通わせあるあたりがビンビンと琴線に触れた。
“わかってる”クリントと“わかってない”FBIとのやりとり
“気に食わない”が“わかってる”ローラダーンとの通い合いなど
監督らしいサイドストーリーもたまらない。
ラストはツーンと胸がしめつけられます。
面白い映画でした。
あえて「山田康雄」さんの吹替えで。
やはりクリント・イーストウッドはこの声ですね。 -
かなり前に観たんだけど、タイトルを忘れてしまってて
先日、たまたま あらすじを読む機会があり、やっと見つけました。
最近の映画のあらすじって、最後まで書いてあるんですね・・
私のように 忘れてしまった時にはありがたいのですが
初めて観るなら、あらすじを読まない方が より味わえるかと思います。
《逃亡先の農場で、
主人公が 銃口を向けながら
農場主に話すシーン》
頭から離れないです。