セブン [DVD]

監督 : デビッド・フィンチャー 
出演 : ブラッド・ピット  モーガン・フリーマン  グウィネス・パルトロー  ケビン・スペイシー 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ (2011年10月17日発売)
3.95
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本棚登録 : 1294
レビュー : 152
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135832290

感想・レビュー・書評

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  • 『Ei8ht』

    評価:4.5

    '96年日本公開。拙レビュー『七​つ​の​大​罪』繋がりで(笑)…困った事に『七​つ​の​大​罪』を観るまでは間違いなく★5を献上していたのだが… ★ 半分(0.5)減(​ ​´​_​ゝ​`​)​ゞ
    当時、無名ながらも抜擢の『Alien³('92) 』で私にとってその片鱗は認められたが…
    やっぱ Brad Pitt の主演が大きかった、その後『1​2​モ​ン​キ​ー​ズ』を観たっけ。
    日比谷スカラ座だったっけ。

    ・・・
    Сталкер,Alien,BLADE RUNNER,Angel Heart とは異質の雨が、
    「現場」を押し隠す様に降りしきり纏わり憑いて息苦しい…。

    銀残しされた フィルム の「鉱物の記憶」が 4世紀~6世紀後半を起源とする「大​罪」…

     「GLUTTONY(暴食)」「GREED(強欲)」「SLOTH(怠惰)」「LUST(淫欲)」「PRIDE(高慢)」…

    を暗喩する悪魔を召喚するかの如く「現場」へ呼び起こす。

    残るは…
     「ENVY(嫉妬)」
     「WRATH(憤怒)」

    正に晴天の霹靂の如き衝撃!自首して来た John Doe に!?”フザケルナ!”…
     あの記者を装い、 Mills を生かして?おいた野郎が…この気の弱そうな男がァ?
      しかし、何だ!?あの返り血? ウゥ〜、ナニ?コノ、イヤ〜ナ、ヨカン …。

    そして私の映画鑑賞史に残る ラスト へ向かって永遠に続く時が流れ出した… グフゥ〜。

    ──箱を持つ配達員の手の重さが伝わり
      『バートン・フィンク('91)』で Fink が Charlie から渡された箱が フラシュ・バック!
    座席から奈落へ堕とされ箱の闇の中に折畳まれた彼方には煉獄の炎──

    Mills,John,Somerset へ意識を次々と強制移入させられ ヘリコプター 上の捜査員にまで意識が跳ぶと…
    イ、イキ ガ デキナイ!…
    Mills へ

      汝の為すべきことをなせ。(ヨハネ による福音書13章27節)

    を振り絞り出すのがやっとだったっけ。​_​ ​_​)​。​o​O

    Somerset の「​世​界​は​素​晴​ら​し​い​、​戦​う​価​値​が​あ​る​──。」を背に矮小な自分と己の影を見下ろし只々佇むしか無かった。
    ・・・

    その後『七​つ​の​大​罪』で「第八の​大​罪」を突きつけられた時、私の持つ「八つ​の業」を思い知らされ…
    尊敬する巨匠 ミヒャエル・ハネケ の『フ​ァ​ニ​ー​ゲ​ー​ム('97)』(「卵をいただけますか?」の一言に『エンゼル・ハート』が過ぎった)でも再び思い知らされたっけ。ε​=​ε​=​ε​=​(​;​-​_​-​)​/

    2008年3月 ローマ法王庁は「新7つの大罪」
     遺伝子改造・人体実験・環境汚染・社会的不公正・貧困・過度な裕福さ・麻薬中毒
    を発表したそうだが…。0o。(ー。ー)y―~~

  • 原題:SEVEN/SE7EN (1995年) ※日本公開1996年
    収録時間:127分

    GLUTTONY(暴食)
    GREED(強欲)
    SLOTH(怠惰)
    LUST(肉欲)
    PRIDE(高慢)
    ENVY(嫉妬)
    WRATH(憤怒)

