シャイニング 特別版 コンチネンタル・バージョン [DVD]

監督 : スタンリー・キューブリック 
出演 : ジャック・ニコルソン  シェリー・デュバル  ダニー・ロイド 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ (2012年5月22日発売)
3.76
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本棚登録 : 1134
感想 : 202
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135804792

感想・レビュー・書評

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  • スタンリー・キューブリック1980年の名作。
    ジャック・ニコルソンとシェリー・デュバルの夫婦、顔芸がすごすぎ。
    雪山でホテルの番をする管理人夫婦がだんだんおかしくなって殺し合いになる…とにかく悪夢のような美しい画面がすごすぎ。あんなアートワーク、どうやって考えるんだろう。

    120分 アマゾンプライム

  • 「ドクター・スリープ」の予習をせよということなのだろう、BSで鑑賞。
    もう7,8回くらいは見ているので筋はわかりきっているが、どうしてこんなに細部が新鮮なんだろうか。
    今回知ったが「ROOM237」(2012)というドキュメンタリー映画?があるらしい。
    5人のマニアがキューブリック関係者へのインタビューをするでもなく何か調べるでもなく、ただ映画をもとに推理し妄想するという。
    そして誰にも許可を取らずに映画としてそれを公開するという。
    面白そう!
    思えば小学校高学年か中学生で父とともに(?)深夜放送で見たのが最初だが、人生の節目節目に再鑑賞したり思い出したり。
    ここまで息長く付き合っている映画はなかなかない。

  • コロラドの山中、冬は雪に閉ざされるホテルの管理人になった作家ジャックは、妻ウェンディ、息子ダニーと共に冬を過ごすことになった。
    しかし、前任者は一家を虐殺し自殺していた。このホテルは、人を狂わせる何かが住んでいるのだ。
    亡霊と孤独と作家活動がうまくいかないプレッシャーのために、ジャックは狂気に堕ちていく。
    スティーブン・キングの小説を、迷路のようなホテルの中で不気味な双子や婦人の霊や惨殺現場や大量の血の洪水などの幻覚を見たり、不気味な幻聴を聴いたり、閉ざされた空間の中で邪悪なものが徐々に近づいてくるようなリアルな緻密な演出で恐怖を盛り上げていくスタンリー・キューブリック監督の名演出を堪能出来ます。
    徐々に狂気に堕ちていくジャック・ニコルソンの鬼気迫る熱演も、ぞくぞくします。
    迷路のようなホテルの中や庭園の造りなどの空間造形などビジュアルの絶妙な怖さも、冴え渡り何回も見て楽しめるホラー映画。

  • 原題:The Shining (1980年) ※日本公開 1980年
    収録時間:119分

    Amazonプライムにて。
    原作未読。
    有名すぎるほどの映画「シャイニング」。
    観たことはなくても、タイトルを聞いたことがない人は居ないのでは?
    本は読んだ、という人も居るかも。
    私は知ってるけど、観たことも読んだこともなかったです…。
    観る予定も特になかったのですが、ドクタースリープがレンタル開始され、家族が観るかな?と思いレンタルしたのですが録画がたまってるからそちらを観るなどの理由でことごとく断られ、誰も観ないのは勿体ないので私が観ることに…。
    でも観るからにはシャイニングを観で置いた方が良いよねってことで観ました。
    観て思ったのは、家に置かれてる物とかは古さを感じるものの、映画自体は古さを感じないのにビックリ。
    これ、私がまだ生まれてない頃の映画なのに。
    リアルタイムで観てたら衝撃?が凄かったんじゃないのかな。
    ストーリーは私には意味不明な点もあり。
    シャイニングとタイトルにある割に超能力もちょっと薄い感じがしたかな。
    ハロランも何故丸腰で…。
    最後の舞踏会の写真も気になって調べると輪廻転生とか出てきたけど、読みの浅い私には全然分からなかったぁ…。

    ″スティーブン・キングの小説をスタンリー・キューブリック監督が映画化した名作ホラー。冬の間は豪雪で閉鎖されるホテルの管理人職を得た小説家志望のジャック・トランスは、妻のウェンディーと心霊能力のある息子ダニーとともにホテルへやってくる。そのホテルでは、かつて精神に異常をきたした管理人が家族を惨殺するという事件が起きており、当初は何も気にしていなかったジャックも、次第に邪悪な意思に飲みこまれていく。主演のジャック・ニコルソンがみせる狂気に満ちた怪演は見どころ。高い評価を受けた作品だが、内容が原作とかけ離れたためキングがキューブリック監督を批判したことでも知られる。”

