COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2010年 10月号 [雑誌]
- 2010年8月25日発売
- Amazon.co.jp ・雑誌
感想・レビュー・書評
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クーリエジャポン10月号の特集は、世界の講師陣に学ぶ「世界一の集中講義」。以下印象的な箇所のレジュメ。
・生存本能ベースのモチベーション1.0から、信賞必罰、アメとムチのモチベーション2.0へ。そこからさらに、自律性、マスタリー(熟達)、目的に基づくモチベーション3.0へ。現代に必要なのは、クリエイティブな仕事、コンセプチュアルスキル(概念化能力)が必要な仕事。信賞必罰、報酬では、これらの仕事に対するモチベーションはあがらない。
・問題の原因探求よりも解決策の発見を重視すること。問題が起きている環境に存在する明るい材料、解決への糸口を重視する。問題の当事者に知識を講義しても、効果なし。自分たちで問題の起きている環境に存在する明るい材料を発見することで、解決の実践が生まれる。
・人は何もしないでいるより、忙しくしている方が幸福になる。理由のある行動をしている時に幸福を感じる。
・強いチームほど試合中のスキンシップが多い。スキンシップで幸福になる。
・IQ220の天才マルタ・エウヘニア。賢さの要素は、解決力、決断力、選択力。知能が高い人は、この3つのプロセスを短時間で、より効果的に実行できる。脳は1つのことに集中させ、心はストレスを感じずにリラックスした状態に持っていくとよい。
<巻末付録:現代を知るための新「世界の名著」BEST100から個人的に読みたいと思ったものをチョイス>
『ニッケル・アンド・ダイムド アメリカ下流社会の現実』
『アニマルスピリット』
『予想通りに不合理』
『魂を売らずに成功する』
『人類が知っていることすべての短い歴史』
『ハチはなぜ大量死したのか』
『10万年の世界経済史』
『一万年の進化爆発 文明が進化を加速した』詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
未読本がたまっているのに、またこんな本を買ってしまった・・・
(内容説明)
世界のカリスマ講師が集結!
知性を鍛える「白熱講義」
仕事に、人生に効く100冊を厳選!!
30歳までに読んでおきたい「必読書ガイド」
1日でわかる 知の最前線 「世界一の集中講義」
・1限目 現代人を動かす「モチベーション3.0」
・2限目 問題解決への糸口「ブライトスポット理論」
・3限目 『フリー』の著者が唱える「新産業革命」とは
・4限目 SNS時代を勝ち抜く鍵は「脳内ホルモン」
・5限目 『銃・病原菌・鉄』の著者が語る世界の構造
・6限目 ゲーム理論を使えば未来は90%予測できる
・放課後 クルーグマン教授が語る「ノーベル賞までの道」 -
モチベーション3.0の時代
1.0…生存
2.0…信賞必罰
3.0…自律性、熟達、目的
ブライトスポット理論
フリー
脳内ホルモンを操る企業が オキシトシン
ハイチとドミニカは隣どおしなのにGDPは6倍の差
クラウドの問題点
技術的な囲い込みによる消費者の機会損失
プライバシー、安全性 -
なかなか面白かったと記憶している。
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新・世界の名著100
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1日で分かる“カリスマたちの新理論”知性を鍛える「白熱講義」⇒初めてこの雑誌を読みましたが面白かったです。主に経済学の、最新の理論を中心に構成されています。世界中の色んな雑誌から面白い記事を集めて紹介いる雑誌。Twitterとアプリもチェックしてみました。
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世界が日本をどう見ているのか。中国からの視点以外にも、インド他いろいろな国が日本をどう見ているのかが少しでも感じられるのはありがたい。中国人をメールのCCに入れながら、「尖閣諸島の問題は」なんてメールを打ってくる部長クラスの国際感覚の無さ。もっと、外へ出なきゃいけない。日本は沈んでしまう。そんな危機感を感じるこの頃。雑誌はその日本の姿を映し出す。
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モチベーション3.0
スイッチ -
期待外れ。一見視野は広いが底は浅い。じっくり読むものではなく、ながら読み程度のものか。あくまでも雑誌、ものたりなかった。
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こんなにおしゃれで良い経済誌があるとは、驚きました。
購読したいと思わせる、企画、デザイン。
世界基準での情報を、選別された中からさらに自由に選別できる贅沢。
どうでもいい記事や、みたくない広告記事などなく、開くことが楽しい雑誌に出会えました。