    結構評価が良かったのでプライムにあったし観てみた。
    評価が良くても何じゃこりゃって事はよくあるけど、これはなるほど面白い。
    時代設定のせいもあると思うが、古さを感じない。
    大した派手さはないのに、緊迫した雰囲気や緊張感が適度にあるし、モーガンフリーマンって名前はよく聞くし有名な俳優さんて事は解るけど、ちゃんと作品を観たことがなく顔もよく知らなかったので終わってから知った。
    けど、この人の存在感が凄かった。
    ブラピの奥さん役は何処かで見たなぁと思ったら「愛しのローズマリー」の人か。
    犯人が車の中で動機について語るシーン、殺人はどんな理由があるにせよダメなのに「あ〜なるほどね、それなら仕方ないk…」と思わず納得しそうになるような、尤もらしい理由を述べるのである。
    殺人はどんな理由があるにせよダメ!というのを前提に言わせて貰えれば、無差別じゃなくこの犯人なりに根拠や動機があっての事なので、普通のクライム映画に出てくるような犯人程の嫌悪感がない。
    箱の中の「贈り物」の見当はついたものの、最後の大罪は、わざと生かしておいたことと、「感情で動く」デイヴィッドだからこそ成立したんだろう。
    そう思うと最後の最後まで計算し尽くされた犯行なわけで、バッドエンドなのに思わず「ブラボー!」と声をあげたくなるような、一体どっちの立場なんだ的な不思議な状態になる映画だった。

    “キリスト教の“七つの大罪”になぞらえた奇怪な連続殺人事件を追う二人の刑事を描いたサイコ・サスペンスで、アメリカ・日本ともに大ヒットを記録した。凝りに凝ったオープニングが象徴するように、デヴィッド・フィンチャーのスタイリッシュな画造りと、ブラッド・ピット&モーガン・フリーマンの渋い演技が光る一編。”

  • 大食・強欲・怠惰・肉欲・高慢・嫉妬・憤怒。人間の中に潜む7つの大罪。
    それを罪とも思わずに生きている世の中に対して、後悔を強いることで、7つの大罪に気付かせようとする。後悔の場面に設定されたのが極限状態である死。それはあくまで手段として選ばれた。一見異常者に見えるジョン。一般人に見えるミルズ。しかし、結局は2人とも手段として死を設定する。
    罪は悪というわけではないが、罪に目をつぶり、気付かぬふりをして、ろくでもない世の中になっていく。目を向けることが必要。

  • 1995年9月公開。

    無神論者ではないけれど一神教的な感覚は全く持ち合わせていない私ですが、家人に「一般教養である」と強く推されて鑑賞。ああ面白かった。

    事件の背後に七つの大罪が絡んでいると気付いた老刑事(モーガン・フリーマン)が、新入り刑事(ブラッド・ピット)に「『神曲』と『カンタベリー物語』を読んでおくこと」とアドバイス。
    『神曲』は何回か読んだけど『カンタベリー』未読だったので、次の日速攻本屋行ったわ。

    『荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論』にも取り上げられている作品なので、そちらを読むのも楽しみ。

    仏教だったら10人死んでる。

  • H30.01.08 観了。

    ずっと気になっていたタイトル。
    もうかれこれ10年以上気になっていたものの、Gyaoで無料で観れたのでやっとこさ。

    極力、グロシーンを見せないように撮っているんだけど、グロさを感じさせるのは才能だと思う。

    冷静沈着サンセット刑事に、感情で生きるミルズ刑事を最後まで対照的に描いていた。

    有名作だから、もっとスッキリするのかと思っていたが、まさかの展開だった。

  •  七つの罪に準えた見立て連続殺人。衝撃の七番目の標的(ターゲット)は――。
     狂信的な連続殺人犯が引き起こす悪夢の連続殺人事件を描いた映画。
     とても面白かった。見立て殺人には『ゾディアック』や『悪魔の手毬唄』、『そして誰もいなくなった』、『ABC殺人事件』、『名探偵コナン 十四番目の標的』、『うみねこのなく頃に』などがあるが、七つの大罪に焦点を置いたのが面白い。更にそれを上手く伏線している。正直、最後の「憤怒」が刑事になるのは読めたが、それまでの持って行き方が巧みで面白い。特に宗教や文学に通じた犯人像は、異様かつ不気味なものを思わせる。知能犯の恐怖だ。
     また二人の刑事のキャラクターも良い。すっかり擦り切れてしまった老いた刑事と、若くて血気盛んな刑事。冷静と熱血。『相棒』を例に取るまでもなく、相棒(バディ)の理想像だ。その二人が協力して犯人に迫っていく様が良い。
     だが一番衝撃的で面白いのはラストだ。犯人は己を「嫉妬」の罪に準え、刑事であるデイヴィットに「憤怒」の罪を準える。デイヴィットが復讐のために犯人を殺せば、「嫉妬」の罪は完了し、生き残ったデイヴィット自身も「憤怒」の罪を背負って生きねばならない。命懸けの見立て殺人。『そして誰もいなくなった』に代表的な、自身さえ取り込んだ壮大な見立て連続殺人事件である。
     撃てば犯人の思う壺となり、「完全犯罪」に自ら加担してしまうことになる。だが撃たなければ、亡き妻の復讐を遂げることはできない。畜生同然の犯人であっても、殺して良いのか悪いのか。また、その殺人は復讐と呼んで良いのか。犯人の意のままの殺人を、復讐と果たして呼べるのか――。
     そのような複雑なテーマを孕んだ作品だった。