  • 原作とは違うメッセージ

    作家志望のジャックが副業(本業)として選んだのが、ウィンターシーズンに閉館するホテルの管理。
    そこで自分の文章と向き合うが、奇妙な事件が起きたこのホテルに取り込まれていく。

    ジャック・ニコルソンの狂気を受け止めきれない家族が選んだ選択は。

    狂気はなにか特別な力によってではなく、自分の思想と、置かれる環境によって発現する、そんな作品

  • 駄作。失敗作の方が近いか。元々情緒不安定なおっさんがいきなり狂ったようにしか見えなかった。ホテルの持つ過去、邪悪な雰囲気が伝わって来なかった。中盤の現実と過去が混濁する感じは良かったのだが、それが閉じたはずの錠を開けるなど物理的現象となって現れてしまったため、恐怖感がなくなりギャグになってしまった。キューブリックぽさ満点のBGMも正直、煩いだけ。静寂が生む狂気みたいな部分をもう少し織り交ぜるべきであった。詰まり過ぎていて、にも関わらず後半に比重が置かれ過ぎて急過ぎる構成の悪さ。結局、「シャイニング」ってなに?設定が全く活かされていない… ジャックニコルソンの演技も瞬間瞬間は迫真のものだが、変化していく心理の描写が荒過ぎて滑稽。全体を掴めず、各部分のみ作り込まれている。
    キューブリック=取り敢えずすげ〜 みたいなアホにしか見るに堪えない映画。

  • 序盤から不穏な空気満載で、緊張感の演出がすごい。大雪に襲われた山奥の無人のホテル+迷路の庭園という、セッティングからしてすでに怖い。
    徐々に狂気に支配されていくジャックの顔つきの恐ろしいこと。なんなら序盤からすでに顔がちょっと怖い。この男なんかやばそうだな、という雰囲気がすでに漂っていて、これがジャック・ニコルソンという俳優の凄さかもしれない。
    ジャケット写真になっているワンシーンはあまりにも有名ですが、語り継がれるだけあってやっぱり秀逸。

    謎めいた終わり方をしたので、気になってwikiを調べたら、なるほどそういう意図かと、理解はしたけどあれじゃ伝わらないよなとも思った。
    あとwikiによれば、例の有名なシーンで妻役の女優に真に恐怖に慄いた演技をさせるために、監督は撮影中常に女優につらくあたったらしい。時代的なものもあるだろうけど、このエピソードを知って、私はキューブリックに大いにがっかりしたというのが本音。

  • 80年代のホラー映画なだけあって、カメラワークやBGM・SEの取り扱いが独特でうまい。レトロな音に不気味な響きを加え、ビューアーに耳障りなものを聞かせることによって不快感と恐怖を与えることもさることながら、いざというときにBGMを消すことで、周りの物音だけで恐怖を倍増させている。

    表情や遺体にズームインするテクニックは80年代ならではで好感すらあった。また舞台デザインでは、かつてキングがドラッグに依存していたのを「雪」で再現しているというのが好き。

    【以下、ちょっとネタバレ】

    結局、ダニーとハロランが持っているシャイニングの力とはなんだったのか。トニーは何者だったのか。ホテルに現れる霊的?な現象の正体はなんだったのか。ジャックはなぜ狂気に陥ったのか。いろいろと穴が抜けている。

  • DVD

    ホラー鑑賞会にて。
    みんなで観る映画じゃなかった。

    ジャックニコルソンの段々と狂っていく演技は素晴らしいし、奥さんのどこか奇妙な雰囲気もすごくいいと思う。
    私は面白かったんだけどなあ。

  • 何回観たか忘れたほど繰り返し観た映画。久しぶりに鑑賞。キューブリック映画は「博士の異常な愛情」「時計じかけのオレンジ」「2001年宇宙の旅」と本作の4作品は何度観ても面白い。主人公の狂っていく過程の描写が秀逸なのは、言わずもがなだが、ニコルソンの演技あってこそ。繰り返し観ても面白さが色褪せない。

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