    キャラクター:☆☆☆☆☆
    ストーリー :☆☆☆☆☆
    世界観   :☆☆☆☆☆
    テーマ   :☆☆☆☆☆
    映像    :☆☆☆☆☆
    台詞    :☆☆☆

  • 何度観ても、
    背後に誰かいるようなぞくりとする怖さが終始纏わりつき、
    軽く動悸が続く感覚がある。
    その恐怖と、絶望感が半端ない。

    暗い緑色がのっぺりと張り付くような、
    フィンチャーの映し出す絵が好き。

  • デヴィッド・フィンチャーは『エイリアン3』を劇場で観て、
    この『セブン』は高校生の時なので、もうだいぶ前の映画ですね。
    VHS時代に友達に薦められてレンタルして観たような。
    観てない人の方が少ないと思います。
    その頃は『エイリアン3』と監督が一緒だなんて想像もつかなかった。

    当時はこれすっごい面白くて、衝撃的でした。
    いまだに鮮烈に印象が残ってます。特にラストシーン。
    ブラッド・ピットは他のアイドル俳優とは一線を画す存在だなあってのは
    やっぱり『セブン』の印象が強いから。

    そんなわけで久し振りに観て、★5つつける気満々だったのだけど、
    今観るとなんだか物足りない・・・。2回目だからでしょうか。
    初見ならもっと楽しめたというのと、
    『セブン』以降の作品がいっぱい出てきてるからかも。
    ジャンルは違うけど、『ダークナイト』しかり。

    『セブン』は映像がとにかく素晴らしかったです。
    あの陰鬱かつリアルな感じ、そしてラストの明るい光。
    これも昔観た時はもっと鮮烈な感じだったんですけどね・・・。

    「世の中クソだ」って話で、希望があったりなかったりする話ですけど
    脚本がものすごく良く出来すぎてるから、逆に新鮮味ないのかも。

    キャストは全員本当に素晴らしいです。
    モーガン・フリーマンもリー・アーメイも良いし、
    若いときのグウィネスはとても良い。
    そしてケビン・スペイシーのむき卵みたいな、
    ぬめっとした気持ち悪さが最高でした。
    この人ものちの役柄でそんなのが多かったような。
    ジョン・ドゥってジョン・スミスっぽいなーと思ってたら
    だいたい一緒な感じなんですね。

    エンディング曲は聴けば一発でわかるボウイの声。
    そしてこの曲はイーノがプロデュースしてたんですね、知らなかった!

    • GMNTさん
      kwosaさん、おひさしぶりです。お元気でしたか?
      いつもコメントありがとうございます!

      そうなんですよね、『セブン』は昔の印象が強烈すぎ...
      kwosaさん、おひさしぶりです。お元気でしたか?
      いつもコメントありがとうございます!

      そうなんですよね、『セブン』は昔の印象が強烈すぎたんですけど、
      今観るとこういう映像のタッチのものっていっぱいありますよねえ。
      残銀処理って最近知ったんですけど、
      最近観たものだと『キル・ビル』のUS版血しぶきシーンとかコーエン兄弟の『バーバー』とか・・・
      どれも映像が印象的ですけど、メジャーなもので復権させたのの先がけだったみたいですね。
      (あとJPジュネ監督作品)
      それと、メディアが変わるたんびにフィンチャーが毎回映像をいじってるらしいんですよ。
      だからもしかすると、映像自体が違ったのかも。

      三池監督作品はちゃんと観たいんですけど、仕事量が多すぎなのと、
      たぶん当たり外れが激しいんじゃないですかね。
      仕事選ばなさすぎな気が(笑)。

      この映画のタイトルシークェンスって、kwosaさんもお好きな『スパイダーマン』OPも手がけた
      カイル・クーパーなんですね。最近観た『ランゴ』もカッコよかったですけど、
      どうりで~!と思いました。

      ケヴィン・スペイシーだと、kwosaさんが書かれてるもの以外で印象的だったのは『交渉人』と、
      あとたまたま観た『ペイ・フォワード』ですかねえ。
      最近あんまり観ない気がしますけど、とにかく昔はよく出てましたよね。
      『ユージュアル・サスペクツ』は数年前に観たんですけど、
      最近観ると逆に「出オチ」でした(笑)。
      『アメリカン・ビューティー』は面白かったのでぜひ観て欲しいです。

      >弟さんの件
      爆笑して全俺も泣きました(笑)。
      2013/09/03
    • kwosaさん
      GMNTさん!

      そうそう、三池監督の『逆転裁判』も残銀処理って言ってました。
      そして前半は『セブン』みたいに、ずっと雨が降っているんですよ...
      GMNTさん!

      そうそう、三池監督の『逆転裁判』も残銀処理って言ってました。
      そして前半は『セブン』みたいに、ずっと雨が降っているんですよねぇ。

      『セブン』OP、そうなんです。
      カイル・クーパーなんです。かっこいいですよね。
      珍しいところではプレイステーション2のゲーム『メタルギアソリッド3』のOPも手がけていて、それもいいんですよ。
      まあ、まんま『007』と言われればそれまでなんですけど。
      たぶんYoutubeでも観られると思います。

      そして『ユージュアル・サスペクツ』→「出オチ」(笑)
      たしかに。
      それこそ「ユージュアル・サスペクツ以降」が山ほど出ましたしね。
      公開時も「もしや」とは思っていましたが、それでもどきどきしながら観ていました。
      ケビンをはじめ、ベニチオ・デル・トロとか当時は知らなかったけど、そういう実力のある絶妙なキャスティングがまたよかったのですが、みながビッグになったいま観ると「出オチ」ですよね。
      一昔前の日本のサイコ物で、佐野史郎がキャスティングされた時点(しかも「いい人」の役)でヤバいみたいな。

      先日、ほんとに偶然に弟と『セブン』の話になったのですが、自分でさんざんネタにしていたくせに、件の話はすっかり忘れていました。
      人間、あまりにもつら過ぎる記憶は本能で消去されるようです(笑)
      2013/09/03
    • GMNTさん
      僕、ゲーマーじゃないんですけど(ゲームのハード全然持ってない)
      学生の頃は友達の家で散々ゲームしてまして、
      MGS直撃世代なんです。
      で、実...
      僕、ゲーマーじゃないんですけど(ゲームのハード全然持ってない)
      学生の頃は友達の家で散々ゲームしてまして、
      MGS直撃世代なんです。
      で、実際にやったのは2までなんですが
      やっぱり小島秀夫・・・で、ジョン・カーペンターも知って。
      3のOPも観たことあると思うんですが、もう忘れてますね~。ちょっとつべで観てみますね。

      『ユージュアル・サスペクツ』ってトロ様出てましたっけ?もうオチしか覚えていない・・・。

      あぁ、佐野史郎!まさに言い得て妙ですね。
      ていうかそれ『誰にも言えない』の最後らへんじゃないすか!!(笑)

      >弟さん
      つら過ぎたんですかね・・・。
      こないだ学生の時の友達と話してたら、僕は彼と一緒に観たビデオとかゲームとか
      詳細に覚えてるんですけど、彼の方は全然覚えてなかったです(笑)。
      まあでも、彼も凹んでた時期だったしなー、やっぱ関係あるんですかねーそれ(なぜかシリアスな話にw)
      2013/09/04
  •  キリスト教の七つの大罪になぞらえて起こる連続殺人のはなし。どれも嫌な殺され方だけど、僕は「暴食」が一番怖いなあ。
     英語タイトルが「SE7EN」なんだから、日本語タイトルも「七ブン」にしたら良かったのに。

  • 犯人以外は最高。
    もっとも犯人のどうしようもないところも含め作品として良かったのだけど、最後を思うとどうしてもいたたまれない気持ちになる。

    画面的にも引き込まれる良い映画。

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